fc2ブログ

「まずい」と言っては(思っては)いけない  はてなブックマーク - 「まずい」と言っては(思っては)いけない


芸能人は大変。正直なリアクションをしたら問題になってしまいます。

「美味しい」と言われて出された食べ物を「美味しくない」とはなかなか言えませんよね。


しかしこのような場面は、芸能人以外でも、よくあることではないでしょうか。


学生時代、割烹料理屋でアルバイトをしていたときに、女将さんに教えてもらった言葉を思い出しました。





「まずいのではなく「自分の口に合わない」だけ

どういう流れでこういう話になったのか忘れましたが、女将さんが私にこう教えてくれました。

あなたが「不味い」と思ったものでも、「美味しい」と感じる人がいるの。たまたまあなたの好みに合わないだけ。
それ(料理)は、「まずい」のではなく、あなたの「口に合わない」というだけ


これはもう15年も前に言われたことなのに、いまだに覚えています。

これを聞いて、パっと視野が広がった感じがしたのです。


自分が美味しいと思わなかったら、それは世界の常識として美味しくない、と決め付けるのはおかしなことです。

しかしつい、「自分基準」=「世界の常識」のように思ってしまうことがありませんか?


まさか料理を作った人に「まずい」と言う人はいないでしょうが、他人にそれを伝えるのなら「まずい」ではなく「自分の口には合わない」と言うほうが良いでしょう。

そのほうが上品ですし、自分はそう思うけど、違う意見も尊重しますという「iメッセージ」になります。



まとめ

これ、食事以外にも言えますよね。

「絶対こうだ」「こうに決まってる」「当たり前」などと言って(思って)しまわないよう、気をつけたいものです。

違う意見に出会うときこそ、いろいろな方の見方の違いを学べるチャンスなのです。「意見の違い」が起きているのではなく「見方の違いを学んでいる」のです。




次はどれを読みますか?

4804717706 4331516083怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)



関連リンク











今日のひとこと

先日開催したイベント、大成功でした!

【報告】2012/4/28マインドマッパーのためのイラスト講座

たかがイラスト、されどイラスト。

プロみたいにうまく描けなくて良いですが、思ったことをササっと図にできると便利ですね。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kosstyle.blog16.fc2.com/tb.php/1719-f23d3a08