「数字」が苦手なあなたを黒字リーダーに変える7つの考え方 〜本『リーダーならもっと数字で考えなきゃ!』  はてなブックマーク - 「数字」が苦手なあなたを黒字リーダーに変える7つの考え方 〜本『リーダーならもっと数字で考えなきゃ!』

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「リーダーの評価は『数字』なんや。部下からの人気投票とちゃうで」

リーダーたるもの、厳しいほうがいいのだろうか?
それとも優しいほうがいいのだろうか?
正直、私にはわからない。
ただ1ついえるのは、リーダーは、結果でしか評価されないということだ。

P.4
リーダーは結果でしか評価されない。そして、ビジネスの世界で「結果」とは、「数字」ですね。

本 『リーダーならもっと数字で考えなきゃ! 』を読むと、自分の「数字」の認識の甘さに気づくかもしれません。


今日は本書から、「数字」が苦手なあなたを黒字リーダーに変える7つの考え方を紹介します。




1.
その目標って、メジャラブルか?

"メジャラブル”とは、測定可能かどうかということである。
本書のテーマはPDCAサイクルであるが、この測定可能かどうかということは、PDCAの大前提となる。
なぜなら、測定できないものは目標とどれだけギャップがあるのかわからないので、分析のしようがないし、改善策も出てこない。

P.48
PDCAサイクルというのは、以下を回すことで継続的に業務改善する方法。
  1. Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する
  2. Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う
  3. Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
  4. Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする


数字で目標設定しないと、そもそも目標達成したかどうかも判断しにくいですね。

こんなふうに、目標を数字に変換します。

「スピーディーな接客対応」→「平均接客時間1分以内」
「お客さまに喜んでもらう」→「アンケートでのお客様満足度90%」
「仕事の精度が高い」→「処理ミス率1%以下」

P.49
自分やチームの仕事、目標について、見なおしてみましょう


2.
時間もお金と同じや。
ちゃんと予算を決めとかな、部下が湯水のように使ってまうで。

「時は金なり」という言葉があるにもかかわらず、「時間の予算」を決めているリーダーは意外に少ない。
ひどい場合には、締め切りすら明確にせずに、指示を出しているリーダーもいるようだ。
こんなリーダーの部下は、9時から17時まで会社で過ごすことが仕事なのだと勘違いしてしまう。そして、10分で片づけられる仕事に兵器で2時間かけたりするようになる。これでは仕事の生産性は上がらず、チームの目標も達成されないだろう。

P.57
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」という、「パーキンソンの法則」を理解しておくと良いでしょう。

デンマークの人気雑貨店「TIGER」日本統括マネジャーに学んだこと


3. 
チーム全員にちゃんと選手宣誓させや。

「責任の分散」……私がやらなくても誰かがやってくれるだろう、という意識
「評価懸念」……自分だけが行動したら何でもなかったときに恥をかく、という意識
「多数の無知」……他の人も行動しないのだから必要ないだろう、という意識
(中略)

部下に当事者意識を持って動いてもらうためにはどうすればいいか?
「チーム全員にちゃんと選手宣誓させや」
チームの目標を達成するために、自分はどのように貢献するのかを、チーム全員の前で宣言すれば、当事者となり、逃げられなくなる。また、自分がどのようにチー ムに貢献するかを宣言することにより、周囲のメンバーが、その人の仕事ぶりや成果を評価しやすくなるという効果もあるそうだ。

P.95
チームの目標はもちろん、部下がどのように貢献するかも、「メジャラブル」だと良いですね。


全員が当事者意識を持ったチームは強いでしょう。

この本には、チーム全員がリーダーシップを持つべき、とあります。

あなたに欠けている?マッキンゼー流「リーダーシップ」の7つの条件 〜本『採用基準』


4.
部下の仕事は、(質x量)÷時間で評価したりや。

仮に、質・量ともに5点の仕事だが、1周間で終わらせるべきものを2週間かけたとすると、その仕事の生産性は(5x5)÷2=12.5となる。それなら、質・量ともに4点でも1周間で終わらせるほうが、(4x4)÷1=16で仕事の生産性は高くなるのだ。
部下を指導するときには、「質」「量」「時間」の3要素を、ぜひ意識させたい。

P.137
内容はまぁ当たり前ではありますが、しかしたとえば遅くまで残業している人について、本人も周りも「よく頑張ってるな」と思ってしまいがち。

「効率」と「効果」を意識したいですね。

そして、こうして数字で説明することも、見習いたいものです。


5.
黒字リーダーはエエことをほめて、アカンことを叱る。
赤字リーダーはエエ人をほめて、アカン人を叱る。

赤字リーダーは、Bさんを次のように叱ってしまうそうだ。
「お前、なんで1件も紹介してもらわれへんねん?仕事、サボってんのとちゃうんか?顧問先も、そんなお前に信頼感内から紹介してくれへんのやろ?Aを見てみい。3件も紹介もらってんねんぞ。さすがやわ〜 お前もAを見習ってちゃんと仕事せえよ」

