あなたは何のために働いてるの?元スタバCEOに学ぶ『ミッション』を明確にすべき理由  はてなブックマーク - あなたは何のために働いてるの?元スタバCEOに学ぶ『ミッション』を明確にすべき理由

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仕事が楽しくない。または部下や同僚のモチベーションが低くて困っている。

そんな方に読んで欲しい本があります。

本『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由 』です。


元スターバックスCEO、そしてTHE BODY SHOP Japanを運営するイオンフォレストの社長でもあった著者が、自分は何のために働くのか、そのミッション構築の手伝いをしてくれる本です。

スターバックスの創業者ハワード・シュルツ、ザ・ボディショップの創業者アニータ・ロディック。この2人の「社会を変えていく」というミッション経営に、著者は大きく影響を受けたと言います。


今日はこの2社の事例から、ミッションについて考えてみます。




スターバックスは『お腹』ではなく『心』を満たす

スターバックス躍進の立役者のひとりで、私の大好きなハワード・ビーハーは、こう述べています。

「私たちは人々のお腹を満たしているのではない。心を満たしているのだ」

コーヒー・ビジネスではなく、「ピープル・ビジネス」を追求する。

P.55

スターバックスのサイトにはこのようなミッションステートメントがあります。


私がいくつものカフェや喫茶店を通りすぎてわざわざスタバへ行くのは、心を満たしてくれるからだと、いまさらながらわかりました。

なんと言っても接客が良いですね。

「接客が良い」というのは、某店のように「マニュアル的バカ丁寧」とは違います。

スタッフにミッションが浸透しており、「客の心」にフォーカスして仕事をしているのが伝わるのです。


本書には、いくつかのスターバックスのスタッフの「神対応」が紹介されていますが、私もうれしかったことがいくつかあります。

そのうちの1つは、店で流れているBGMについて教えてほしいと頼んだときのこと。


これは必聴!【第2弾】元CD屋がオススメする!スタバで流れる名曲リスト(全15曲) - ライフハックブログKo's Style


CD屋に聞いたなら、それは売り上げにつながるので理解できますが、スターバックスには直接のメリットはありません。

けど笑顔で対応してくれました。とてもうれしかった出来事です。



ザ・ボディショップ創業者は「社会変革」のために戦った

著者が過去に「THE BODY SHOP JAPAN」の社長だったこともあり、ザ・ボディショップの創業者、アニータ・ロディックについても書かれています。

アニータは自らを経営者ではなく、社会変革のために戦う「アクティビスト」(活動家)であると言ってはばからないのです。
ザ・ボディショップは
「社会と環境の変革を追求し、事業を行うこと」
'To edicate our business to the pursuit of social and environmental change.'
というミッションがあります。そのミッションは5つの価値観(ファイブ・バリューズ)から成り立っています。

Against Animal Testing(化粧品の動物実験に反対しています)
(以下略)

P.96
化粧品「会社」のミッション、バリューとして、このようなことが掲げられているのは驚きです。

そして、実際に行動し、結果を出しています。

ライバル企業は議会に働きかけ、「安全性の面から動物実験を経ていない化粧品を売ってはいけない」という法案を通そうとしました。アニータはまさに 怒り狂い、お客様から500万人以上もの反対署名を集めて議会に突きつけます。その結果できあがった法案は、当初とは正反対の、「動物実験を行なってはな らない」というものでした。ひとりの女性の怒りが、世の中を変えてしまったのです。

P.97
アニータさんの行動の素晴らしさはもちろんですが、ザ・ボディショップの顧客から署名が集まったという点も興味深いです。

つまり、ザ・ボディショップには、製品を買う(使う)だけでなく、ミッションに共感している顧客がたくさんいたということです。



会社の目的ってなんだろう?働く目的は?

スターバックスやザ・ボディショップの例を見ると、「会社って何なんだろう???」と考えてしまいました。

大辞林で調べると、こう書かれています。

https://blog-imgs-56-origin.fc2.com/k/o/s/kosstyle/201210030134140d6.png


そう、「営利を目的とする…」と書かれています。ボランディアとは違いますから、これは前提としてあるはずです。

しかし、先のスターバックス、ザ・ボディショップの例はどうでしょう。

「営利目的」とは別の「ミッション」を最優先していると感じられます。



そんなきれいごと言ってられない?

「世のため人のため」なんてきれいごとを言っている余裕ないよ。自分が食っていくために働くことで精一杯なんだ

という方も多いと思います。

ただ、本書『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由 』を読むうちに、このようなミッションが明確になっているほうがヤル気も出るし、結果も大きく変わってくるのでは、と分かってきます。


たとえば、スターバックスのスタッフの笑顔の理由は、何でしょうか。

それは、大切な人の誕生日プレゼントを選んでいるときの、あの感じに似ているのではないでしょうか。

あるいは、よく聞く「家族を持つと仕事のヤル気が違ってくる」という話も、似ているかもしれません。

つまり、自分以外の他者を喜ばせようとしているから、自然と笑顔になるのです。モチベーションが高いのです。



自分はちっぽけで、世の中に影響を与えられないのか?

大きなミッションを考えても、自分はそんな大きなことを出来ない、と思ってしまうかもしれません。

しかし、自分のしていることの先、その先、その先…と考えていくと、意外といろいろな人に影響を与えているのがわかります。

たとえばあなたが自動車部品をつくる仕事をしているなら、そのおかげで素晴らしい自動車が完成します。それをどこかの家族が買い、とても楽しい家族旅行ができます。子どもはそれを学校で得意げに話します。

その家族の誰かが急に体調が悪くなったとき、その車で慌てて病院へ連れていきます。その車のおかげで命が助かることになるかもしれません。


私は10年前にCD屋で接客をしていたころにお客さんに褒められたことを、今でも思い出します。その方は覚えてないであろう小さなことかもしれませんが、私には今でも良い影響を与えてくれているのです。


そういえば、本『希望をはこぶ人 』には、「自分にはもう生きる価値がない」と失望している老人の話があります。自分は世の中に何の影響も与えられないと言うのです。

しかし、そうではないと気付くエピソードは感動です。

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あなたのミッションは?

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あなたは、自分の働く会社のミッションを言えますか?

もしミッションが社員に浸透していないのなら、もっと社員のモチベーションを上げるチャンスが本書にありそうです。


また本書を読んで、「あなた個人のミッション」について、考えてみてはいかがでしょうか。

それは生きる目的・働く目的となり、将来なにかを遺すことにつながるでしょう。

本『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由 』は2012/10/7発売です。





次はどのレビューを読みますか?

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今日のひとこと

めずらしく東京で開催します。お気軽に、どうぞ。


10月14日 考える力がつく!マインドマップ入門講座(東京都)








コメント

私も読みました。

良い情報ありがとうございます。

私も読ませていただきました。

確かにミッションというと、きれいごとに聞こえますが、最後はそれが人の心を動かすのでしょうね。

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