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『常識にとらわれない100の講義』を受講して考えたこと  はてなブックマーク - 『常識にとらわれない100の講義』を受講して考えたこと

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「常識」って何なのでしょう。

自分は「常識」だと思っていたのに、他人にとってはそうではなかった、なんてことはよくあることです。


そんな「自分の常識」にちょっと刺激を与えてくれるのが、本『常識にとらわれない100の講義 』。

今日は本書を読んで考えたことなど、紹介します。





1. 夢を語るより行動しろ

「夢を語る」ことが格好の良いことだと若者の間でもてはやされるみたいだけど、よく話を聞くと二種類に分かれる。単に将来やりたいことを語っている場合と、既にそのためになにかを実行していたり、少なくとも準備をしている場合だ。
(中略)
大多数の場合は、単なる「するつもり」というだけで具体的な行動をまだ起こしていない。これでは、「言うまえにせめてなにかしたらどうか」という気持ちが強くなって、話を聞く気になれないのである。

P.032
おっしゃることはよくわかります。口だけだと残念な感じがします。

しかし一方で、他人に語ることで自分の行動に勢いがついたり、また助けてくれる人が現れたり、なんてこともありますね。

たとえば名古屋マインドマップ普及会(ナゴマイ)の活動は、飲み会で「こんなことがしたいんだ」と話したところ、友人が乗ってくれたことから始まりました。


それでもやはり、少しでも手をつけてから語ったほうが、自分や人を動かす効果が高い気はしますね。



2. 頭脳は変幻自在

体型が合わなければ服が着られないわけだが、頭は鉢よりも柔軟なので、滅多に「合わない」なんてことはない。どんなものでも着られる。もしできないとしたら、それは「頭が固い」からである。
どんなジャンルでもじっくりと聞いてみると面白い。興味があるかないかは、ある程度情報を受け入れてから判断すれば良いことだ。

P.056
以前テレビで、花まる学習会代表の高濱 正伸氏が、『「合わない」は現代病』とおっしゃっていました。

「合わない」ではなく「合わせる」 - ライフハックブログKo's Style

私たちはもっともっと柔軟に、いろいろな物事を受け入れることができるし、「自分の知らなかった自分」に出会うことができそうです。



3. 付け加えるものではなく、削るものを考える

新しいものを作りたかったら、今あるものに何を加えようか、と考えていては駄目だ。そうではなく、今あるものの何を犠牲にするか、何をやらないでおくか、を考えたほうが良い。「しないこと」が新しさを求める勇気なのである。

P.065
iPhoneはケータイからボタンをなくしたこと、iPadはパソコンからキーボードをなくしたことが斬新でした。

「ない」ことは新しいのです。


しかし、どうしても私たちは「付け加える」ことを考えがち。

たとえば以前、名古屋マインドマップ普及会で「新しい文房具を考える」ワークをしたときも、最初はたくさんのことを盛り込もうとしてしまいました。

【報告】2012/9/2イベント「文房具を楽しもう! 」vol.8


あれこれ盛り込むと、ウリがぼやけてしまいますね。結局なにも伝わりません。

インド人大富豪の成功法則「ジュガール」においても、「シンプルに考える」ことが重要なのだそうですよ。

カルロス・ゴーンも推薦!インド人大富豪の成功法則「ジュガール」の7つの考え方 〜本『大富豪インド人のビリオネア思考』 - ライフハックブログKo's Style



4. 自分にはできないと諦めている人が多い

僕は、子供のときにやりたいと思ったことを、ほとんど覚えていて、今でもやりたいと考えている。
(中略)
世の中は、とにかくいろいろなものを実現しやすい環境になってきている。金銭的に高かったものは安くなっているし、性能的に無理だったことも実現できるようになった。だから、沢山の夢が、今なら叶えられる、という感慨がある。
さらに、自分が成長して可能になることも多い。できなかったものが、できるようになる。

P.105
ふと、この本を思い出しました。

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子どもの頃の夢を実現しようと、ひたすら前向きに生きたことが語られていました。

実際に実現しているのが素晴らしい。

私たちも、以前はできないと諦めてしまったことを、今思い出してみると、意外とハードルが下がっているかもしれません。



5. 馬鹿をたくさん観察できる時代

インターネットのおかげで、沢山の個人の言葉を聞くことができるようになった。素人ほど、自分の心の中をそのまま書いてしまう。
(中略)
僕は、人の馬鹿さ加減を見ることは大切だと思っていて、思わず楽しくなってしまうというか、とにかくありがたい経験だと感謝しても良いくらいなのだ。なにしろ、馬鹿な考えというか、そういう間違いというものは、自分の周辺ではなかなか見られない。
(中略)
ああ、こんなふうに考えてしまうのか、そういうふうに捉えるのか、と馬鹿さ加減に目から鱗が落ちる。

P.186
馬鹿とまでは言いませんが、ネットを見ていて「そんなふうに捉える人もいるのか!」と衝撃をうけることはありますね。

良い印象を持っていた知人に対してですら、フェイスブックなどを見ていて「そんなふうに考えちゃうかぁ」と残念に思うことも。

私がそう感じるのはたいてい「批判やネガティブな発言」です。


ただそういう「自分とは違う考え」は、自分の中にはまったくないもの。それに触れることで自分のワクが広がる気がします。

拒絶する必要はないですし、相手も自分も正しいと考えると良さそうです。



まとめ

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本『常識にとらわれない100の講義 』は、思いつきを一行くらいでメモしていたものを、そのメモに説明を加えて2ページに膨らませたものなのだとか。

なんだかブログのような本です。

読んでみるといろいろ考えさせられます。

1日1つずつ読み、考えてみることをすると、3ヶ月以上楽しめますね(おそらく先を読み進めてしまうと思いますがw)。





次はどのレビューを読みますか?

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