ひらめくとは思い出すことである

アイデアをたくさん生み出すことのできる人は、問題解決のできる人です。
それは、仕事はもちろん、プライベートでもとても重要なスキルではないでしょうか。
これについて、最近とても印象に残っている言葉があります。
ひらめくとは思い出すことである
これはクリエイティブ・ディレクターでコピーライターの山本高史さんの言葉です。ひらめくとは思い出すことである。知らないことは思い出せない
(中略)
脳内データベースが発想力を高める
アイデアは既存のモノの組み合わせです。
組み合わせるために「思い出す」ものを持っていなければ、「ひらめく」ことはできないわけです。
私はここ数年、多読を意識しています。
昨年は1年間で150冊、今年ももう100冊を読破しています。
たくさんの本を読むより、質の高い本を数冊、何度も読み込んだほうが良いという考えもよくわかります。
読んでも行動してなきゃ意味がないとも思います。
しかし今の私はあえて多読です。
その理由は、とにかくたくさんの情報に触れたい!脳内データベースを豊かにしたい!という欲求が一番です。
1年に5冊の本しか読まない人と、200冊の本を読む人とでは、出てくる言葉やアイデアが全く違うと思うのです。
そういう意味で、「ひらめくとは思い出すことである』という言葉はとてもしっくりきました。
話題の本『土井英司の「超」ビジネス書講義』には、「時代の流れをビジネス書から読む」ということも書いてあります。
これも、多読のメリットかもしれません。

情報は「本」や「ネット」だけではない
「ひらめくとは思い出すこと」であるなら、もちろん思い出す情報というのは本に限ったものではありません。
日常の中で考えたことや、体験したことも情報ですね。
たとえば私は、恥ずかしながらもう20年も日本から出ていません。
海外旅行をたくさんしている人と比べれば、「海外での体験」レベルの情報に乏しく、思い出す情報はごくわずか。そこからのひらめきはないわけです。
逆に海外へ行って様々なことを体験し、「考える」ことをしている人は、たくさんのことを「ひらめき」、こんな本も書けるわけですね。

そういえば、本『ザッポス伝説』でザッポスCEOトニー・シェイはお金の使い方について、
と言っていたのを思い出しました。モノより体験
まとめ
あなたは「ひらめく」ために、どんな情報を持っていますか?
そうは言っても、たくさんの情報を細かく記憶すべきという意味ではありません。
本でいう目次が頭の中にあれば、ひらめく(思い出す)ことはできます。
そのあと詳細はググれば済む時代ですからね。
この記事も、『日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 07月号』で上記の言葉を見つけたときに、私の記憶のデータベースにある別の情報が思い出されてつながり、「ひらめいた」ものです。

実はこうしたことはあらためて言うまでもなく、誰にでもよくあることですよね。
次はどのレビューを読みますか?




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今日のひとこと
雨の予報だったのに晴れた日は、なんだか得した気分ですね。
- [2012/06/22 12:30]
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