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【恋に・仕事に・子育てに】誰でもできる!相手の潜在意識をコントロールして人を動かす7つの技術 〜本『一瞬で人の心を誘導する技術』  はてなブックマーク - 【恋に・仕事に・子育てに】誰でもできる!相手の潜在意識をコントロールして人を動かす7つの技術 〜本『一瞬で人の心を誘導する技術』

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意中の女性を振り向かせたい。

子どもが言うことを聞かず、困っている。

思い通りにならない部下に手を焼いている。


それは、あなたの話し方が原因かもしれません。


ミルトン話法」をマスターすれば、そのコミュニケーションを改善できます。

「ミルトン・モデル」とは20世紀の偉大な催眠療法家ミルトン・エリクソン博士がセラピー中に話していた言葉づかいを、NLP創始者リチャード・バンドラー博士とジョン・グリンダー博士が解明し、その言葉づかいを「だれにでも使える言葉の公式」として導き出したもの

P.003
そしてそれを、日本語での日常やビジネスの場で使いやすいようまとめられたのが「ミルトン話法」、そして本『一瞬で人の心を誘導する技術 』です。


今日は本書から、誰でもできる、相手の潜在意識をコントロールして相手を動かす7つの方法を紹介します。




1. 「命令」ではなく、「可能」かを質問する

× 「窓を開けてください」(命令)
◯ 「窓を開ける(↓)ことができます(↓)か?(↑)」(可能)

P.72

自分が言われたときのことを考えると、どちらが良いでしょうか?

命令されると構えてしまいそうですが、「できますか?」といわれると、すんなり窓を開けてしまいそうです。開けろと言われていないのに、です(笑)。


これは今すぐ、様々なシーンに応用できますね。

実際には、「強調」と「イントネーション」が大切なのだとか。詳細は本を確認ください。


2. 「〜するとこう感じる」で行動を促す

× 「コーヒーを入れてくれ」
◯ 「コーヒーでも(↓)あると、落ち着くよね」

これは会話の中に、相手にしてほしいことを埋め込んでいます。「〜しなさい!」と命令するではなく、「〜することでこう感じる」と曖昧にしています。しかし実際は相手に「〜させる」ことを促す心理状態にさせます。

P.076
うまく使えると効果的ですね。

他に、こんな例も。

5時まで(↓)に書類を仕上げてくれ(↓)ると、うれしいな」
「あなたが一緒に食事してくれ(↓)ると、なんだかワクワクするよ」

P.076

使い方は、「iメッセージ」に近いかもしれませんね。

「iメッセージ」で語る - ライフハックブログKo's Style


3. 「なぜそれをするのか?」の理由を与えて納得させる

人間の脳は、実に怠け者です。ですから、何かの事柄を処理するときに「なぜそれをするのか?」という理由を一緒に与えてあげることで、疑問を持つことなく納得してしまいます。

P.083

極端なことを言えば、理由は何でもいいのです。

ハーバード大学での実験では、
「すみません、先にコピーを取らせてください」と、
「すみません、コピーが取りたいから、先にコピーを取らせてください」とでは、順番を譲ってくれた人の割合が、後者のほうが格段に増えたとの報告があります。

P.084
理由は何でもいい、というが興味深いですね。

しかし確かに、理由を言われたほうが納得してしまいそうです。

逆を考えてみると、私の場合は理由の説明なく何かを依頼されると、ちょっとイラッとすることがありますから、納得です。


4. 接続詞を挟み、後の文を無意識に受け取りやすくする

「君のプレゼンよかったぞ。それでもって、今日の残業も頑張ってくれ」

「お〜、今日はいい天気だなぁ(↑)。それから、頼んでおいた資料後で持ってきて(↓)くれるか?(↑)」

P.088
接続詞を挟むことで、前後の文章に関係性があると脳が判断するのだとか。


最初の文章は、素直に受け入れられる文章。

それに接続詞を挟み、実際の依頼を入れることで、そちらも受け入れてもらえるというわけです。


5. Yesセットで「Yes」を引き出す

「YESセット」とは、相手が否定出来ない事柄をいくつか積み上げていくことで、その後にくるこちらがしてほしいことに対する抵抗感をなくしていくものです。

P.093

マネージャー「雨止まないな……」
部下「(うなずく)夜はもっとひどくなるらしいですよ」(YES)
マネージャー「そうか。ひどくなる前に早く(↓)帰りたいよな」(埋め込まれた命令)
部下「(うなずく)そうですね。ゲリラ豪雨ハンパないですもんね」(YES)
マネージャー「ところで、先週の営業会議出席しただろ」
部下「(うなずく)はい」(YES)
マネージャー「部長が話していた新規取引先の件、あったよな?」
部下「(うなずく)はい」(YES)
マネージャー「雨がひどくなる前に、資料揃えられる(↓)といいな」(埋め込まれた命令)
部下「(うなずく)わかりました」(YES)

