これは絶対気をつけたい!炎上しない発言のしかた・6つのヒント 〜本『誤解されない話し方、炎上しない答え方 』

芸能人のツイッターやブログ、あるいは政治家の発言が炎上するのがときどき話題になりますが、怖いのは、私たち素人でもそれが起こりうること。
有名人でなくても、なにげなくツイッターやブログに書いたことが大炎上し、仕事を失ったりする人もいます。
今日は、本『誤解されない話し方、炎上しない答え方 』から、炎上しない発言のしかた・6つのヒントを紹介します。
1. ネガティブな話をしない
基本中の基本ですね。自分の意見や信念を話す場合、あるいは、質問に答える場合、ネガティブな言い方や表現をしないことが大切です。
P.161
こちらも参考に。
2. 差別的な発言をしない
この例の事件は、あまりに理解できないものでした。身体や社会的地位に関する差別的な発言は絶対にしないよう、注意を払わなければいけません。差別的発言に対する社会の反発は、非常に厳しくなってきています。
2011年、防衛省の沖縄防衛局長は、辺野古移設への環境評価書の提出時期を明言していないことを、女性を乱暴することにたとえ、「犯す前に『やらせろ』とは言わない」と発言し、直ちにその職務を解任されました。P.162
さすがにこんな発言はしないにしても、私たちは、自分では差別のつもりではなかったのに差別的な表現と受け取られてしまった、ということがないよう、気をつけねばいけませんね。
3. 犯罪を肯定するようなことは言わない
いかなる場合も、これは言わないほうが無難でしょう。『ソーシャルメディア炎上事件簿』には、同じ大学の学生が女性に対する集団暴行容疑で逮捕されたことについて、ツイッターで、「別に悪いこととは思わないね。皆同じようなことをしてんじゃん。(抜粋)」とつぶやいて窮地に陥ったケースが取り上げられています。
P.165
被害者の気持ちがありますからね。
4. 批判は慎重に
批判は難しいものですね。私たちは、何であれ批判するときは、批判の理由をパッケージにして話します。そうでないと批判に説得性がないからです。しかしインタビューや取材などで何かの批判をすると、メディアで報道される際に理由の部分がカットされ、批判部分だけがピックアップされる危険があります。コメントを編集するのはメディアなので発言者はコントロールできないことが多いのです。
P.166
しかし、普通の人と同じことを言っても目立てないので、批判を繰り返している人もいます。
批判は悪いことではなく、むしろ必要なことですが、その説得性と「品」に気をつけたいと考えます。
説得性のない批判は単なる悪口に見えるし、下品な批判は子どものようです。
5. 話し相手を錯覚しない
日本で素人が炎上してしまうのは、この原因が多いかもしれませんね。メディア対応の場合、目の前にいて質問をする記者が話し相手だと錯覚すると、取り返しがつかないことが起こり得ます。同様に、「自分のブログを見に来る人はほとんど決まった人たちである」、あるいは「自分のツイッターのフォロワーは100人程度で、知人や身内ばかり」というような錯覚をもっていると、とん でもないことになります。
P.167
「会社の人は自分をフォローしていないから」と思ってか、自分の会社の悪口をツイッターに書いている人を見かけますが、検索でカンタンに見つかってしまいます。
ロックしていたって、どこからどう漏れるかわかりません。
ネット上では、
- いちばん見られたくない人に見られても良いように書く
- 1,000人の前で大声で言えることを書く
6. 他人に関わるコメントは、根拠と説明を十分に
「最近の若者はダメだ」とか(笑)。ネット炎上の原因のひとつとして「知ったかぶり」のコメントや、他人のことに関する断言的なコメントがあげられます。
P.169
会ったこともないのに、「あの芸能人は◯◯だよね」とか。
言われた側にたったときのことを想像すると、イラッとしますね。
まとめ

これらに気をつければ、炎上することはかなり少ないでしょう。
周りで炎上させる人たちもほめられたものではない気がしますが、それでも原因をなくすことは大切です。
炎上させて目立ちたい人は、上記の逆を実践してしまえばよいわけですが…。
ネット上にかぎらず、日常生活、仕事でも同じことが言えますね。
本『誤解されない話し方、炎上しない答え方 』にはこのほかもっと大事な、誤解されない話し方「逆ピラミッド」について詳しく書かれています。
これはビジネスパーソンなら必ず身につけておいたほうが良いでしょう。
次はどのレビューを読みますか?




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今日のひとこと
たいやきたべたい。- [2013/02/22 12:30]
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