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『一流の人の話し方』に学ぶ!「また会いたい人」になるための8つの会話の極意  はてなブックマーク - 『一流の人の話し方』に学ぶ!「また会いたい人」になるための8つの会話の極意

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人間はとにかく面白い。面白い人間にどれだけ多く出会えるかによって、自分の人生の面白さも変わってくる。面白い人生を生きたいのなら、その入り口が「会話」であることを忘れてはならない。

生きていくうえで人間関係は不可欠。

仕事でも恋愛でも家族でも、とにかくコミュニケーションをとるために「会話」をすることになります。

ということは、「会話」をおろそかにすることは、人間関係を、そして、自分自身の人生をもおろそかにすることになるのではないでしょうか。


営業のデキる人はなぜ人に好かれるのか。

ブサイクでもモテる人にはどんなヒミツがあるのか。

仕事が目立ってデキるわけでもないのに出世する人はどこが評価されているのか。

思春期の子どもに嫌われていない親は何に気をつけているのか。


すべて、「会話」に特徴がありそうです。


今日は本『一流の人の話し方 』から、「また会いたい人」になるための8つの極意を学びましょう。




1. 会話は「工夫したつかみ」から入ってみる

何でもそうですが、はじめが良ければ、その後もうまくいくでしょう。

本書では、ある広告代理店の営業局長のお話が紹介されていました。

「私がいつも部下にいうのは、クライアントの意思決定を握る人物の『個人情報』をできるだけ収集して俺に教えろ、ということだけですよ」
(中略)
ゴルフや釣りといった趣味、これまで成功を収めた仕事のキャリアもあれば、若いころの経験、出身地、学歴という人もいるだろう。それを、彼は話の導入部に入れるのだという。

P.18
これを読んで思い出したのは、元伊勢丹のカリスマバイヤー藤巻幸夫さん。

以前TVで見たのですが、彼は初対面の相手に難しい商談を持ちかける前に、まるで雑談のような雰囲気の中で、とにかく相手の話を聞いていました。

藤巻さんの「つかみ」は、相手との関係を築くために相手の商品のこだわりや苦労話などを聞くことでした。

最初は身構えていた相手も、「この人になら」と心を許し、商談成立です。


プライベートでも同様です。

「さすがに、あのハーレーにはもう乗ってないよな?」
「お袋さん、まだ、氷川きよしの追っかけ、やってるの?
「◯◯くんの高校、すごいね。今年、甲子園に出たじゃない!」
「ベンチャーズ、今年も日本に来るね!」
(中略)
要は、自分が記憶している相手の極めて個人的な話から入ってみること。

P.17
最近はFacebook、ツイッターなどあるので、そこで知った相手についてのネタをふってみるのも良いですね。

「最近どう?」なんてあまりに適当な、つまらない話の振り方はもうやめたいですね。



2. 「嫌い」と言うのをやめてみる

テレビを見ていれば「私、このタレント大嫌い」、街を歩いていれば「なに?あの女のファッション、最低!」などと、こちらが頼んでもいない、尋ねてもいないのにそういうことをいってくる。一緒にいると、なんだかこちらの気分も悪くなってくる。人の好みだから勝手だが、いちいち口に出してほしくない。「テレ ビを消せばいいだろう」「街を歩くな」といいたくなる。こういう生き方は感心しない。

P.27
たとえば、ツイッターなどでも同様です。

私はついうっかり「嫌い」なことの話を打ち込んでしまい、あわてて投稿することをやめることもあります。

しかし、実際の会話では、口から出してしまえば削除できませんよね。


「嫌い」の話はやめ、「好き」の話をしましょう。



3. 素直に「知りません」と言う

こんな会話、身に覚えがありませんか?

「この前、築地から銀座に移って新しい店をオープンした『◯◯寿司』に行ってきたんだけど、なかなか美味しかったよ。高級店ではないけど、知っている?その店」
「いや、そこよりも、やっぱり寿司は『XX鮨』か『▲▲』でしょう。そのクラスの寿司屋なら」

P.50
「俺のがよく知ってる」という態度は、相手に不快感を与えるでしょう。

聞かれたことに答えていないことも問題ですね。


いつも相手に勝つ必要はありません。

謙虚に、素直に、「知らない」「あなたのほうがよく知っている」と伝えることができる心の余裕を持ちたいものです。



4. 第三者を褒める

「褒める」というのはコミュニケーションにとても大切なことですね。

褒められる方はもちろん、褒める方も気持ちがいいものです。

ただ、褒められると「どうせお世辞でしょ?」という素直じゃない人もいます(笑)。


そこで、その場にいない第三者を褒めるのが良いでしょう。

「○○さんがほめてたよ」と、きっと本人に伝わります。

直接言われるよりうれしいことが想像できます。



5. 「自慢話を好きなのは自分だけ」と心得る

「友だち同士の間柄でも、相手の自慢話を聞くよりも、自分の手柄話を聞かせたいものなのだ」(『人を動かす』創元社)
互いに相手のことに関心があるはずの間柄でも、これである。ならば、対して親しい間柄でもないのに自慢話を聞かされても、相手に対する印象はマイナスになるだけだ。

