人によって感じ方があまりに違う、モノの「価値観」について
先日ふと、「価値」というものについてあれこれ思いを巡らせました。
何かを考えるときは「書く」のが一番。
そのときはモレスキン手帳にササっと書いたのですが、ここに文章で書いてみます。
レザーサンダルで泥だらけの庭仕事
20代の頃、奮発してレザーのサンダルを買いました。たぶん2万円ちょっと。
自分の中ではとても気に入っていたのですが、事件が起きました。
なんと一緒に住んでいる母親が、そのレザーサンダルを履いて庭仕事をしたのです。
サンダルは泥だらけ。衝撃を受けました(苦笑)。
しかし、母親としては、ちょっとサンダルを借りただけ、のつもり。
2千円くらいのものだと思っていたかもしれないし、値段よりも「サンダルとはラクに履くもの、汚れてもよいもの」などと思っていたかもしれません。
このギャップには、「信じられない」としか言いようがありませんでした(苦笑)。
値段が高いものやブランド品でも、ものすごくオシャレだったとしても、それに価値を感じる人と、そうでない人がいますね。
課長 島耕作の上司の偽ブランドネクタイ

漫画『課長 島耕作』にて。
部長と課長、主任が居酒屋へ。
いつも空気の読めない主任がこう切り出します。
そしてなんと、目の前で部長のネクタイをちょん切ってしまうのです。「部長のそのエルメスのネクタイ、ニセモノですよ。マークが違っています」
その直後、主任は用意していたホンモノのエルメスのネクタイを部長へプレゼント、そのサプライズに喜んでもらえると思っていたのでした。
ところがいつも温厚な部長は大激怒。主任を殴り、そのまま立ち去ってしまいました。
切られてしまったニセモノのネクタイは、離れて暮らす息子が初任給で買ってくれた、大切なネクタイだったのです。
モノには人それぞれのエピソードがあります。
そこに、知っている人にしか分からない価値がありますね。
写真や動画
パソコンがもしクラッシュしたときのために、バックアップは欠かせません。
私が特に失いたくないのは、音楽データや書類ではなく、写真です。
記憶をつくるには写真が一番、というのもあるのですが、なんといってもそのとき撮った写真は、そのときにしか撮れないもの。
あらためて撮り直すことはできないし、いくらお金を積んでも買うことはできません。
つまり、全く同じものが2つとない、二度と手に入らない、そしてお金で買うことができないということに価値を感じているのかもしれません。
お金ってただの紙だよね
お金、紙幣って、「紙」ですよね。
なぜそれに価値があるかというと、この「紙」に価値がある、という共通ルールを決めたから。
見た目が美しいからではなく、それにまつわるエピソードがあるからでもなく、また他に変わりがないからでもないですね。
ところで、人間の価値って…
「価値」についてあれこれ考えてみましたが、ここで「人間の価値」「自分の価値」とは、と考えました。
が、これについてはまた別の機会に。
関連リンク
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今日のひとこと
私のドヤリズムはまだまだだと知りました。。。
- [2012/07/23 12:30]
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