記憶を「つくる」

「記憶」と言えば、たとえば子供の頃の思い出。
意外といろいろ覚えていますよね。
でもそれって、本当に「覚えてた」のでしょうか?
それって本当に覚えてたの?

私が2歳か3歳くらいの頃、父に習っておもちゃのゴルフクラブをブンと振り回したら、クラブの先が飛んでいって母が大笑いする、なんて、何でもない「思い出」があります。
けどこれって実は、「覚えている」のではなさそうです。
父がカメラ好きで、とにかくたくさんの写真と8mmの動画を撮影してくれていました。
それを何度も見てきたので、当時のことを「覚えている」ような気になっているのです。
記憶をつくる
これってつまり、「記憶をつくった」と言えそうです。
覚えていないのだけれど、映像を見て「そういうことがあったのだ」とあらためて記憶したわけです。
他にも、両親から「おまえの子供の頃にこういうことがあった」と聞いていることは、覚えているような気になっています。
写真や動画を見たり、話を聞いたりしなければ、そんな記憶は頭にまったくなかったと思います。
なにを「記憶」として残したいのか
こんなことを考えると、「記録」の重要性をますます感じます。
Facebookやfoursquareのチェックインや、苦労してまで事細かに全てを記録するような「ライフログ」なんてことにはあまり興味がありません。
しかし、日々なんとなく撮りためた写真や、ふとそのとき感じたことを書き留めたメモ。
これらのようにそのとき残さなければもう二度と再現できないことを、意識して記録するように心がけています。
ときどき見直して楽しみながら、「記憶」をつくるために。
次はどのレビューを読みますか?




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今日のひとこと
先日ランチしたお店。
5人で行くと、席が空いてない。
「4名、2名で分かれてなら座れますよ」と店のおばちゃん。
「ん~~、また来ますね」と言うと、
「空いた、空いた!!そちらの席へどうぞ~」
行ってみると、なんと4名席。
え?と思ったら、なんと一人は隣の客と相席しろと(笑)。
かなり強引なおばちゃんでしたが、自分には足りないものを見た気がしました。
これも「記憶」に残しておきたい。
- [2012/07/12 12:30]
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