理想的な職場にするためにリーダーが気をつけたい3つのこと 〜本『「ありがとう」があふれるお店の新米店長のノート 』

みなさんの職場では、社員が活き活きと仕事をしていますか?
結果が出ない、または結果が出たとしても長続きしない職場というのは、社員の状況になにか問題がありそうです。
今日は最近読んだ、とある本を元に、理想的な職場をつくるために気をつけたい3つのことについて、考えてみましょう。
1. 「頑張れ」と言うのではなく頑張れる環境をつくる
なでしこジャパンの佐々木監督は、「リラックスしろ」と言葉で言うよりも、メンバーを笑わせることでリラックスさせています 。ただ一方的にみんなに「がんばれ、がんばれ」と言っても、誰もがんばれなかったと思います。リーダーの仕事とは、「何をがんばるのか?」を明確にし、「どうすればみんなががんばりやすくなるか?」を考え、それを手伝い応援していくこと。
(中略)
「がんばれと言われる環境」よりも「がんばれる環境」をつくることが大切本『「ありがとう」があふれるお店の新米店長のノート 』 P.032
ただ口で言うのではなく、そのようになるよう環境づくりをするというのはとても大切なことですね。
しかしこれがなかなか難しい。
2. ミスを責めない
事前にただ注意されたことよりも、失敗を自分で体験し、ストレスを感じたほうが、印象に強く残り、その後に活かされますね。「もっとミスをしてくれないと困る」
それは、「ミス=間違い」ではなく、「ミス=成長」と考えているからです。仕事において失敗したときには、叱ることもほとんどありません。それより、「なぜ失敗してしまったのか?」を大切にしているからです。
とくに新人のうちは、ミスを申し出た時点で、そのことはすでに反省しているはず。一生懸命がんばっている時期にいちいち失敗を責めるよりも、それを次にどう活かすかについて考えるほうが、はるかに成長につながります。本『「ありがとう」があふれるお店の新米店長のノート 』 P.090
実際に失敗しないとわからないということはとても多いのです。
私がスタッフをしている名古屋ライフハック研究会では毎回、ライトニングトークス(LT)を行なっています。
これは参加者の中から希望者に5分間のプレゼンをしてもらうというもの。
プロ講師ではありませんから、失敗はつきものです。とうぜん誰も責めたりはしません。
ここで失敗したって、せいぜい恥ずかしいというくらいのこと。
金銭的損害があるわけでもないし、会社に迷惑もかけない。
聞いている人に価値を提供できなかったとしても、たった5分のことですから我慢できる範囲です(笑)。
LTを行わない人も、このような勉強会に参加すると、「人付き合い」の練習ができます。
社内に失敗が許される環境があることも大事ですが、このように社外に「失敗が許される場」を持っておくことも、大切かもしれません。
3. 言葉にして伝える
仕事をがんばるのは当たり前なのですが、それを褒められれば、褒められたことよりも「見ていてくれている、気にかけてくれている」という嬉しさがあるのでしょう。「がんばっているね、ありがとう」という言葉で伝えなければ、感謝の気持は伝わりません。とくにリーダーや上司など立場が上の方や年長者は、部下や後輩への感謝の気持ちを、口に出して伝えることを意識するべきです。
私の店に、とてもがんばり屋のスタッフがいました。
あるとき、そのスタッフに「いつもがんばっていて、偉いね」と声をかけました。
すると、こんな答えが返ってきたのです。
「いつも声をかけてくださって、ありがとうございます。そうやって、ちゃんと見てくださっている上司がいるから、がんばれるんです」本『「ありがとう」があふれるお店の新米店長のノート 』 P.138
まとめ

結局、いかに部下が気持ちよく能力を発揮できる環境をつくるか、がリーダーには必要ということかと。
この記事のキッカケは、本『「ありがとう」があふれるお店の新米店長のノート 』。
仕事の基本や心得が書かれています。
まさにタイトル通り、新入社員や新しくリーダーとなった人は読のでみると良いかもしれません(店長職以外の人も)。
次はどのレビューを読みますか?




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今日のひとこと
結局、iPhone4S(ソフトバンク)からiPhone5に、いちばん安く乗り換えられる方法はどれだ?
- [2012/09/26 07:00]
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