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仕事術は役立つ?効率化を追求すべき?目標に向かって一直線でOK?『もしドラ』は役に立たない?手帳術は必要? ~本『一流の人の考え方』  はてなブックマーク - 仕事術は役立つ?効率化を追求すべき?目標に向かって一直線でOK?『もしドラ』は役に立たない?手帳術は必要? ~本『一流の人の考え方』

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  1. 仕事術は役立つ?
  2. 効率化を追求すべき?
  3. 目標に向かって一直線でOK?
  4. もしドラは役に立たない?
  5. 手帳術は必要?

みなさんは、どう考えますか?

これについて書かれている本『1000人の経営者から教わった 一流の人の考え方 』を読み、私なりに考えてみました。





1. 仕事術は役立つのか?

会社で高い評価を受けている人の仕事術なら、いかにも世のサラリーマンには参考になりそうだが、果たしてその評価が彼の仕事術によるものかといわれれば話は別だ。実際、プレゼンテーションや企画書の書き方といったテーマで取材にうかがったら、彼らのいう技術やテクニックがあまりに平凡で、記事にするのに 困ったというようなことはよくある。
(中略)
ひとつの会社や特定の業界だけでの成果では、もしかしたら彼の営業術はその環境や条件でしか通用しないのではないかという疑いも残る。
どこの会社のどんな部署だろうが、そこに行けばきっちり結果を出せる。仕事の達人というならこうでなければいけない。

P.25
どこへ行っても確実に結果を出せる人の仕事術しか役に立たない、そうでない人はエラそうに仕事術を語るな、というように受け止められます。

あなたはどう思いますか?


個人的には、著者とは違う考えです。

平凡な仕事術も悪くありません。あなたの「当たり前」が他人にとっては「驚くべき事」なんてこともあるわけです。

もちろん、どこでも結果を出せる仕事の達人から学ぶことは多いでしょう。

ただ、誰でも職場で上司や先輩から仕事を教わります

後輩から教わることだってあります。

それも、「仕事術」を学んだということではないでしょうか?


逆に言えば、ライターである著者や我々読者がつい求めてしまいがちな、新しくてトリッキーな仕事術がいつも役立つとは限りません。気をつけたいところです。



2. 効率化を追求すべきか?

彼女(勝間和代さん)の話もあまりおもしろくなかった。受け答えがなんとも優等生的なのだ。たしかにこちら質問に対して的確に答えてくれるのはありがたいが、一方で話が狭い範囲で完結してしまうので、インタビューをしていても、この話が次はどこに転がっていくのだろうというようなワクワクした気持ちになら ない。
 実は、こういうタイプは地頭のいいコンサルタントに多い。効率が大好きな彼らは無駄なことが嫌いなので、自然とそうなってしまうのだ。
 でも、人間の魅力をつくるのは、そういった無駄な部分だ。人生で無駄なことを大まじめにやってきた人ほど存在に厚みがあり、話が深い。実業で成功している起業家にこのタイプが多い

P.33
なにを「無駄」と考えるのか、人それぞれでしょう。

私は「無駄」ではなく「寄り道」と考えます。

人生でも、話をしているときでも、「寄り道」に人間味や面白さが出てくるという気がしますね。

ただ、その寄り道をするために、効率化によって時間や心の余裕をつくる必要がある場合もあるのでは。


効率化と寄り道。

どちらか一方だけではダメ
だということです。


一方、著者の結論?はこうです。

効率や要領はたしかに大事だが、それよりもビジネスパーソンとしての底力を鍛えることのほうが、何倍も大事だということだ。

P.83
あたりまえのことですが、気をつけたいですね。



3. 目標に向かって一直線で良い?

アメリカで数百人の成功したビジネスパーソンのキャリアを分析したところ、その八割がもともとそうなることを目指していたのではなく、今の自分は偶然の積み重ねの結果だと答えた。
(中略)
たしかに功なり名を遂げた人に話を聞いても、キャリアの最初からそこに向けて、一直線で突き進んできたという人はほとんどいない、というか記憶にない。
(中略)
将来の目標を先に決め、そこに向かって詰将棋のように進んでいくという発想が、想定外の変化があたり前のように起こる21世紀には一番危険だという。

P.98
では、目標は不要なのでしょうか。

私はそうは思いません。

目標を持ち、そこへ向かいつつも、本来の目的とは違ったことに対しても興味を持ってみる柔軟さが大事なのではないでしょうか。

コカ・コーラやポストイットはそうやって生まれたのです。


著者の言うとおり、想定外の変化が起こる時代ですから、1つのことにこだわりすぎるのも問題です。

しかし、そもそも目標がなければ、どこへ向かって良いかわかりませんね。



4. もしドラは役に立たない?

多くのビジネス書がどうであるように、そこに書かれていることを忠実に実践しただけでは、結果は期待できない。『もしドラ』でいえば、女子マネージャーがドラッカーをかじったくらいで野球部が甲子園に行けるわけがないのである。
理由はいうまでもない、野球の勝敗というのはマネジメントの優劣だけで決まるのではないからだ。

P.183
甲子園に行けないかもしれません。しかし、役に立たないとは思いません。

むしろ、女子高生が「ドラッカーを野球部にどう活かすか」と考える姿勢は素晴らしいし、それこそがビジネス書を読むときに私たちに必要な姿勢だと思います。

つまり、読んで「刺激を受けた」「気付きが得られた」などと言って満足するのではなく、具体的にそれを活かす方法をアナロジー思考で考えるということです。

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甲子園に行けるはずがない、なんて正論はどうでもよいのです。

『もしドラ』のヒットは、「正しさ」より「面白さ」が求められた結果でしょう。



5. 手帳術は必要?

