やらなきゃ後悔する!年収を自分で決められる人になる方法

「いまの年収で満足している」という人でも、それをいつまでも維持できるとは限りません。
また、現状に満足していない人は、もっと上を目指す必要があります。
では、どうすれば良いのでしょうか。
本『ブライアン・トレーシーが教える年収を自分で決められる人になる方法 』にそのヒントがたくさん書かれています。
今日は本書から7つのポイントについて考えてみます。
1. もっとたくさんのことにトライする
以前、貧乏になる男は「臆病かつ消極的」で、 金持ちになる男は「大胆かつ積極的」であるという言葉を紹介しました。ダグラス・マッカーサー元帥はこんな言葉を残している。
「この地球上に安全などない。あるのはチャンスだけだ」
トップエグゼクティブたちも、それがわかっているのだ。そして今ではこんなおもしろいことも明らかになっている。
「あなたがチャンスを求めれば、最後にはあなたが必要としている安全が手に入る。しかし、安全を求めると、結局はチャンスも安全も手に入らない」P.24

動かないでいることは決して安全ではない、ということでしょう。
2. 自分を個人事業主とみなす
「自分株式会社」のCEOとなり、そのすべての責任を負うと決断することが、他人にコントロールされる人生から抜け出すために必要ということですね。仕事でも私生活でも「自分で責任を持つという意識」が、成功、幸福、セルフコントロール、高収入といったものにつながっている。研究者たちの詳細な調査で、どの分野でも所得上位3%に入っている社員は、自分を「個人事業主」とみなしていることがわかった。
(中略)
言い換えれば、あなたは、あなたという個人サービス会社の社長なのだ。あなたは自分の人生の最高経営責任者(CEO)とも言える。あなたは、人生という事業と、事業やあなたに起きること全てに責任を負っている。P.30
不況だから・会社の状況がこうだから、などという言い訳をやめるところから始めるのが良いでしょうか。
3. 上達しようと努力し続ける
まぁあたりまえのことではありますが、しかし色々なことがそこそこできるようになると、上達のための努力の手を抜いてしまうことはありそうです。「未来は仕事のできる人のもの」ということだ。未来は、仕事がとてもできて、さらに上達を続ける人のものなのだ。プロバスケットボール界の名将バット・ライリーも著書『勝者への道』でこう記している。
「上達しようと努力しない限り、必ず下手になる」
あなたに仕事の能力を高めようという熱意がないなら、あなたは無意識のうちに自分が月並みであることを受け入れていることになる。P.67
4. 「カエル」は一番先に食べてしまえ
こんな古いことわざがある。
「朝起きたら真っ先に、生きたカエルを食べてしまえば、その日の最悪のできごとは終わったと思い、満足することができる」
こんなことわざもある。
「生きたカエルを食べなきゃならないなら、長いあいだ、じっとカエルを眺めていても、何もいいことはない」
あなたにとっての「カエル」は、まっさきにやらなきゃならない大事な仕事なのに、すごく難しくて厄介で、嫌でたまらない仕事のことだ。
あなたの仕事や私生活に一番プラスになるような仕事は、得てして厄介な大仕事になるものだ。
そんな仕事に限って、あなたが後回しにする可能性が一番高い。P.144

先延ばししたくなる仕事こそ、実は自分にとって重要な意味をもつかもしれません。
どうせやらなきゃいけないことなら、早く済ませてしまうと気がラクですね。
5. 損得抜きで貢献する
「偉大なリーダーシップ」とは、「偉大な奉仕」のことである、という言葉を先日紹介しました。あなたがボランティア活動に時間とエネルギーをつぎ込むようになったら、あまりにも早く、あまりにも大きな成功を収めるので驚くことになるだろう。アメリカではそれが成功の階段を登る手っ取り早い方法なのだ。
P.248

自分のことばかり考えて、他者に貢献できないようでは、他人の心を動かすことはできない。それではお金も当然動かない、ということでしょう。
6. 「問題」ではなく「解決」に集中する
視点を、原因のある「過去」へ動かすのではなく、どうなりたいかという「未来」にフォーカスし、そこから今どうすべきかを導くということです。「解決志向」の人は、どんな組織のなかでも最も貢献度が高い。起こってしまった問題について考えるのをやめて、解決法を考えよう。そうすれば、一瞬にして マイナス思考からプラス思考へと転換できる。問題が起きたのはだれのどんな行動のせいかなどと詮索しないで、こう考えよう。
「自分たちは今、何をすべきか?」P.189

犯人探しをするだけでは、むしろ新たな問題が起こることもあります。
ネガティブになりがちな点も、注意が必要です。
7. 仕事をもっとくれるよう要求する
もらっている給料分の仕事しかしない人は、上へ上がることはないでしょう。仕事をしている人のほとんどは、自分に求められている仕事しかやらない。しかしそれはあなたの取るべき道ではない。仕事をもっと与えてほしいと常に要求す べきだ。そして新しい仕事を与えられたら、必ず、素早く、うまくやり遂げることだ。仕事を早く仕上げて欲しいときに必ず頼りになるという評判を築こう。
(中略)
仕事が早く、頼りになるという評判を築こう。それ以外に、あなたが本当にふさわしい収入を得るのに役立つことはあまりない。上司が仕事を早く仕上げたいときに頼れる人になろう。そして引き受けた仕事は、どんなものであっても、あなたの今後のキャリアを決めるテストのつもりで取り組もう。P.222
給料以上の仕事をして、上司に「今の給料・ポジションのままではまずいな」と思わせなければいけません。
まとめ

ここでは本『ブライアン・トレーシーが教える年収を自分で決められる人になる方法 』のごく一部について考えてみました。
他にも本には、収入力、プロジェクトマネジメントなど、役立つことが多く書かれています。
いままでまったく考えもしなかった新しい方法や考え方が書かれているというわけではないかもしれませんが、わかっているけどできていないことについて、あらためて反省し、行動に移す良い機会になると思います。
現状で満足せず、もっと上を目指したい人はぜひ読んでみてください。
次はどのレビューを読みますか?




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- [2012/09/25 07:00]
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