名古屋名物カレーうどん戦争!「若鯱家」 VS 「鯱市」 〜全国チェーン店か、味噌煮込みうどん老舗の新店か

名古屋名物に「カレーうどん」があります。
それ自体は全国で食べられていますが、名古屋のものは和風だしがきいてとろみのついたカレーなど、やや独特らしいです。
そのカレーうどんといえば、名古屋から全国展開する「若鯱家(わかしゃちや)」が有名。
いっぽう、最近になって同じく名古屋名物である味噌煮込みうどんの老舗「山本屋本店」が、カレー煮込うどん屋「鯱市(しゃちいち)」を新たに始め、TVなどでも話題に。
ここに、名古屋カレーうどん戦争勃発か!?
さっそく、両者を食べ比べてみました。
長いので、急ぎの方は最後の「まとめ」だけどうぞ。
1. 店舗
(1) 店舗数明らかな差があります。
若鯱家は愛知県内だけで33店舗。イトーヨーカドー、イオンなどショッピングセンターに多く入っているのが特徴。
一方、鯱市は最近名古屋市大須に第一号店をオープンしたばかり。これからですね。
(2) インテリア
▼鯱市はカジュアル。オシャレな雰囲気ですね。

▼若鯱家は和風で落ち着いた雰囲気(店舗による??)。

2. 価格・メニュー
基本のカレーうどんでまず比較。鯱市750円、若鯱家820円と、鯱市のほうが安いのは意外です。
鯱市の母体である山本屋本店はやや高いのですが、鯱市はカジュアルなお店のため安くしていることが分かります。
当然後発なので、若鯱家の価格も意識してのことでしょう。
▼鯱市のメニューはシンプル。これがすべて。基本、カレーうどんオンリー。

▼若鯱家はメニュー多数。カレーうどん以外にも何でもあり。
エビフライや、味噌煮込みうどん、味噌カツのミニ丼など、名古屋を意識したメニューも。
ファミレスみたいな感じですね。




3. 器の違い
▼鯱市は、カレー「煮込み」うどん。味噌煮込み同様、土鍋をつかっています。水のグラスもオシャレでしたよ。


▼若鯱家は普通のどんぶり。

4. 味の違い
さていよいよ実食。▼鯱市。なんとポテトチップス食べ放題のため、待ち時間にイライラしません(笑)。

▼ベジタブルカレー煮込うどんにしてみました。これにご飯を合わせると1150円。

▼山本屋本店と同じうどんを用い、あの「うどんのアルデンテ」を再現。

▼いっぽう若鯱家。カレーうどんセット(1050円)を頼んでみました。
カレーうどん、味噌カツのミニ丼、サラダ、つけものでこの値段。リーズナブル。

▼鯱市と違い、こちらはモチモチ。普通のうどんよりはコシがあります。

まとめ
ざっと、2013/4/26時点での特徴をまとめてみます。鯱市 | 若鯱家 |
味噌煮込みうどんの老舗、 山本屋本店の新形態 | 1987年創業、全国展開店 |
1店、 名古屋市中区大須 | 愛知だけで33店、全国展開 ショッピングセンターに多くあり |
オシャレなカフェのような雰囲気 | 落ち着いた和風なインテリア |
料理提供まで約15分 | 料理提供まで約12分 |
カレー煮込みうどん 750円 | カレーうどん 820円 |
伝統の山本屋本店のうどん、 うどんのアルデンテ | モチモチした食感、 太めでカレーがよく絡む |
待ち時間にポテトチップス食べ放題 | カレーのとろとろ感強め |
メニューがシンプルで迷わない | メニュー豊富、 他の名古屋名物あり。 サラダで口直しできる |
超個人的にまとめてみれば、オシャレで美味しい鯱市、便利でファミリー向けな若鯱家、という感じか。
味は好みがあると思いますが、私は鯱市のほうが好み。
うどんのコシ、濃厚で深い味のスープがたまりません。そして店内や食器がオシャレなのもポイント。
しかし若鯱家も、うどんのモチモチの食感にビックリ。
愛知に住んでいれば「どこにでもある」という印象で、気軽に行くことができ、欲張ってあれこれ食べることもでき、子連れの方も安心な便利さがあります。
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今日のひとこと
ついうっかり流行りにつられて、村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 』を発売日に買ったのに、まだ1ページも読んでません…。- [2013/04/26 12:30]
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