米国史上屈指のリーダー、コリン・パウエルが教える!リーダーを目指す人の心得   はてなブックマーク - 米国史上屈指のリーダー、コリン・パウエルが教える!リーダーを目指す人の心得

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全米で「最強のビジネス書」と話題騒然のベストセラー、日本版刊行!
ペプシ工場の清掃夫から国務長官にまで上り詰めた米国史上屈指のリーダーが、組織内で昇進するための正攻法、人の心をつかむルールを余すところなく語る。
リーダーのみならず、組織に身を置くすべてのビジネスパーソンに役立つ1冊。

Amazonより
リーダー論について書かれた本はいろいろありますが、アメリカの元国務長官が書いたとなるとまたずいぶん内容も違ってきます。

本『リーダーを目指す人の心得 』の著者は、コリン・パウエル氏。

黒人としてはじめて米国陸軍で四つ星の大将まで上りつめ、米国4軍のトップである統合参謀本部議長に史上最年少で就任、2001年から2005年までは国務長官を務めるなど、4つの政権で政府の要職を歴任した人物です。

今日は本書から、5つのポイントについて考えてみます。





1. 常に問題を探す

問題解決こそリーダーがすることだと考え、私は生きてきた。問題を解決しなくなったら、あるいは、問題にきちんと対処できなくなったら、もう人の上には立てなくなったということだろう。机の上に何もなく、誰も問題を持ち込んでこないなら、不安を感じなければならない。あなたでは問題を解決できない、あるいは、あなたはそういう話を聞きたくないと思われているのかもしれない。いや、それこそ、そういう問題をあなたは気にもしていないと思われているのかもしれない。いずれにせよ、部下の信頼を失い、リーダーではなくなったわけだーーードアにどういう階級や役職が書かれていようとも。

P.76
あなたのまわりに、「相談されない上司」がいませんか?

あるいは、「良い報告しかされない上司」。

そうなってはいけないということですね。


昔、私の知人が「上へ上がると問題が多くてイヤだから」と昇格試験を断った話を聞いて驚きました。しかし問題が上がってくるのは「信頼」の証拠とも言えますね。

信頼されているかどうかは、「問題が持ち込まれるか」でわかるのです。



2. 部下を信じ、トラブルを想定しない

新しい組織に着任したら、信じてはならない確たる証拠がない限り、まずは、そこにいる人を信じるべきだと私は考えている。こちらが信頼すれば、相手も信頼を返してくれる。互いの信頼は時間が経つほど深くなっていく。私がうまくやれるようにと一生懸命働いてくれる。恥をかかせないようにと私を守ってくれる。部下が面倒をみてくれるのだ。

P.104
先の1のように、問題が持ち込まれることは信頼の証。

ただ、問題が起こるだろうと部下を疑うのは良くない、と。

信頼関係を考えればそうかもしれません。

しかしこれがなかなか難しいですね。


そういえば、落合博満さんの本『采配』に、「任せるところは、1ミリも残らず任せ切る」という話がありました。

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信じて、任せる。その忍耐力が、リーダーには必要なのですね。



3. 部下を尊敬する

リーダーと部下のあいだに尊敬と信頼があれば、作業員がやる気をだし、適当な仕事に逃げずに期待以上の働きをしてくれる可能性がある。
部下の尊敬は、獲得する以外に方法がない。部下からリーダーに与えられるものであって、尊敬しろと命じて得られるものではないからだ。
リーダーは、部下をよく知り、尊敬すること。また、先頭に立ち、自分の能力を示すことによって部下から尊敬を勝ち取る。ただし、一定の距離を保ち、近づきすぎてはならない。

P.109
部下の悪口を言う上司を見ると、ガッカリしますね。たとえその対象が自分でなくても。

尊敬するから、尊敬される。

見下したりするのは、相手にも伝わりますよね。



4. 命令せず、説明する

「これは命令だ!」ーー映画によく出てくるせりふだ。こういうことを言うのは、たいがい、がみがみ言うばかりで役に立たない将軍で、一般に「お偉方」と呼ばれる高級将校だ。
(中略)
賢く有能なリーダーは自分の部隊やその文化と一体化しており、とても繊細な方法で指揮できることが多い。時間さえ許せば、任務の目的や、その任務でどれほど重要な役割を果たして欲しいのかなどを説明し、部下自身にやろうと思ってもらうほうがいい。

P.202
やらせるのと、やる気にさせるのとでは、どちらが良い結果が出るかは明らか。

リーダーの仕事は、「やらせる」ことではなく、「やる気にさせる」ことではないでしょうか。



5. 自由な雰囲気の会議をする

会議会議した会議ばかりをしていたわけではない。たとえば、1日の終わりには、3〜4人の側近が私の執務室に集まり、両足を机の上に投げ出した自由な雰囲 気で現状について話し合うことが多かった。ゆったりした雰囲気のなかで、明日の課題やチャンスに向けた準備を整えるのだ。
(中略)
会議を開くとき、それがいかに大規模なものであっても、私は、長年の親友が昔の思い出を語り合うときに示す親密さと尊敬が感じられるものにしようと心がけてきた。

P.233
大手企業に勤める友人の@kakobonさんは、定例会議にスイーツを用意することにしているのだとか。

参加者が持ち回りで全員分、用意するようです(少人数なのでしょうね)。これは会議が楽しみになりますね。

ランチョン・テクニック(食事をしながらだと親密・ポジティブになり、交渉がしやすい)というのもあります。


情報を周知するだけの会議なら別ですが、議論など意見を出してもらうことが必要な会議なら、立場が下の人でも発言しやすいような工夫が必要でしょうね。



まとめ

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私は逸話が大好きだ。
だから、仕事をするかたわら、自分にとって意味のある逸話をたくさん集めてきた。その多くは軍人時代のものだ。私は、予備役 将校訓練隊を卒業した17歳から退役軍人となった56歳までに軍に所属していたからだ。ほかには、国務長官や国家安全保障担当大統領補佐官をしていた時代のものもある。さらには、人生を過ごしてくる途中、あちこちで出会ったものもある。
そうして集めた逸話や体験のうち、私がずっと記憶していたものをまとめたのが本書だ。

P.4
実際の本『リーダーを目指す人の心得 』には、様々なエピソードが書かれています。

著者のコリン・パウエル氏といえば、あのイラク大量破壊兵器問題で、イラクが大量破壊兵器を隠し持っていることを示す証拠をアメリカ側が国連安保理にて提示した人物(パウエル報告)。

結局これが事実誤認であったのに戦争のきっかけにまでなったことから、著者自身のちに「私の生涯の汚点であり、報告内容はひどいものだった」と認めていますが、この件についても本書に詳しく書かれています。


経営者の書いたリーダー論とはまた違った印象。

正直、本の帯に書かれているような「サラリーマンが組織内で昇進するための正攻法を説いた」という安っぽい印象はあまりありません。

ビジネス書といってもノウハウだけが書かれた本では物足りない、という方、ぜひチェックしてみてください。





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