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「思い通りにいかない…」そんな自分を変えたいあなたへ。脳のプログラムを書き換える4つの技術  はてなブックマーク - 「思い通りにいかない…」そんな自分を変えたいあなたへ。脳のプログラムを書き換える4つの技術

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あなたが「完全に自分を思い通りにコントロールできている」というなら必要ありませんが、そうでないなら知っておいて損はないスキルがあります。

この本では、NLPを使って脳のパターンを変える方法をご紹介します。
NLPは、1970年代にアメリカではじまり、今は、世界中に広がっています。世界中の人が、「思い通りにいかない自分」を変えてきた実績のある方法です。
(中略)
自分を自分で思い通りにすることができるようになると、自分への信頼が高まります。
自分を認め、自分を信じ、自分を肯定しやすくなります。未来が明るくなります。


2013/5/16発売の本『「思い通りにいかない自分」を変える技術 』は、NLPの手法を用いて「思い通りにいかない自分」を変える方法を教えてくれる本。


今日は本書をヒントに、以下の4つの問題を解決しましょう。
  1. 集中できない
  2. ダラダラと仕事をしてしまう
  3. 優柔不断で決められない
  4. 思い切って行動することができない

詳しく紹介します。





1. 集中できない

以前、テレビで手術前に子供の写真を見るというお医者さんが紹介されていました。子供の写真が、手術に集中するスイッチになっているのでしょう。

スイッチは、同じ体験を繰り返すことでつくられます。自然にできるものも多いですが、意図的につくることもできます。NLPでは「アンカリング」といいます。
(中略)
スイッチは、たとえば手首を握るというような独特のものにする必要があります。
(中略)
スイッチをつくるには、まず、集中しているときのことをありありと思い浮かべてその状態に入ります。そして、集中してきたら、手首を握るなどのしぐさをします。これを何度か繰り返すとそのしぐさが集中スイッチになります。

P.034
すぐ思い出すのは、大リーグのイチロー選手ですね。

バッターボックスに立つと、いつも同じしぐさをします。

それが「集中のスイッチ」になっているわけです。

単なる「ゲン担ぎ」ではありません。


アンカリングは、集中するため以外にも使えます。

元気になるスイッチ、冷静になるスイッチ、自分に必要な物をつくっておきましょう。


2. ダラダラと仕事をしてしまう

これを防ぐには、「目標」が大事。しかしそれにもコツがあります。

私たちの脳は、「〜をやらない」というような否定文で立てられた目標を実現するのは苦手なのです。
たとえば、次の文章を読んでみてください。
「青い海のことをイメージしないでください」
この文章を読むと、青い海のことをイメージしてしまったのではないかと思います。
(中略)
「ダラダラするのをやめたい」というと、ダラダラすることを思い浮かべてしまいます。
それでは、うまくいきません。
(中略)
目標を立てるときは、「〜をやらない」というように否定文で表現するのではなく、「〜をやる」というように肯定文で表現するのが大切です。

P.041
以下の本のタイトルはまさにこれ。

実はできてない!あなた自身の思考を操る6つのポイント 〜本『青い象のことだけは考えないで! 』


「ダラダラ仕事をしてしまう」の解決法は、目標を作ること。

そしてその目標は「肯定文」にすること。これが大切というわけです。


「ダラダラと仕事をしない」ではなく、「集中して仕事する」。

「仕事中にネットをない」ではなく、「仕事中は仕事の書類だけを見る」。

脳は否定形を認識できず、そのままそれを受け入れて意識してしまいます。気をつけましょう。

「間食しない!」と思ってる人は、間食のことばかり考えているのです(笑)。


3. 優柔不断で決められない

2人の子供がいて、1人には「歌が上手だね」と褒めるとします。この子どもは、歌が好きになって、本当に歌が上手になるでしょう。
もう1人には「歌が下手だね」といいます。この子供は、歌が嫌いになって、本当に歌が下手になるでしょう。
人は、事実であるかどうかにかかわらず、「自分はこういう人間だ」と信じると、その通りになります。

P.102
親や周りからよく「おまえは優柔不断だ」と言われてきた人や、なにかが決められないたびに「自分は優柔不断だ」と思っている人は、注意が必要です。

そうだと信じることで、そうなってしまうのです。


そこで、脳の勘違いを利用して、脳の過去の出来事を書き換えます

たとえば、みずみずしいレモンを思い浮かべてみてください。レモンをひときれ口のなかに入れ、レモンの果汁が舌先に広がってくるーー。
想像するだけで、実際に、唾液が出てきます。私達の脳は、想像上の体験も、実際の体験と同じ神経回路を使って処理するのです。
(中略)
自分の前が未来、自分の後ろが過去であるような線をイメージしてみてください。
このような線のことをNLPでは「タイムライン」といいます。
(中略)
タイムラインを思い浮かべたら、実際に、一歩一歩、後ろの方へ歩いてみます。そして、幼いころまで戻ったら、そこで、信頼している誰かが「決断力があるね」などといってくれているところを思い浮かべてみてください。
幼いころは、そういった言葉を、そのまま受け入れることができるものです。その言葉を聞いて、自分には決断力がある、ということを十分信じることができたら、今度は一歩一歩前へ進んでいきます。
(中略)
現在まで戻ってくると、決断力がある自分を感じることができるでしょう。

P.104
バカバカしいと思う方もいるかもしれませんが、実際に利用されている方法です。

「優柔不断」以外でも、このように思い込みがそうさせていることは多くあります。

自分以外でも、子どもや部下・後輩などの指導には気をつけたいものですね。


4. 思い切って行動することができない

みずみずしレモンを想像すると唾液が出てくるように、脳は、想像上の体験であっても現実の体験と勘違いします(P103)。
想像上であっても、脳にとって体験は体験。2回めなら不安がやわらぐのであれば、想像上で1回体験しておけばいいのです。

P.167
これは無意識にそうしている人も多いのではないでしょうか。

イメージ・トレーニングをもっと意識して行えば、「脳の経験値」が上がるのです。


まとめ

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本『「思い通りにいかない自分」を変える技術 』は仕事にかぎらず、自分自身のプログラムを書き換えるのに役立つ本です。

先日紹介した本『ハーバード流 自分の限界を超える思考法 』には、私たちは自分の過去を元につくった「シナリオ」通りに生きてしまうが、そこからはみ出したっていい、とあります。

ここで差がつく!自分の限界を超えるための5つの手引き


現状の自分のシナリオに満足できないなら、本書でNLPの手法をカンタンに学び、実践してみると良いでしょう。

自分の人生のシナリオ、自分の脳のプログラムは、自由に書き換えられるのです。




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