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あなたの「意思決定力」「行動力」を劇的に上げる5つの考え方  はてなブックマーク - あなたの「意思決定力」「行動力」を劇的に上げる5つの考え方

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私たちの毎日は、「意思決定」の連続です。

時にはそれを「あとで考えよう」「今度決めよう」と、先延ばしすることもあるでしょう。

しかしそれには大きなリスクがあることを忘れてはいけません。

意思決定をしないとは、もはや無意識に「チャンス」を見送っていること。それどころか、将来に向けて自ら「リスク」を育てる行為といっても過言ではありません。

P.17

では、どのようにすれば、速く、最適な意思決定ができるでしょうか。

今日は、数々の経営判断を下して成功も失敗も経験してこられた本田直之さんの本『意思決定力 』をもとに、このことについて考えてみましょう。




1. 「正解はない」という前提で決める

「この決断で間違いないという自信がもてるまで、決められない」
このようなスタンスでいる人は、結局いつまでたっても意思決定できませんし、何一つ行動に移せないのです。意思決定とは行動するための第一歩であり、永遠に考えているだけでは哲学者になってしまうでしょう。
(中略)
準備と根拠を徹底する一方で、「あらゆる意思決定には正解はない」という前提できちんと答えを出すことにしましょう。

P.30
100点にこだわっていては意思決定→行動できません

「正解」ではなく、「最適」を考えるようにしましょう。

正解=結果は、やってみないと誰にもわからないのです。



2. 「どうしよう」ではなく、選択肢をつくる

意思決定の際、「どうしよう?」と考えてしまうことがありませんか?

上司に対し、「こういう問題があります。どうしましょう?」と聞く人もいますが、これでは意思決定することを放棄していますね。

問題が整理され、選択肢化されていれば、「このなかから、どれを選ぶか?」という点にしぼって考えることができます。

P.94
まずは問題を整理しましょう。それには「紙に書く」のが良い方法です。

紙に書くというシンプルな行為は、思考や感情の可視化にもつながり、すべてが客観的かつ明確になります。

P.101

そして選択肢を絞り込む。これで、意思決定はかなりラクになるはずです。

あとは、そのなかからベストなものを選ぶ、または優先順位をつけることをすれば良いのです。


上司に相談するなら、「どうしましょう?」ではなく、「A案、B案、C案とあり、私はA案と考えますが、いかがでしょう?」としましょう。



3. 「見込み六割」で意思決定し、残り四割は行動しながらカバー

一つ間違えたら永遠に取り返しがつかない意思決定など、この世にそうはありません。また、これまで述べてきたとおり、100パーセント絶対に正しい意思決 定もありません。この事実を認識し、「見込み六割でどんどん意思決定し、残りの四割は行動しながらカバーしていく」習慣をつけましょう。
逆にいうと、残りの四割をどうカバーするか、多少間違ってもどのようにリカバーしていくかが意思決定においては大切といえます。

P.116
ご自身の人生を振り返ってみても、「間違えた判断をしたはずが、結果的にはいい方向へ向かった」ということがあるのではないでしょうか。

結局、なにが正解かわからないし、思い通りに行かなかったとしてもその後のリカバー次第ではより良い方向へ持っていくことができるでしょう。

「六割は進めのサイン」

P.117

このように考え、意思決定→行動してみましょう。



4. すべてのトラブルは意思決定の練習

トラブル・失敗というのは苦しい経験です。

しかし、1つめの選択肢でダメなら、次の選択肢を試す。

そのリカバーが重要なのです。


このような意思決定を次々と経験していけば、ストレスにも強くなり、また経験の蓄積から意思決定の精度も上がります

毎回の意思決定は、次の意思決定の練習でもあるのです。



5. どんな情報にもバイアスがかかっている

意思決定の際、他人にアドヴァイスを求めることがあるでしょう。

しかし、どんな意見にもかならずバイアス(先入観、偏見)がかかっています。

意見する人の立場、考えがどうしても反映されるのです。


たとえば、私に「iPhoneかAndroidか、どちらが良い?」と聞かれれば、Androidについて詳しく知らないのに、自分が使っている・好きだという理由で「iPhoneだ」と言ってしまいます。


服屋で店員さんにどの服を買うか相談するにしても、あなたに似合うかどうかだけでアドヴァイスをしているわけではありません。

意識的か無意識かは別にして、店員さんの好み・店員さんや店のメリットなどが、その意見に反映されているはずです。


TVや新聞のニュースですら、偏っています。

まず、膨大な情報の中からどれを取り上げるか、という時点で既にバイアスがかかっています。

同じレベルの事件を2つの企業がおこしたとしても、A社の事件を取り上げてB社を取り上げていない可能性があります。


意思決定のために情報収集をする際は、すべての情報は偏っているという前提を忘れてはいけません。



まとめ

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大きなことも小さなことも含め、「迷う」というのは誰にでもあることです。

ただそのときにどのように意思決定するのか、自分なりのルールがあると、より早い判断ができるでしょう。

本書『意思決定力 』は、その手助けになるはずです。


自戒のために、ここで記事にまとめてみた次第です。

Stage 1
なぜ今こそ「意思決定力」が必要なのか?

Stage 2
大前提となる「基本ルール」を理解しているか?

Stage 3
「情報のインプット力」を鍛える

Stage 4
インプットした情報から、「選択肢」を抽出する

Stage 5
「シミュレーション力」を鍛え、意思決定する

Stage 6
意思決定で失敗しない、「リカバリー力」を蓄える

Stage 7
毎日のトレーニングで「意思決定力」を鍛える




次はどれを読みますか?

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