できる人より愛される人のほうが仕事も人生もうまくいく

いますよね、こういう人(笑)。あなたの周りにもいないでしょうか。さくさく仕事をこなすというわけではないのに、むしろ失敗していることも多いようなのに、なぜか結果的にうまくいっている人。それなのに、人にねたまれたり、うとまれたりしないタイプ。むしろ、「憎めないヤツ」として、やばい!という場面ではきっと助け舟が出されるような人。
P.008
実際、できる人より愛される人のほうが仕事も人生もうまくいくというのはあるのではないでしょうか。
逆に、仕事はできるのに嫌われている人もいるように感じます。
では、愛される人になるにはどうしたら良いのでしょうか。
今日は、2013/4/26発売の本『できる人より「愛」される人のほうが仕事も人生もうまくいくんだ。~愛されキャラが持っている10の力~ 』から、愛されキャラの5つの力を紹介します。
1. 【オシャレ力】
その人の経験や考え方がファッションに「こだわり」としてあらわれる、ということですね。ここでいうオシャレとは、本質的な部分です。このオシャレさには面倒なことに、知識と、経験と、人と話してきた量、どれだけ歩いてきたかなどが関係してきます。どういうことかというと、オシャレとは、その人の感性や生き方に触れたものを身につけることが土台にあるからです。
(中略)
今の自分を表す姿がファッションであり、オシャレなのです。P.061
私は全然オシャレではないのですが(苦笑)、ファッションに興味があります。
先日カフェの店員さんから「今日のそのシャツ、可愛いですね」と言ってもらえました。
嬉し恥ずかし、ですが(笑)、実際には私がファッションセンスがある・オシャレということではなく、「こだわりがある」と感じてもらえたのだと理解しています。
何のこだわりもなさそうなファッションには、お世辞を言うにも言いようがありませんから(笑)。
たかが服装くらいで話しかけてもらえるのは得です。オシャレな人というのは、それぞれのアイテムをしっかりと選び、手に入れ、そしてそれを組み合わせています。一つひとつへ、愛情を捧げているのです。
(中略)
オシャレをする人、本質的なオシャレをしている人は、周りの人を引きつけます。それにより、会話が増え、そして注目されることで、見られることを意識した、広がりのある人になります。そういう人は愛される素質のある人、愛されキャラなのです。P.066
20代の頃、オシャレしているつもりだったのに友人から「コウスケのファッションてさ、『無難』て感じだよね〜」と言われショックを受けました(笑)。
以来、少しは冒険するようになり、自分らしさ・こだわりが出せるようになってきたかもしれません。
実は同時に、ファッション以外にもこのような「考え方」の変化があったような気がしています。
2. 【笑顔力】
あなたが好感を持っている人の顔をいま、想像してみてください。笑顔というのはまさに生きるための方法で、赤ちゃんが何も認識していないうちから笑顔が上手なのは、愛されるセンスを備えているからです。
笑顔が素敵な人というのは、ずるいのです。笑ってごまかすなといいたくなるほど、ほとんどのことは、笑顔でなんとなくごまかされてしまうのですから。「笑う門には福来る」ということわざもありますが、笑っていると、そのエネルギーに人は吸い寄せられてしまうのです。P.068
どんな表情をしていますか?
私が「あの人好きだなぁ」という人の顔を想像すると、みんな笑顔です。
その人=笑顔、という印象なのです。
「笑顔」は相手に好かれる効果があるだけでなく、他人の心を気持ちよくする、また本人の心にも良い影響があることが明らかになっています。
3. 【気配り力】
居酒屋でドリンクを飲み干したところですぐメニューをとってくれる友人。気を配れる人は、常に相手が何を行なっているか、何をしてほしいか、どうしたら相手が幸せなのか、喜んでくれるのだろうかということを考えています。
P.076
仕事で困っているときにいつもタイミングよく声をかけてくれた元上司。
ちょっとした気配りは、サプライズになりますよね。
小さなことでも、積み重なるとその人のファンになってしまいます。
4. 【バランス力】
あいまい(グレー)が良いということではありません。バランスというのは、白でも黒でもないということで、今、どこがいい感じなのかというものを、探ることができる能力です。中庸などと表現されることもありますが、私はこの能力は、今後の日本や世界の中で生きるためにとても重要なことだと思いますし、また、愛される人達には、欠かせない能力だと思います。
P.105
物事について1点しか見ないのではなく、視野が広いということだと思います。
うまく生きる・好かれるには、このバランス感覚が大事です。
しかし、目立とう・インパクトを作ろうと思ったら、極端さも時に必要のようです。
以下の記事の最後にこのことを書きました。
5. 【感謝力】
私が以前お世話になった某大企業のエグゼクティブの方は、部下に対して頻繁に「ありがとう」と言っていました。感謝の気持ちを持てること、また感謝の気持ちを表現できることは、一つの才能です。(中略)
愛される人というのは、この感謝力が高いのです。小さなことでも他人が自分のために動いてくれたり、何かしてくれれば感謝の気持ちを持てるのです。
そして、きちんとお礼をします。
(中略)
愛され人達は毎日のように「ありがとうございます」を連呼しています。P.112
最近読んで本当に素晴らしかった本『仏の心で鬼になれ。:「上司道」を極める20の言葉』には、「上司は部下に食わせてもらっているのだから感謝すべきだ」と書かれています。
また宅配寿司チェーンの「銀のさら」江見社長の本にはこうあります。
人間の価値や尊厳に上も下もありません。(中略)
会社では課長だとか部長だとか立場に違いがあるのは確かですが、これは組織をつくってビジネスを進めていく上での機能でしかありません。(中略)
それなのに、です。「おまえはバカか!」とか、「こんなこともできないのか!」と、メンバーをなじり、バカにするのは人間のあり方として基本的に間違っています。
いずれも「できる人」ではありますが、感謝力→仕事力、という部分もありそうです。
あなたは、部下や後輩、お店の店員さん、家族などにも「ありがとう」を言っていますか?
まとめ

本『できる人より「愛」される人のほうが仕事も人生もうまくいくんだ。~愛されキャラが持っている10の力~ 』には、ここではあげなかったものも含めて、愛されキャラの10の力について書かれています。
そういえば先日紹介した「ロンドンハーツ」「アメトーーク!」プロデューサーの本に、お笑い芸人の千原ジュニアさんや有吉さんには一見怖そうな印象もあるが実は「可愛げ」があり、それで人に好かれるのだと書かれていました。
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今日のひとこと
ボーダーのロンTにジーンズ姿の男女がスタバでコーヒー待ち。「ペアルックかよ!」と思ったら、コーヒーを受け取るとそれぞれ別の彼氏・彼女の元へ。「ペアルックじゃないのかよ!」
— コウスケ@Ko's Styleさん (@kosstyle) 2013年5月18日
- [2013/05/22 06:00]
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