しずる村上さんと経営学者に共通する「伝える」ための5つの考え方 〜本『30秒で「思いが伝わる」技術 』  はてなブックマーク - しずる村上さんと経営学者に共通する「伝える」ための5つの考え方 〜本『30秒で「思いが伝わる」技術 』

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ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんは、お笑いコンビ・しずるの池田さんと以前お笑いコンビを組んでいたそうですね。

お笑い芸人がミュージシャン?になるというのは意外ですが、今日はしずる池田さんの相方、村上さんの意外な話。

なんと、経営学者・牧田幸裕さんとの共著『お笑い芸人×経営学者=超実用的! 30秒で「思いが伝わる」技術 』が2013/4/28に発売されました。


今日は本書から、しずる村上さんと経営学者に共通する「伝える」ための5つの考え方を紹介します。





1. 情報収集力より情報加工力が大事

情報の質と量が飛躍的に増えたことで、インターネットで検索すれば、僕たちはたいていの情報を簡単に手に入れられるようになった。
(中略)
情報を持っていることや集めることは、これからのビジネスパーソンにとって、付加価値にはならない。

P.46

何が付加価値になるのか。それは、情報を自分なりの視点で加工・料理する力、言い換えれば世の中を「観察する力」である。他の人とは違う「眼のつけどころ」を持つことである。

P.47
TVを見るとよくクイズ番組があります。

物知りなタレントが知識を競っていますが、その答えのほとんどはネットで検索すれば出てきます。

ただ「知っている」ということの価値は薄いのです。


私は以前、ブログで公開するために最新iPhoneアプリの情報収集に力を入れていましたが、やめました。

たとえばAppbankのように組織的にアプリの情報収集・公開しているところに個人では勝てないからです。

たのしいiPhone! AppBank

それなら、むしろAppbankから情報を得て、自分なりの使い方などを公開したほうが良いのです。


2. 違和感を信じる

僕はネタを生み出すときに、この「変」を感じた違和感をアウトプットすることをまず考えます。ですので、僕にとって「眼のつけどころ」の原型は「違和感」なのです
そして、いざネタにするときに、その違和感をとりあえず信じてとことん掘っていくことを心掛けています。実際、視力検査を掘り下げたときに出てきたネタがあります。先ほども話した黒いおたまみたいなやつ、あれを調べてみると「遮眼子」という名称のものでした。なんなんですか、この名前。僕は飛びついて遮眼子 をネタに取り込みました。そして、このボケは鉄板でウケるようになりました。

P.73
視力検査を青春ドラマのように演じた、このネタですね。



誰でもやったことのある「視力検査」、誰でも持ったことのある遮眼子ですが、「遮眼子」という名前は知らない方が多いのではないでしょうか。

そして、たかが視力検査から、ここまで発想を広げるとは(笑)。


しずる村上さんはこうも言っています。

初めから凄いところに眼をつけたということではなく、誰もが眼にしていて少しでも違和感を覚えたことのある事柄をちょっと追いかけてみた結果、生まれた「眼のつけどころ」です

P.74

以前、違和感に学びがあるということを書きました。

「共感できないこと」に学びがある

それをどんどん深堀りしていくと、自分だけの「眼のつけどころ」になるということですね。


3. オリジナリティは掛け算で生まれる

視力検査と青春ドラマをコラボさせられたのは、その時点で僕ら「しずる」しかいなかったわけです。はなからオリジナリティを追うのではなく、誰もが眼にしたことのある日常と日常を混ぜ合わせることで非日常を作り上げる、ここに「しずる」のオリジナリティが初めて出来上がったのです。

P.76
ありきたりな話では、興味を持ってもらえません。

たとえば、結婚式で「3つの袋」の話なんてもう最悪です(笑)。

そこで、アイデアが必要になってきます。


アイデアは既存のモノの組み合わせ。ゼロから考える必要はありません。

斬新なアイデア・オリジナリティが欲しければ、意外にもまずは既存のものに目を向ける必要があります。

しかし何を組み合わせるかが重要です。

なるべく遠いものを掛け算すると良いでしょう。これみたいに。

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4. 「What」と「How」を両立して初めて「伝わる」

伝えること「What」だけでなく伝え方「How」も意識する

伝わる!

P.100
いくらおもしろい話でも、伝え方がダメだとおもしろくないことがあります。

大学の准教授を勤める牧田さん、お笑い芸人の村上さんの両著者は当然、「伝え方」もかなり意識しているようです。


職場や家庭で「さっき言ったのに!」という説教が聞こえてくることがありますが、「言った」は「伝えた」というだけ。それでは足りません。

「伝える」と「伝わる」は違うのです。

伝わるような伝え方をすること、そして伝わるまで繰り返すことも必要ではないでしょうか。

誰も教えてくれない!できる上司の5つの考え方 ~本『できる上司は「教え方」がうまい』

何を伝えるか、そしてどう伝えるか。どちらも大切です。


5. 「自分に関係あることだ」と思ってもらう工夫をする

僕たちは、自分に関係あることだと認識すると心を開き感受性を高めるが、関係ないことだと思うと心を閉ざし感受性を低くする。

P.154
では、どうすれば「自分に関係あることだ」と思ってもらえるのでしょうか。

相手の興味関心の対象をフックに、自分の伝えたいことを伝える

P.156

たとえば本書著者の一人で経営学者の牧田さんは、「経営学者の本」では「難しい」と思われてしまうと考え、より多くの人に受け入れられそうなお笑い芸人、しずる村上さんと組んで本書を書いたのではないでしょうか。

お笑い芸人、しずる村上さんをフックに、自分の伝えたいことを伝えているわけです。


私たちもたとえば職場でなにか説明するとき、ゲーム好きの人にはゲームに例えて説明するような工夫ができますね。


まとめ

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上記で「3. オリジナリティは掛け算で生まれる」と紹介しました。

本書『お笑い芸人×経営学者=超実用的! 30秒で「思いが伝わる」技術 』もまさに掛け算。

オリジナリティある、これまでにない本となっています。


ここでは紹介しませんでしたが、実際の本書では、「伝える」ためには
  • 観察力
  • 伝達力
  • 心揺力
が必要であるとして、それぞれについてお二人の考え方が書かれています。

人間、一人では生きていけないわけで、「伝える力」というのは誰にでも必要なもの。

本書で自分の「伝え方」について考えてみてはいかがでしょう。


個人的には、「しずる村上さんて、こんなに真面目に考えてたのかぁ」と感心してしまいました。

今後TVで見たら、思わずそういう目で見てしまいそう。

笑えないかも知れません(笑)。


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