ポッカ創業者が語る、世界を変えるアイデアを生み出す5つのマインド ~本『成功は缶コーヒーの中に』

「顔缶」でおなじみのポッカ。
この会社が、世界を変えたのを知っていますか?
世界で初めて「冷温兼用の自動販売機」を世に送り出したのは、ポッカだったのです。
他に、この誰もが知る「顔缶」も、冷静に考えれば、コーヒーの缶に「コーヒー豆」ではなく「人の顔」がプリントしてあるのは意外です。
そんな、独自の発想と実行力で世界を変えた、ポッカ創業者の方が書かれた本『成功は缶コーヒーの中に 』から今日は、成功するための発想を生み出す5つのマインドを考えてみましょう。
1. 失敗した話を聞く
以前紹介した、この本を思い出します。比較的売れているのは、実用書だという。実用書とは、ハウツー本のことで、「こうすれば、金が儲かる」「こうすれば、恋人が得られる」「こうすれば成功できる」といったことを書いた本である。
(中略)
「どうして成功したのか」
を尋ねる人はいても、
「どうして失敗しなかったのか」
と聞く人が皆無に近いのはどういうわけか。二匹目のどじょう狙いなのだろうか。
私としては、どうして成功したかを知るより、どうやって失敗したのかを知ったほうが役立つように思っている。P.15

私たちは、失敗が怖くて行動できない時があります。
「失敗する方法」をよく知っていれば、それ以外の道を行けば良い。行動がしやすいかもしれませんね。
2. 素人の発想が大事
ポッカ創業者である著者は、プロだからこそ、素人の発想を大切にしているそうです。
そういえば私は、小学生の頃に独学でプログラミングを学び、ゲームを作っていました。
どんなゲームを作るかは、たいてい友人に考えてもらいました。
自分で考えると、まず「できるかどうか」で考えてしまうから、アイデアが広がらなかったのです。
友人に「ドラクエとパックマンを合わせたゲームがやりたい」と言われれば、「自分の技術では難しい」と思いつつも、どうすればできるかを考えられるわけです。
このように、よくわかっていない素人のほうが、慣れた人にはない発想ができることもあるでしょう。
仕事でも、自分がプロだとしても、そのような素人の目を忘れないようにしたいものです。
また異動などで新しい仕事についたときは、素人なりの発想を有効活用しましょう。
3. 「自分が最初にやる!」と考える
ポッカは世界で初めて缶コーヒーや温冷両用の自販機を世に送り出しました。
新しいアイデアに対し、「前例がないから危険だ」 と考えるか、「前例がないからチャンスだ」と考えるか。
その差はとても大きいですね。
著者は「第二の◯◯と言われて喜ぶな」と言っています。
二番煎じで満足するなということです。
その差はとても大きいですね。
著者は「第二の◯◯と言われて喜ぶな」と言っています。
二番煎じで満足するなということです。
4. 点ではなく面で考える
Aについて考えるとき、どうしてもAのことばかりを考えてしまいがちです。
「なにを当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、 AとBをつなげて線に、さらにCをつなげれば面になり、全く違った発想ができるのです。
たとえば、 友人のStiloくんがiPhoneで撮った写真だけの写真展を 開きます。
彼の撮る写真はとても素晴らしいです。
今後、さらに面白い企画にするためにはどうしたら良いでしょうか。
たとえば、彼の奥さんはなんと陶芸家。
そこで、「iPhone写真」と「陶芸」をコラボさせればどうか。
陶器の作品の横にそれを撮った写真、というディスプレイはもちろん、陶器でフォトフレームを作ってみたり、いろいろ発想が広がります。
さらにその個展をライブハウスで開催。
バンドの生演奏と一緒に見せてはどうか。
アイデアの「点」がどんどん増えて、「面」になりました。
そこまでやったら、他にない個性的な個展になりそうですね。
やるかどうか、できるかどうか、うまくいくかどうか、などの評価は、あとですれば良いこと。
これはアイデアを考えるときの鉄則です。
たとえば、
彼の撮る写真はとても素晴らしいです。
ということで、3点の組み合わせ、つまり「面」で考えたと言えそうです。「iPhone」 x 「写真」 x 「街というテーマ」
今後、さらに面白い企画にするためにはどうしたら良いでしょうか。
たとえば、彼の奥さんはなんと陶芸家。
そこで、「iPhone写真」と「陶芸」をコラボさせればどうか。
陶器の作品の横にそれを撮った写真、というディスプレイはもちろん、陶器でフォトフレームを作ってみたり、いろいろ発想が広がります。
さらにその個展をライブハウスで開催。
バンドの生演奏と一緒に見せてはどうか。
アイデアの「点」がどんどん増えて、「面」になりました。
そこまでやったら、他にない個性的な個展になりそうですね。
やるかどうか、できるかどうか、うまくいくかどうか、などの評価は、あとですれば良いこと。
これはアイデアを考えるときの鉄則です。
5. 常に「何か変わったことはできないか?」と意識する
何か人と違ったことをしよう、と常に考えることが大切です。
このブログでは最近、急にエッセイ風に書いてみたり、インタビュー企画をしてみたりと、いつもと違うことにもチャレンジしています。
しかしさらに、他のブログとは違う個性をもっと出していきたいところです。
仕事でも、言われたこと、いつもどおりのことをただやれるだけの人間は、 どんどん賃金の安い若手や外国人労働者、ロボットにとって代わられるでしょ う。
「自分で考える人」が求められているのです。
「自分で考える人」が求められているのです。

まとめ
著者は「二番煎じで満足するな」と言っているのに、本書のタイトル『成功は缶コーヒーの中に 』は明らかに…。
- 愛知県の人
- ポッカのコーヒーが好きな人
- アイデア・発想力が欲しい人
- 行動力が欲しい人
など、ぜひ読んでみてください。
ちなみにこの記事は、ポッカのコーヒーを飲みながらまとめましたよ。
ちなみにこの記事は、ポッカのコーヒーを飲みながらまとめましたよ。
次はどのレビューを読みますか?




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今日のひとこと
衣替えですね。
身長が低いのに、サイズの大きい海外製のポロシャツを買ってしまいました。
どうしても欲しくて。
洗濯して縮めようとしているのですが、どうなることやら。
- [2012/06/01 12:30]
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