これならすぐできる!知の巨人・梅棹忠夫に近づく5つの考え方 〜本『梅棹忠夫―「知の探検家」の思想と生涯』  はてなブックマーク -  これならすぐできる!知の巨人・梅棹忠夫に近づく5つの考え方 〜本『梅棹忠夫―「知の探検家」の思想と生涯』

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梅棹忠夫といえば、本『知的生産の技術』。

まだ読んでいないかたは、絶対に読んだほうが良いでしょう。

1969年にメモのとり方、カードの利用法など論じており、今でも使える内容であることには衝撃を受けます。


自分の頭で何かを生み出したいという人にとって彼はまさに憧れですが、しかしどうすれば彼のようになれるのでしょうか。

この「知の探検家」の生涯を知ると、そのヒントが見えてきます。

今日は本『梅棹忠夫―「知の探検家」の思想と生涯』から、私たちがすぐに真似できそうな「知の巨人」に近づくための考え方を紹介します。





1. 「発見の手帳」を書く

三高時代、のちの梅棹を考えるうえで、きわめて重要なことを彼は始めている。「発見の手帳」をつけだしたことである。中学時代から梅棹は山行きのとき、メ モをつけていたが、それをもっと徹底させたのである。そのきっかけは、レオナルド・ダ=ヴィンチを主人公にした小説『神々の復活』(メレジュコーフスキー 著)を読んだことであった。その小説によれば、ダ=ヴィンチは、ポケットにいつも手帳をもっていて、なんでもかんでも、やたらにそれに書きこむという。そ こで、梅棹もダ=ヴィンチを真似て「発見の手帳」をつけだす。

P.21
あなたはこうしたことを、していますか?


「書く」メリットはさまざまありますね。

単に「記録のため」というだけでなく、書くことは「考える」キッカケになるし、書いたものを見ることで新しいアイデアが浮かぶ、なんて効果も。


私はモレスキン手帳にあれこれ書くことが多いですよ。

モレスキンを、いつもそばにいてくれる「相棒」にする方法 ~本『モレスキン 人生を入れる61の使い方』


2. 様々な分野の人と定期的に飲みながら議論する

毎週自宅を開放し、「梅棹サロン」を開いていたそうです。

そこには学生や若い研究者を集め、明け方までビールを飲みながらよく議論をしたのだとか。話題は地球から宇宙、自然科学、人文科学、社会科学などの全領域にわたったとか。


こうした取り組みは、後進の育成になるだけでなく、彼自身も若い人・自分と違う世界の人などのアイデアなどを取り込んでいったのでしょう。


飲み会といえば、ストレス発散にただバカ騒ぎするのも良いですが、こうしてうまく活用する人もいますね。


3. 自分の足であるき、自分の目でみて、自分の頭でかんがえる

「情報」がかんたんに手に入る今日、ついその情報を見ただけで「知ってる気」になってしまうことがあります。

しかし、ネットでピラミッドの画像を見るのと、実際に現地へ行くのとでは、得られるものがまったく違うでしょう。

梅棹氏は探検家であったことから、「自分の足であるき、自分の目でみて、自分の頭でかんがえる」を徹底していたようです。

見習いたいものですね。

「あーー知ってる知ってる」はカッコ悪い

我々が「ライフハック」で失ったもの


4.  あくなき好奇心

わたしは「ラテンアメリカの音楽と楽器」という特別展をひらいた。そんなある日、梅棹から展示場を案内して欲しいという要請があった。とはいえ、梅棹は視力を失っていて、目が見えない。それでも梅棹は、展示場に足を運び、目ではなく、耳と手で展示を知ろうとしたのである。展示場を案内していた私は梅棹のあくなき好奇心の一端に触れたような気がしたものだ。
じつはこのとき、わたしは知らなかったが、梅棹は視力を失ってから音楽に挑戦していたのであった。
(中略)
退院して自宅に帰ってから始めたのがピアノの練習であった。しかし、梅棹には楽譜が見えない。

P.201
「好奇心」は何においても重要。

しかし梅棹氏については、常人のそれとはレベルが違いすぎますね。


まずすぐにできることとして、「興味ない」を禁句にするのはどうでしょうか。

あなたには才能がある!自分だけの才能を見つけるための考え方


5. 二番せんじはくそくらえ

梅棹にとって、意味があるのは、ファースト・トレースだけであり、「二番せんじは、くそくらえ、だ」というのである。

P.208
二番せんじというと悪い印象がありますが、実際にはそのほうが効率がよかったりすることもあります。

ただ梅棹氏にとってはそれではダメなのです。

自分が考える・自分が発見することに、意味を感じていたのでしょう。


人の真似ばかりして、こういう気持ちを忘れていませんか?


まとめ

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本書『梅棹忠夫―「知の探検家」の思想と生涯』を読んで興味を持ったのは、単に彼が知的な人間だった、というだけでなく、「知のアジテーター」として素晴らしいリーダーシップを発揮した点。

「知」にも、人とのつながりやコミュニケーション能力が重要だとよく分かりました。

本やネットでどんなに大量の情報をさばいても、梅棹忠夫にはなれないのです。


そういえば、この本にも、「知」と「つながり」の関係が書かれていました。

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本『梅棹忠夫―「知の探検家」の思想と生涯』は、知の巨人・知の探検家である梅棹忠夫の生涯について知ることのできる、興味深い一冊です。

第1章 昆虫少年から探検家へ
第2章 モンゴルの草原にて
第3章 ふたたびフィールドへ
第4章 東南アジアからアフリカへ
第5章 アジテーター
第6章 研究経営者
終章 未知の領域に挑んで



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