あなたのオフィスの机、こんな工夫していますか? 〜本『仕事はできるのに、机がぐちゃぐちゃで困ってるきみへ』

自分の職場のデスク上を確認してください。
以下のものを、左右どちらに置いていますか?
- 電話
- メモ帳
- ペン(ペン立てなど)
あなたが右利きなら、左に電話、右にメモ帳・ペンを置くのが良いでしょう。
右手でメモするなら、右側にメモ帳・ペンを置いておけば無駄がありません。
右手でメモするなら、左手で電話を持ちたいので、左側に電話を置いておくのが自然です。
そうしている人にとっては、あまりに当たり前のことです。
しかしもし、そうでない人は、机周りにあまりに工夫が足りないかもしれません。
今日は、人気著者である美崎栄一郎さんの新刊『仕事はできるのに、机がぐちゃぐちゃで困ってるきみへ 』から、机周りの工夫について考えてみましょう。
1.迷わないよう、選択肢を減らす



たとえば、ペン立てに何本のペンが立っていますか?
すべて、今日使いましたか?
使っていないものが見える場所にあると、無駄な選択肢があって迷います。
目的のものを手に取るのに邪魔なのです。
1日10分はオーバーな気もしますが、1日3分でも、240日×3分=720分、これが無駄になるとなれば、たいへんな時間です。仮に、ひとりが1日10分間何かを探していたとします。年間の出勤日数を240日とすると、2400分=40時間を失っていることになります。(中略)
100人のオフィスでは、じつに4000時間が失われている計算になります。たかが5分、ほんの10分じゃないか、と思わないでほしいのです。P.007
2. やりたい仕事に関連する本を机上に並べる
上司へのアピールが苦手だという方には、とても良いアイデアですね。本にはタイトルが付いています。タイトルには、ひと言でその本の内容を表現している、とても印象的で強いフレーズが使われています。
ならば、実際に自分が興味のある分野、取り組んでみたい仕事を無言のうちに上司や同僚にアピールする看板として使えるはずなのです。P.208
マーケティングの部署へ異動したければ、マーケティングに関する王道本を机上においておく。
それだけで、上司に必死にアピールしなくても、自分の興味分野をわかってもらえそうです。
3. 「三段トレイ」を使わない

著者の美崎さんは、「三段トレイ」の使用をやめたそうです。
その理由は、周りの人が運用法を理解してくれないこと。
自身が「GTD方式」で書類整理しようと、1段目に「今日やること」、2段目は何、と書類整理をしているのに、周りの人はそれを知らないから一番上のトレイにどんどん書類を入れていくというのです(笑)。
確かにそうですね。
私も三段トレイは使いません。
私の理由は、「すべて立てる」にこだわっているからです。
書類を寝かして置く三段トレイは、場所も取るし、下にある書類が埋もれがち。
書類も本もペンも、すべて立てておくとスッキリし、すべてのものにアクセスしやすいのです。
まとめ

実際の本『仕事はできるのに、机がぐちゃぐちゃで困ってるきみへ 』には、
- 机を5つのセクターに分けよ!
- 書類は3つのレーンに分ける
- 偽装テクニック4 お菓子を使ってマーケティング
また、
- 書類を積みすぎて、いまにも倒れそうな『ナダレ』くん
- 人の文具を盗む『コソドロ』くん
個人的には、「Mission6 偽装せよ! 」にある6つのテクニックが好きです(笑)。
本書の内容は、人によっては「あたりまえでしょ」「こんなの、どうでもいいな」と思えるものもあるかもしれません。
しかし、そうしたことができていない人、あるいは必要な人もいるはずです。
できてないといま気づいてしまった方はチャンス。本書を読んで、こっそりデスク周りを改善していきましょう。
そしてなにより本書から一番学ぶべきは、より便利で、より楽しい、よりスマートな仕事環境をつくるために「工夫する姿勢」ではないかと思います。
机周りを工夫するのって、楽しいですよね。
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今日のひとこと
なんだかFirefox+FC2ブログのエディタの挙動がおかしい。リンク付きの文字や画像のコピペがうまくできず…。んんん。
- [2013/02/27 21:00]
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