P.125
自分を認めて欲しい、という気持ちは誰にでもあるもの。

ついアピールしたくなってしまいがちですね。

また、自分ではそう思っていなくても、相手に「自慢」と受け止められてしまうこともあるから難しいところです。


自慢をゼロにすることはしなくても、ほどほどに抑えておくのが良さそうです。



6. パートナーの愚痴は復唱する

  • 愚痴とは聞き手に解決策を求めているものではない
  • ただ愚痴りたい。ただ聞いてもらいたいだけ

では、具体的にどう対応するか。

C 相手のいうことを復唱する

「今日、隣の奥さんたらこちらが挨拶したのに、知らんぷりしたのよ」
「へえ、知らんぷりしたのか」
「昨日、スーパーで会ったときは、ニコニコしていたのに」
「へえ、スーパーではニコニコしていたんだ」

これでいい。余計なことは言わないこと。「それがどうした」とか「挨拶に気が付かなかったんじゃないの?」などといってはいけない。「あなたはどっちの味方なのよ」となりかねない。

P.146
「うんうん」「なるほど」みたいな返事もNGとのこと。

「ちゃんと聞いてるの!?」と相手を怒らせる可能性があるからです(苦笑)。


つい「こうしたらどう?」「こうなんじゃない?」などと言ってしまいそうになりますが、相手に求められない限りは言わないほうが良さそうです。

パートナーのガス抜きをうまくしてあげられると、こちらも穏やかに過ごすことができますね(笑)。



7. 会話は「心八分目」にする

昔、気になる女性とカフェで遅めのランチしていたら話が盛り上がり、なんと5時間話し続け、同じ店で夕食も食べたことがあります(笑)。

こちらとしてはあんなに長く話が盛り上がったのだから、きっと仲良くなれると期待したのですが、残念ながらその後その女性に会うチャンスはありませんでした(苦笑)。

食べ物でもよくありますが、「お腹いっぱい!もう当分要らないわ」となってしまったのでしょう(汗)。


ビジネスでも恋愛でもその他でも、「また会いたい」と思ってもらうためには、会話も八分目で終わらせるほうが良さそうです。

セミナーや勉強会を主催する時もつい、多くのことをお伝えしたくなるのですが、ほどほどが良さそうです。

「もっと聞きたい」と思われているくらいで止めておく

これが、次のチャンスに繋がるのですね。



8. 説得力と言葉の量は無関係

下手な鉄砲なら数打てば当たることはあるかもしれないが、下手な言葉はいくら数を重ねても当たることはない。言葉を重ねるたびに、相手の「心の的」からどんどん離れていく。それどころか、相手の気持ちをズタズタにしてしまうこともある。

P.80
特にお説教するときは気を付けたいところです。

わかってもらおうと、たくさんの言葉を並べてもムダですね。

本当につたえるべきことをシンプルに伝え、すぐ終わらせるほうが相手に伝わるでしょう。


以前、「伝える」数と「伝わる」数は反比例という話を紹介しました。

3つ伝えれば3つ伝わるかもしれませんが、20も伝えたら相手の頭に3つ残るか怪しいでしょう。

たくさんのことを話せばそれだけ相手の心に残らない、というわけです。



まとめ

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ここ1、2ヶ月で読んだ本の中で一番ためになりました

項目にして8つも紹介しましたが、まだまだほかにもとても重要な内容がたくさん書かれています。

  • 長い会議でそのとき浮かんだ言葉をぶつけ合っていれば何か妙案が生まれるだろうというのは甘すぎる
  • 「命取り」になる言葉に敏感であれ
  • そのとき頭に浮かんだ事象や感情をただそのまま羅列して話すのは幼児と同じ
  • 目くじらを立てずに、ユーモアで切り返す
などは特に気を付けたいところです。

たくさん一度に意識するのは難しいので、今週はコレ!と目標を決めても良いですね。


 



次はどれを読みますか?

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関連リンク









今日の名言

「若い人のささいなミスについても大目に見ない。ささいな仕事をないがしろにする人は、じっくりとものごとにかかわれなくなるからだ。逆に、大きなミスをした人に対しては怒らない。本人だってことの重大性を十分わかるから」 http://t.co/WESBUFvP #meigenThu Mar 22 03:40:41 via bitly



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