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元気があれば何でもできる!アントニオ猪木流「燃える」成功法則  はてなブックマーク - 元気があれば何でもできる!アントニオ猪木流「燃える」成功法則

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タバスコを日本に初めて持ち込み、日本に定着させたのはアントニオ猪木さん

ビジネスのほか、政治などプロレス以外でも実績を残したことは、単なる気合と筋肉だけで結果を出したのではないという証明。

私たちも学ぶことがあると考えられます。


「最近ちょっとたるんでるかも」というあなたは、2013/4/23発売の本『元気があれば何でもできる アントニオ猪木流「燃える」成功法則58』を読めば、心にビンタを食らったような刺激があるかもしれません。

自分との行動の差を見せつけられます。


今日は本書から、アントニオ猪木流の「燃える」成功法則を5つ紹介します。




1. キーパーソンを狙う

アントニオ猪木は「外交」「平和」「環境問題」といったテーマを訴えて、政治家になった。
(中略)
例えば、キューバのカストロに会いに行く。(中略)
いうまでもなく、当時のカストロは、世界のキーパーソンであったのは間違いないことだ。
あるいは、キム・ジョンイルとも亡くなる直前に会う予定だった。
また、フセインにも会おうと努力した。これは会えなかったが、人質開放という、外務省ではできないことも行動力で成し遂げた。
そう、アントニオ猪木は世界のキーパーソンと会うことをしてきた。

P.17
プロレスでは強くても、政治の世界では経験も浅い。

世界のキーパーソンにコンタクトするとなると普通は萎縮してしまいそうですが、そんなものはお構いなしに目的のために行動するエネルギーを感じますね。

結局なにかを動かすには、キーパーソンを動かす必要があります。

そこへ直接訴えるのが一番早いというわけですね。


家電量販店で値切るなら、メーカーからの出向者や若い社員よりも、決定権を持つ人を狙うほうが良いでしょう。

仕事でプレゼンするときは、その場にいない相手の上司を動かすことも念頭においたほうがうまくいくかもしれません。


2. 人を「驚かせる」心を持つ

「劣等生というのは、それがいつもベースになっているからこそ、伸びていこうとするエネルギーがある」
「いつも世間に対して、何か驚かせてやろうという意識が芽生えてくるのは、小学生時代の劣等意識の裏返しかもしれない」

(『元気があれば、何でもできる』アントニオ猪木著 KKロングセラーズ)

P.35
「人を驚かせよう!」と考えると、モチベーションも高まり、また相手のことを必死に考えるので良い仕事ができますね。

大げさなことをしなくても、ちょっとしたことで良いのです。

たとえば、頼まれたことをするだけでなく、プラスアルファを考えてみるだけでも違います。

仕事のできる人は「One more thing」する


ネット上ではいろいろ批判もされるマクドナルド原田CEOですが、彼もこう言っています。

新メニューのレビュー会議では、「グッドだけど、グレートじゃないね」と返事するケースが多いですね。とにかく新メニューを食べたお客さまに「ワーォ!」と言ってもらわないと。

最近の若い人はまじめで優秀ですが、パワーが感じられません。マーケティングに理論はありますが、その通りには動かない。とにかくお客さまにびっくりしてもらおうという情熱を持たないと商品は売れません。

賛否両論あるにしても、次々と話題になるサービスを展開していますよね。

批判されても、忘れられるよりはマシ、何もしないよりはマシなのではないでしょうか。


猪木さんの場合、その根底に「劣等感」があった、というのは意外です。

やはり勝負の世界にいた人は、「負けん気」が強いのですね。


3. 最低3人の師を持て

アントニオ猪木には、プロレスの師と呼べる人物が3人いる。
(中略)
心技体という観点でいうなら、戦う魂という「心」は、民族的な差別を心の底流に、その怒りを戦いにぶつけた力道山から、アントニオ猪木が継いだ。
関節技を中心にしたプロレスの高度な技は、カール・ゴッチから学んだ。
技のタイミングや鍛えぬかれたプロレスラーの肉体は、ルー・テーズを理想の師として鍛錬した。

P.46
実際に指導してくれる存在でなくても、歴史上の偉人などでも良いと思います。

この人のこの分野を見習おう!という師を決め、まずは徹底的に真似すると良いでしょう。


4. ぶっとんだ発想を肯定する

アントニオ猪木が、レフェリーとして当時健在だったロナルド・レーガン元大統領に頼もうというアイデアを出したことがある。
どう思われるだろうか?
(中略)
あなたが、プレゼンをする時には、猪木のように「じゃあレーガンを呼んでみようか」といえるか?
「それは面白いですね」と人からそんなアイデアが出た時にいえるだろうか?

道を拓く人は、常に肯定的な発想のできる人であり、他人の意見を肯定的に受け入れることのできる人である。

P.134
子供向け(?)のこの本には、良い考えを生み出すには、「まじめに考えない」ことだと書かれています。

あなたも意外と「考える」ができてない!?大人が読むべき子ども向けの本『考える練習をしよう』

初めから「できる・できない」を考えてしまうと、思考の範囲が狭まります。

だいたい、「できる」と思えることなんて、誰でもすぐ思いつく、たいしたことないアイデアなのです。


人を驚かせよう!問題を解決しよう!そう思ったら、いままでと違う発想をするしかありません。

そのためには、ぶっとんだ発想をしたり、他人のそうしたアイデアを肯定的にとらえてみる必要があるのです。


過疎の村を救うために、その地区のお米をローマ法王に食べてもらうことに成功、それを宣伝に利用した公務員の方もいます。すごいですね。

可能性の無視は、最大の悪策 〜本『ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?』


5. とにかく行動して道を拓け

アントニオ猪木は、外交、平和、環境といった「票には繋がりにくい」テーマを前面に出して、政治家になった。
この時に、日本全国を行脚して90万人と握手するというケタ外れの行動力を示した。
もともと、体を張ったレスラー、格闘家であるから、行動力というのはすさまじい。
また、6年間の議員生活の中で、政治家として18カ国、60回に及ぶ渡航をして外交活動で「行動」した。
例外はあるが、「口先だけ」の政治家の多い中、イラクの人質開放を成し遂げたのは猪木だ。

P.80
もう20年以上前の話になりますが、アントニオ猪木氏の直訴によってイラクの邦人人質解放という出来事がありました。

恥ずかしながら私はこのことを今回はじめて知りましたが、「そんなことが可能なのか!」というのが正直な感想です。

いろいろ慎重に考えるべきこともあったのでしょうが、圧倒的な行動力で解決してしまったというのがすごい。


できない言い訳を探すために考えている、ということ、ありませんか?


まとめ

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カリスマ性のある人というのは、こうなんだよな、とあらためて考えさせられる本です。

成功法則とありますが、その影には多くの失敗もあったはず。

成功の数(あるいは質?)が失敗を上回っていれば良いと、とにかく考えるより行動する人なのだろうというのがよく分かります。


本書には『自分の「卍固め」を持とう』とあります。

つまり、これなら絶対に勝てる!という分野・スキルを持て、ということです。

しかし猪木さんについて考えると、さまざまな分野で実績を残しています。

本質の部分の考え方・行動を理解していれば、あらゆる分野で勝てる、ということではないでしょうか。


ビンタされたい人の気持ちがちょっと分かった一冊です。


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