一流の人は手帳に頼らない

P.93
では、ワタミの渡邉社長や、経済学者の野口悠紀雄氏は一流ではないのか?という話になってしまいます。

手帳に頼らなくても、組織を率いる立場にある人は、みな時間の使い方がうまい。参考にするならこちらのほうだ。
ポイントは二つある。
一つは起動の速さ。
(中略)
もう一つは、自分がやることが明確になっているということ。

P.92
手帳=スケジュール帳と考えるのなら、社長のような立場の人は秘書がスケジュールを管理するから、手帳に頼る必要はないこともあるでしょう。

そして、そういった一流の人は忙しいはずですから、時間の使い方が抜群にうまいのでしょうね。

ふと、『「結果を出す人」の手帳の秘密』という本に、手帳術が全然書かれていなかったことを思い出しました(笑)。


しかし手帳には他の機能もあります。

私の場合は、
  • アイデアなどを記録しておく
  • 考えるために書く
などがあります。

これは必要だと思いますがどうでしょうか。

たしかに、マクドナルド原田社長のように「書かなければ忘れるようなアイデアなら大したことはない」という考えもあるかもしれません。

しかし、そのアイデア自体がつまらないものでも、そこから別のアイデアへつながることを期待して、私はやはり手帳に書くのです。



まとめ

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本書のタイトルは『1000人の経営者から教わった 一流の人の考え方 』ですが、「一流の人(から話を聞いた人)の考え方」というほうが正確かもしれません(笑)。

つまり、あくまで書かれていることの多くは著者の考えということ。

「一流の人」の話題はたくさん出てくるものの、「一流の人」の言葉そのままというよりは、著者の解釈が多く含まれていると感じました。

それが悪いということではありません。著者も一流なのかもしれませんし。


しかし、著者は勝間さんを好きではないようで、彼女についてやや批判的なことが書かれているのは、別にカツマーではない私でもちょっとビックリ。

他にも、超一流の人が書いたビジネス書「以外」は役に立たないと読み取れる内容があったり、なんだかAmazonに書かれたネガティブなレビューを見ているような気持ちになりました(笑)。

著者の職業はライターさん。普通のことを書いても価値がないので、あえてそういうところを狙っているのでしょう。

これは、良くも悪くも問題作!?(笑)

とはいえ、大前研一さんや吉越浩一郎さん、森永卓郎さん、堀江貴文さんなど一流の人についても書かれており、なんだかんだ言ってもとてもおもしろい本です。


ちなみに、勝間さんのような方をおもしろくないと感じる人がいるとしたら、それは勝間さんが効率化を追求していることだけが問題ではなく、論理的に「正論」ばかり言うから、ではないでしょうか。

そこに人間味が見えないから。

血液型占いなんて当たるわけがない、と言いそうなタイプですよね(笑)。

しかし、「正しさ」より「面白さ」が大切なときがあるのです。

ただし、完璧な人間などいません。

勝間さんについてはちょっと人間味がないなとは思いつつも、数多くの成果をあげている点で本当に素晴らしいと思います。


説得力を増し、相手に気持ちよく動いてもらうためには論理思考+心理術が最強

この記事に多くのアクセスが集まったように、人の心に関わる部分は、ロジカルだとか効率化だとかだけでは片づけられないですね。



次はどれを読みますか?

人たらしの流儀 君がオヤジになる前に44920445744478016089



関連リンク




今日のひとこと

なんだかこの記事にはずいぶん時間がかかってしまった…。ふぅ。









コメント

はじめてのコメント

はじめてコメントします。

楽しくブログ拝見しております。

読書の量の多さに驚いています。本の内容がとてもわかりやすくまとめられていて、本がほしくなってしまいます。本だけでなく、いろいろ紹介されている商品も欲しくなってしまいます。(^O^)

これからもブログ楽しみにしています(^o^)/


コメントありがとうございます。

>山葡萄さん
いつもアクセスありがとうございます。
みなさんのアクセスやコメントがとても励みになります。

実は、「本の内容をまとめている」という意識はあまりありません。
あくまで私がピンと来た内容を選び、自分の考えや言葉をなるべく使うようにしています。

実際に本を読んでいただくと、記事と本でずいぶん印象が違う可能性もありますので、それも楽しんでいただければと思います。
  • [2012/05/31 22:52]
  • URL |
  • コウスケ@ライフハックブログKo’s Style
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

自分の言葉

返信ありがとうございました。

私は文章を書くのが苦手で、上手く書けるようになりたくて何かを調べていたら、こちらのブログにたどり着いたのです。

自分の思いや考えを自分の言葉で書けるように、話せるようなりたいです。

何かよい方法はありますか?

コメントありがとうございます。

なるほど、文章ですか。
一番かんたんな方法は、うまくても下手でもとにかく書く。書き続けることではないでしょうか。

私は決して文章がうまくありませんが、書き続けていることで、何に気をつければ良いか、だんだん分かって来ました。
文章力の本なども読みますが、読むだけではダメなのは当然ですよね。

書けば、分かると思います。

ツイッターのアカウントをお持ちでしたら、ツイッターでもぜひ声かけてください。

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