P.152

黒字リーダーは、Bさんをこんなふうに叱るそうだ。
「お前、なんで15人も社長と面談してるのに、紹介依頼したのが3件やねん?お願いしやすい社長にしか、紹介依頼してないんとちゃうか?Aの紹介依頼数を見てみい。15人の社長と面談して、全員に依頼しているやろ?そこが偉いねん。あのな、まずは 紹介をお願いせんことには何にも始まらへんぞ。お前もAと同じだけ紹介を依頼したら、きっと受注できるはずや。来月はちゃんと紹介依頼しろよ」
このリーダーは、プロセスのどこに問題があるかを考え、Aさんの紹介依頼をほめ、Bさんの紹介依頼を叱っている。このような叱られ方であれば、Bさんも何を改善すればいいのかが明確になり、その後の成果につながりやすくなる。

P.153
「人」ではなく「こと」に注目する。とても大切なことですね。

以前こんな話を紹介しました。

人を責めるな!問題・失敗は「人」ではなく「仕組み」で解決しよう


6. 
いつまでピーピー言うてんねん!

社長が言っている「ピーピー」というのは、PDCAサイクルのP、つまり目標・計画のことである。(中略)
リーダーは、しっかりとした目標・計画を立てなければならない。しかし、いくら100点満点の目標・計画をつくったとしても、実際に行動をしなければ、何の成果も得られない
目標・計画はもちろん重要であるが、実行はその10倍大事なことなのだ。

P.90
ついつい実行を恐れて念入りに計画したり、検討・検証に時間をかけてしまうことがあるかもしれませんが、P(計画)に時間をかけるより、そのあとのD(実行)の結果をC(チェック)するほうが、より良い結果につながりますよね。

試してみる、実験してみる、という気持ちで小さく実行してみると、得られることはとても大きいでしょう。

あなたの中の天才を引き出す!「クリエイティビティ」を爆発させる6つの方法


それにしても、言い回しが面白いですね(笑)。

そして「10倍大事」には恐らく何の根拠もないと思いますが(笑)、数字で言い切っちゃうのが良いですね。


7.
「できない」っちゅうのは、「やりたくない」と同じ意味やろな。

ある会社の社長から、「赤字リーダー」と「黒字リーダー」の違いについて、興味深い話を聞いた。
(中略)
一方は、「すぐに検討します」というタイプ、もう一方は、「すぐに検証します」というタイプだ。文字にすると、たった1文字の違いだが、この2つのタイプは、翌月からの行動が全く異なるという。

P.187
違いが、わかりますか?

たとえば、赤字リーダーはこうです。

社長 「ところで、先月言うてたボイスレコーダーの件、どないやった?」
リーダーA 「検討してみましたが、うちのチームでは難しいと思い、やっておりません」
社長 「『難しい』って、カニが難しいねん?」
リーダーA 「部下と一緒に検討してみたのですが、自分のトークが録音されていると思うと、緊張してうまく営業ができなくなるという意見が大半でしたので……」

P.188

一方、黒字リーダーはこう。

リーダーC 「うちも部下全員に録音させて営業トークをチェックしましたが、赤字社員と黒字社員の違いは解明出来ませんでした。うちのチームでは商品のセールスポイントの説明は徹底させてきましたので、そこに大差はなく、むしろ営業トークというより、営業時の表情とか態度とかに問題があるのかもしれません。当月は、赤字社員の営業に同行してそのあたりを観察してみます」

P.188
「検討」しただけで実行しなかったAさんはおそらく、やりたくないから「やらない言い訳」を探すことになってしまったのでしょう。

一方「検証」したけど効果が出なかったCさんでは、次の行動につながりますね。


まとめ

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先日、とあるお店でこんなことがありました。
値段(数字)が分からず、どうやって買えば(行動)良いのでしょう。

まぁこれは極端な笑い話ではありますが、人を動かすには数字が強力ということを意識すべきでしょう。


以前、後輩がつくったお客様への業務改善提案のプレゼン資料を確認したところ、やはり数字がありませんでした。

「かなり早くなります」では説得力に欠けます。「検証した結果、65分の短縮になります」と言われれば、納得するでしょう。


本 『リーダーならもっと数字で考えなきゃ! 』には、数字に関すること以外も含め、結果を出すリーダーの心得が51も書かれています。

「数字」が苦手、という方は、こっそりこの本を読み、数字嫌いの自分を変えていきましょう。


っと、自戒の意味を込めてこの記事を書きました。





次はどのレビューを読みますか?

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今日のひとこと

25分、5分、25分、5分と繰り返せるタイマーが欲しい。

iPhoneでタイマーを使うとすぐ充電が切れるので…。





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