名刺だけがたまるのはもうイヤ!次につなげる『人脈』のつくりかた 〜本『もう、名刺交換はするな。 』
1. ブリッジング技法
相手の名刺をパッと見て、自分と相手との間に上手に行き来できる橋を架けるスキル、これが「ブリッジング技法」です。
P.86
『もう、名刺交換はするな。 』という本なのに、いきなり名刺交換時の話(笑)。
共通の話題を見つけたり、こちらが相手の方に貢献できる内容、逆に教えて欲しい内容などを見つければ、二人の間に橋が架かるわけですね。
2. 主人公願望をやめ、相手の話をよく聞く
しかし、相手も自分の話をしたいのです。だれかと名刺交換をしたら、なるべく速く自分のことをアピールしたいと思うのは、自然のことでしょう。
P.132
相手の話を聞けば、ブリッジ(橋)を架けやすい。自分の話を焦ってはじめて、自分だけ「主人公」にならずに、相手の話をよく聞くことを習慣づけるということです。
P.137
「聞く」ことの大切さについては、当ブログでも何度も紹介しています。




3. 相手のメリットを優先する
メリットがあれば、相手は話を聞いてくれ、興味を持ってくれるでしょう。自分のメリット、自分の頼みごとばかりを明示しても、人は乗ってきません。
「相手のお役に立つように」と思って、内容と言い方を吟味しましょう。P.155
そしてそれはいつか自分のメリットにつながることも。
4. Yes, butよりYes, and
なんでも否定してしまいがちな人。「しかし」とか「でも」とか「……と言われても』「お言葉ですが……」などの言葉には、どうしても相手に対して否定をした感じがストレートに伝わってしまうのです。そこで「ムッ」と上司の反感を買ったら、あなたはとても不利でしょう。
「Yes, and」=「はい、そこで」には、肯定の言葉しかない。そこがミソです。P.158
「Yes」に慣れておくと、良いことがたくさんありますよ。

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5. 「相手が聞きたいこと」を話す
「こちらが話したいこと」ではないのです。人と仲良くなるには、なんといってもあなた自身が「相手の聞きたいこと」を話せる人であることが大前提ですね。
それにはもちろん、「話せる引き出し」をたくさんつくっておく、という大事な作業を忘れてはなりません。P.202
まとめ

もはや「名刺」が関係なくなってますが(笑)、実際、本書に名刺の話はそんなにありません。
出会いをいかに次につなげるかという話です。
初対面での会話というのは、難しいもの。
しかしちょっとした「心がけ」で、ずいぶん相手が受ける印象は変わるのではないでしょうか。
っと言いつつ、こればっかりは場数を踏むしかなさそう。
私がスタッフをしている名古屋ライフハック研究会は、参加者同士の交流が多いうえに、次回は「人脈」も1つのテーマ。
9月22日 名古屋ライフハック研究会Vol.19「地球サミット人脈術」
よろしければどうぞ。
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今日のひとこと
なんだか色々刺激を受けつつ、モヤモヤ中。
- [2012/09/03 12:05]
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