P.138
いきなり依頼するのではなく、YESを先に何度か言ってもらう状況をつくるわけですね。


そういえば先日ガソリンスタンドで、こんなふうに言われました。

店員「カードお返ししますね」
私 「はい」
店員「窓お拭きしてもよろしいですか?」
私 「お願いします」
店員「ついでに無料でエンジンルームの点検しましょうか?」
私 「はい」

ついうっかり「はい」と言ってしまいました(笑)。

私はガソリンスタンドへ行くときに、エンジンルームの点検をしてもらおうなどと全く思っていなかったのに、です。


6. 相手に合わせたメタファーをつかう

相手のフィールドやバックボーン、また趣味に添ったたとえ話をすることが大事です。そうすることで相手も興味を持って受け取りやすく、とても有効なものとなるのです。

P.125
以前、知り合いがメタファーを使って、とあるものを説明していました。

しかしその意味がわからず、「どういうこと?」と聞いてしまいました。


Aを説明するためにBというメタファーを使うはずなのに、私はそのメタファーが理解できず、かえってわかりにくくなってしまっていたのです。

それでは、何のためのメタファーなのか、わからなくなってしまいます。


たとえば、サッカーが好きな人に対してはサッカーに例える、映画が好きな人には映画に例えるなど、相手に合わせることが大切ですね。

先日私は

「自分を磨くために、失敗も経験のうち。いちいち凹まずもっと経験しなさい」

と言いたいところを、相手がゲーム好きのためにこう言いました。

「RPGでもさ、最初は弱い敵を倒すのも苦労するけど、経験値を上げてくうちに強くなって、ちょっと無理めな敵とも戦ってみるよね。レベルアップして、前は倒せなかった敵を倒せるようになる感じが楽しいよね?」

本当に言いたいことを言っていないのがポイント。

伝わっていると良いのですが…(笑)。


7. 名前をさりげなく入れる

要所要所で相手の名前を挟むこと。しつこく入れるとかえって不快にさせるので、そこはさじ加減が必要ですが、「◯◯さんはどう思う?」「そうでしょ?◯◯さん」というように、さりげなく相手の名前を挟んで呼びかけると、相手は勝手に話を聞く体制を整えてくれます。

P.060
名前を呼ぶことは、様々なプラスの効果がありますね。

そして名前を入れるさらに高度な手法があるのですが、それは本を読んでみてください。


そういえばこの方の話し方にも、同じ特徴があります。

これは身につけたい!自ら考え、行動する人を育てるための話し方 〜本『人気教授マイケル・サンデルの話し方とは?』


まとめ

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本『一瞬で人の心を誘導する技術 』にある、具体的な事例を中心に紹介しました。

が、ハッキリ言ってこの記事ではかなり説明不足です。

私が本書から本当に学んだことは、ここには書ききれません。

本書を読み、特に
  • 第2章 「ミルトン話法」で相手を傷つけずに誘導する成功の掟
  • 第3章 相手を自然と誘導する「ミルトン話法」の基本公式18
をもっと深く理解して実践したほうが効果は高いでしょう。

読者限定特典として「ミルトン話法」実践解説映像も見ることができるので、実践に役立ちます。


この記事を読んで興味を持った方はもちろん、否定的な意見を持った方こそ、本書を書店で手にとってみませんか?

私の説明不足が原因かもしれないからです。


もちろん、本書の内容がいくら強力だからといっても、実践しなければ意味がありません。

私は本書にある18の公式をマスターするために、実際に相手を決めて、何と言って使うか、まずはイメージしてみました。

これでどのように使うか理解が深まり、実際に使えそうです。もちろん、応用も効きそう。


人を無理やり自分の思い通りに動かすなどということではありません。コミュニケーションを円滑にする・相手に気持ちよく行動してもらう方法として、とても大切だと思います。

みなさんもぜひ、お試しあれ。





次はどのレビューを読みますか?

相手を動かす会話術 すごい!コツ60なぜあの人からつい「買ってしまう」のか44797936904484111152


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今日のひとこと

最近フライビーンズを食べるのにハマってます(笑)。





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