世界で活躍するジャズシンガーから学んだ3つのこと 〜岡崎ジャズストリート2012
先日、岡崎ジャズストリート2012へ行きました。
徳川家康のお膝元、愛知県岡崎市の街中でジャズライブが行われる、毎年とても楽しみにしているイベントです。
国内外からジャズミュージシャンが集まり、喫茶店や図書館、岡崎城の能楽堂、お寺の仏像前、銀行や証券会社などの会議室、歯医者でまで(笑)ジャズのライブが行われるんです。
4ステージあるのであちこちに歩きまわりますから、岡崎市についてよく知ることができたり、途中のお店でなにか買ったりと、地域の活性化につながるわけですね。
このイベントで世界で活躍するミュージシャンの歌を聞き、学んだことがありました。
1. 目を見て話す
ジャズシンガー 深尾多恵子 オフィシャルサイト
(開くと音が出ます)
ニューヨーク在住のジャズ・シンガー、TAEKO (深尾多恵子)さん。
彼女のライブを見て、とてもグッと来ました。
歌が素晴らしいのはもちろんなのですが、歌うときはもちろん、曲の合間に話すときも、オーディエンス一人ひとりとしっかり目を合わせるのです。
一人ひとりが「自分のために歌ってくれている」と感じるのです。
単純に、女性と目が合うのはドキっとします(笑)。印象にも残りますね。
また、こちらを「見られている」感がありますから、良い緊張感もあります。「手拍子」などもしないわけにはいきませんね(笑)。
TAEKOさんのライブが「他人事」ではなく、「自分事」になるのです。一体感が出ますね。
とても盛り上がったライブでした。
2. 写真を撮らせてクチコミさせる

このイベントでは、基本的にはライブの撮影NG、とされていました。
しかしTAEKOさんは自ら
と言うのです。「写真撮っていいよ!」
その途端、一斉にみんなが写真を撮り始めました。
TAEKOさんは「クチコミ」の威力をよくわかっていますね。
私たちは、写真を撮れば他人に話したくなります。
ツイッターやFacebookに載せるかもしれません。
結果それは、TAEKOさんの宣伝につながりますね。
3. 相手が理解できるよう努める
英語の歌をたくさん歌ってくれました。
ところがある1曲だけは、少し歌っては日本語訳、また少し歌っては日本語訳、というふうに、詞の内容を日本語で説明したあとで、1曲通して歌ってくれました。
素敵な詞の世界観を伝えたいという思いでしょうね。
聞いている私たちにとっても、詞の内容を理解してから曲を聞くと、よりいっそう心に響いてきて良かったです。
まとめ
私はミュージシャンではありませんが、このように自分とは違う世界の方からも学ぶことは多いですね。
1. 人と話すとき、あるいはプレゼンなどするときに、しっかり相手の目を見て巻き込んでいるか。
2. 思わず写真を撮りたくなる・人に伝えたくなる工夫をしているか。
3. 「なんでわかってくれないんだ」ではなく、相手が理解できるよう自分が努力しているか。
いま一度、自分を振り返ってみると良さそうです。
TAEKOさんのCDはAmazonなどでももちろん購入できます。
ジャズに興味のある方はぜひチェックしてみてください。

次はどのレビューを読みますか?




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今日のひとこと
冬はこれがイイんです。温かいし、気持ちいいし。

- [2012/12/06 06:30]
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