読まれるブログを書くためにあなたがすべき6つのこと

2013/3/22発売したばかりの本『読むだけですぐに売れ出す40の言葉 「お客」と「お金」を呼び込む商売の鉄則 』に、ブログを書くのに重要な考え方がつまっていました!
経営コンサルタントである著者の商売のアドバイスが、そのままブログに活かせるのです。
「売れる」には「客を呼び込む」が必要、それは「ブログに読者を呼び込む」のと同じだと考えることができるわけです。
今日は本書から、読まれるブログを書くためにあなたがすべき6つのことを考えてみました。
1. 言葉を「数字」に置き換える
「手続き簡単」
しかし、この表現だけでは、どのくらいの記入量でどのくらい簡単なのか、まったくイメージすることができない。
では、次の言葉のように表現を直したらどうだろうか?
「手続き簡単!たったの3分」P.077
ビジネス上でも「数字で語る」というのは常識ですが、ブログでも同様。「大きなテーブル」という言葉を「180センチの大きなテーブル」という表現にすることで、お客さんの頭の中で商品の大きさをより具体的にイメージさせることができる。
また「大人気の美顔器です」という言葉よりも「3000個売れた美顔器です」と表現したほうが、たくさん売れている光景が頭の中にイメージできて、人気商品である印象をお客さんに強く与えることができる。
このように、数字は頭の中で言葉を映像化してくれる、大事な表現ツールなのである。P.078
ブログで何か便利なiPhoneアプリを紹介するなら、
- それを使う前と比べて手間数がいくつ減ったか
- 何分短縮できるのか
- いくつメリットがあるのか
そういえば本書のタイトルにも数字が入っていますね。
2. タイトル候補をたくさん作る
私はブログ記事を書いたら必ずタイトルを10個以上作って並べ、1つを選ぶようにしています。「キャッチコピーを作ったけど、売れませんでした」
よく聞く言葉である。
しかし、このような言葉を口にする人のお店に行ってみると、ほとんどのお店でキャッチコピーを制作している数そのものが少ない。
(中略)
キャッチコピー作りに関しては、最初のうちは「質」ではなく「数」にこだわって制作してほしい。感覚としては、10本制作して、1本当てるくらいの気持ちで臨んでもらいたい。P.081
さらに、最初の反応(アクセス数、はてブなど)が悪ければ、すぐにタイトルを変えたりします。
タイトルが悪ければ、記事を読んでもらえません。
しかしただ悩むだけでは時間のムダ。
とにかくたくさん書きだしてみましょう。
3. 「書き出し」で燃え尽きるほど、こだわる
ブログで言えば、タイトルと、最初の一行を「書き出し」と言ってよいでしょう。文章を書く際は、思いっ切り最初の「書き出し」で燃え尽きてほしい。
商品のメリットとあなたの文章力を、すべて書き出しにぶつけるぐらいの気持ちで書かなければ、人を引き付ける文章は書けない。
書き出しは、みなさんが思っている以上に重要である。
なぜならば、書き出しで「面白くない」と思われれば、その時点で読むのを止められてしまうからである。P.108
ここが「勝負」というわけです。
しかし具体的に、どうしたら良いのか。
まずは書き出しで「結論」を書いて、読者に興味を持ってもらい、そのままオチまで誘導するのが、初心者向きの「売れる文章構成」なのである。
P.109
どうしても良い書き出しが思いつかない場合は、こんな手も。
最初の数行について、どうしても良いものを思いつかなければ、書き出しに他人の言葉の引用を使います。
これなら、良いアイデア・表現力をもっていなくても、読者を惹きつけられます。
4. 小学生でもわかる言葉を使う
ブログでやたら難しい言葉を使ったり、分かりにくいメタファー(比ゆ)を使う人がいます。小学生でもわからない言葉は、大人でもわからない言葉の可能性が高く、非常に伝達力の弱い言葉であることは、売り手側は常に意識していなければいけないのである。
P.112
自分の知識や文章力をひけらかして賢さをアピールしたいのかもしれませんが、それではそもそも読んでもらえません。
読み手は書き手の「ドヤ感」を感じて、嫌悪感を抱くかもしれません(笑)。
簡単なことを難しく書くのではなく、難しいことを簡単に分かるように書く。これが大切なのではないでしょうか。
5. ヤフオクで10万円売る
私は以前、ヤフオクでひと月に20万円売ったことがあります。ヤフオクには、さまざまなネットビジネスの基本が詰まっている。
売れる商品と売れない商品の見極め、キャッチコピーの作り込み、価格設定や商品写真の見せ方など、これらの経験を積むのに、ヤフオクは絶好のトレーニング場と言える。
(中略)
ヤフオクはネット販売の勉強にもなり、なおかつお金も稼げる、まさに一石二鳥の初心者向けのビジネスなのである。P.147
あらためて考えてみれば確かに、自然といろいろなことが勉強になっていたな、と気づきました。
ヤフオクで「どうすれば売れるか」と考えることは、ブログをどうすれば見てもらえるか、読んでもらえるか、理解してもらえるか、心を動かせるか、につながります。
これはブログにもかならず役立つでしょう。
6. 「買ってよかった!」ではなくビフォー・アフターを書く
ブログで商品紹介をするとき。「買ってよかった!」「超オススメ!」だけでは、胡散臭いんですよね。
得にそれがアフィリエイトだとなおさら(笑)。
ビフォー・アフターがよく分かるように書くと、読者にメリットが良く伝わります。
たとえば以下の記事では、
ということが分かるように書いています。ビフォー:スピーカーは場所をとる、ケーブルが邪魔
アフター:このスピーカーはコンパクト、ワイヤレスなので音楽を楽しめるようになった!
さらに、ベタ褒めばかりでなく、あえて良くない点も指摘すると、信用されるブログ記事になりますね。
ブロガー同士で著書をべた褒めし合っていたり、同じ商品を多くのブロガーがやたら褒めちぎっているのを見て、うんざりしている人もいるはずです(苦笑)。
まとめ

本『読むだけですぐに売れ出す40の言葉 「お客」と「お金」を呼び込む商売の鉄則 』には、集客・キャッチコピー・チラシ・企画・ネットビジネスなどについて、分かりやすいアドバイスがあります。
あなたのビジネスにおいて、言われてみないと意外と気づいていないことが、ズバっと書かれていますよ。
とはいえ、タイトルに「すぐに売れ出す」とありますが、実際には明日から売上が2倍!なんてことはないでしょう。
しかしサラッと読める分、実践に時間を使えます。
とにかく1つ1つ必要なものを実践すれば、効果はあらわれるのではないでしょうか。
実際私は本書を読み、やってみようと思うアイデアをいくつか思いつきましたよ。
そのうち2つはブログ関連、すでに手を付け始めました。
近々また公開しますね。
あなたもぜひ上記6点を参考に、あなたの目的を満たすブログを書いてみてください。
<あなたはどう思いますか?>
<またこのブログを読みたいですか?>
次はどのレビューを読みますか?




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私も選書に参加してます! / ビジネス書大賞2013 bit.ly/ZFn9uO
— コウスケ@Ko's Styleさん (@kosstyle) 2013年4月10日
- [2013/04/11 20:30]
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