知らないと損する!コミュ力UPしてリア充になるための5つの考え方

今日紹介するのは、本『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ 』。自分の言葉や行動に誰かが反応してくれる、自分の言いたいことが伝わる……などなど、人と関わったときにはじめて、人は自分の存在を実感するのです。
P.014
人間関係に冷めているのはもったいないよ、こうすればいいよ、ということを教えてくれる本です。
お金よりも、なにか特定の能力よりも、人との関わりがもっとうまくいけば、リア充ですよね!
そのヒントを紹介しますので一緒に考えてみましょう。
1. セルフ・ハンディキャッピングに注意

どうせ無理、言ってもわからないから縁を切る、合わないから会わない。そう考えるのは簡単です。心理学の世界に「セルフ・ハンディキャッピング」という言葉があります。
これは簡単に説明すると、「自分にわざとハンディキャップを課して、やらない理由、できない理由をつくりだしてしまうこと」です。P.011
ただ、嫌いだった人を好きになるなんてことも、よくある話です。
セルフ・ハンディキャッピングによって、人付き合いに冷めてしまうのはもったいないかもしれません。
しかし正直私は、冷めて楽になった経験もあります。
「この人にはどうやっても分かり合えないな」という人がいます。
そこで、その人がなにか話しているときは、異論があっても反論などせず、つっこんで詳しく聞いたりもせず、ただ話を聞くことにしたのです。
ある意味、あきらめている状態です。
しかしこれでかなりストレスが減り、楽になりました。相手にとってもおそらくそうだと思います。
ただし、話を聞いているフリをしているわけではありませんよ。
冷静に話を聞いて、相手を理解しようという気持ちは忘れないようにしています。
2. 他人に期待しすぎない

どうせ無理だとまったく期待しないのは、「冷めすぎ」。「信じていたのに……」「できると思っていたのに……」など、事前に期待していたことと違う結果が起きると、人はガッカリしてしまいます。期待どおりにものごとが運ばないことで、マイナスのギャップが起こってしまうのです。
P.064
しかし、相手に期待しすぎるのは「熱すぎ」です。
「適度な期待」が自分にとっても相手にとっても良いということですね。
この適度というのがなかなか難しいわけですが、これは相手によるのかもしれません。
3. 他人とは違って当たり前

これは結局、先の「マイナスのギャップ」をあたりまえだと受け入れ、むしろプラスにとらえることが大切だということですね。離婚問題を研究している人いわく、「結婚生活をうまくいかせるには、パートナーとは違う部分があってあたりまえと思うことが必要」だそうです。
P.107
実際には、「類似性」がある人に親しみを感じやすいですよね。相補性とは、たとえば「自分は苦手だけど相手は得意なこと」「自分にはないけど相手が持っている特技や特徴」などのことです。
「夫は料理ができるけど掃除は嫌い」「妻は掃除が好きだけど料理はできない」というように、お互いがお互いを補える相補性があると、いい関係を築きやすくなります。P.107
しかし、「相補性」が大事だということ、そして他人とは違って当たり前で、むしろそれはプラスになるんだということをを知っているだけでも、今後のコミュニケーションが変わってくるのではないでしょうか。
4. 本当に「自分が正しい」?

自分に自信をもつことは大切ですが、一方で自分が間違っているかもしれないと考える習慣を持つと良いでしょう。そもそも、人が怒るのは「自分が正しいのにどうして?」という思いが前提にあるために沸き上がってくるものです。自分の気持ちや価値観と現実とのギャップが起きたときに怒ってしまいます。
そのときに、「本当に自分は正しいのか?」「自分の考えは独りよがりではないか?」と、ものごとを多角的に見られるかどうか、普段からその練習をしているかどうかで、仏様に近づけるか、ヒトラーになってしまうかが決まってしまうのです。P.148
これはネガティブということではなく、冷静ということです。
結果的に、「いややっぱり自分が正しいな」となるかもしれません。しかしそれでも、いったん考えてみるだけで、怒ることは減り、また自分にない視点に気づくチャンスが生まれるのではないでしょうか。
5. 他人がどうしたら自分と接しやすくなるか考える

これには違和感を感じる人もいそうです。時と場合に合わせて自分を変えられる幅の広さは必要です。時代の流れとともに、より生きやすいスタンスで振る舞いを変える。そうすることができるようになると、人付き合いもずいぶんと楽になってきます。
臨機応変なことは、「自分がない」ことではないのです。P.050
自分を持つことは大事なことだ、相手によってコロコロと変わる奴は信用できない、と。
しかし実際には、独りで生きていけるわけではないのですから、自然と相手に合わせたり、自分を変えたりはしているものです。
個性と、他人に合わせることのバランス。自分というのは役割や環境によってどんどん変わっていくものです。たとえば女性が母親になると雰囲気が変わるのと同じです。
変なプライドを持たず、どうしたら人が自分と接しやすくなるか、相手の視点で考えてみてください。
「自分」という殻に閉じこもるのは誰のためにもなりません。P.164
これについては、以前紹介した本『非属の才能』がとてもわかりやすいです。

「同調せずに、協調する」、そして「他人に利益をもたらす変わり者になる」というさかなクンの例もわかりやすいですよ。
まとめ

本『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ 』の帯には、
とあります。人生を100倍楽しもう
人付き合いが変われば、人生が楽しくなるというわけです。
本書ではコミュニケーションについて
- ランチョンテクニック
- 単純接触効果
- 返報性の法則
もちろん、その手の話は名著と言われる本を読むこともおすすめします。


ちなみに本書は、『人生を変えるエレガントな話し方』の著者である大網さんから紹介していただきました。
ありがとうございます!
自身のコミュニケーションについて考えてみるために、ぜひチェックしてみてください。
次はどのレビューを読みますか?




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今日のひとこと

名古屋名物、味仙の「台湾ラーメン」を久々に食べました。
「台湾ラーメン」ですが名古屋名物、台湾にはないらしいです(笑)。
とても辛いので、私はいつも汗と涙を拭きながら美味しくいただくのですが(苦笑)、相席した女性2人はヘーキで食べてましたよ。
いつもお客さんいっぱいの超有名店です。一度経験のために(?)どうぞ(私は餃子の王将が好きです笑)。
- [2012/08/27 22:12]
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