ナンバー1よりオンリー1に!必要とされる人間になるための『フォローの技術』とは?

人間、ひとりでは生きていけません。フォローの技術とは、
まわりを思いやって、会話や行動をすることで、
どんな状況でも重宝される
オンリーワンな存在になれる方法です。P.16
助け、助けられ、ということが必ず発生するわけですが、その助ける側=フォロー役にまわればたくさんいいことがあるよ、というのが本『フォローの技術―凄腕アシスト芸人に学ぶ、自分の存在価値を高める方法 』です。
たとえば、あなたがこれまで営業成績ナンバー1だとしても、より営業力のある社員が転職してきたら突然あなたのポジションを奪われてしまうかもしれません。
しかし、世界に一つだけの花じゃないですが、ナンバー1を目指すのではなく、必要とされるオンリー1を目指そう!と考えれば、自分の価値は変わらず、相手に求められるというわけです。
今日は本書から、必要とされる人間になるための『フォローの技術』を4つ紹介します。
1. 俯瞰して自分の役割を認識する「ポジショニング力」
与えられた仕事「以外」を探すのも重要ですね。ポジショニング力とは、
自分の現状を把握し、
与えられた仕事に応えることで、
いかなるステップでも確実に輝ける力です。P.44
自分の得意分野が何で、それを上司や同僚、チームにどう活かせるのか?
まわりの人の弱点を自分がどう補えるか?
また、まわりの人が嫌がる・面倒くさがることを自分がやれないか?
それらを見つけることができれば、重宝されるはずです。
2. 相手の話をしっかり聞く「会話アシスト力」
「しっかり聞く」というのは、ただ聞くということではありません。会話アシスト力とは、
相手の話をしっかり聞くことで、
ミスやトラブルが激減し、
有益な情報が自分に集まってくる力です。P.82
理解の違いや言葉の定義などを確認するために質問することが必要かもしれません。
相手の話を引き出すために、うまく盛り上げることが必要な時もあるでしょう。
「あぁ、その話ならおれも~」などというようにトーク泥棒をせず、相手を主役にすることを意識しましょう。
「気が合う」と思ってもらえる一番かんたんな方法は、話を聞くこと です。
「聞く」ことに徹することができれば物事がうまく運び、あなたにもどんどんチャンスが巡ってくるでしょう。
3. 3つの「り」を意識する
名古屋ライフハック研究会には、私以外に5人のスタッフがいます。目配りで、いろいろなところに注意を行き届かせる。
気配りで、手抜かりがないように注意する。
先回りで、相手の気持ちを読み取り、先に動く。P.124
その中でも、@seven777さんやkomatsunaさんはイベント当日に参加者のみなさんへの目配りが素晴らしいです。
また、@kakobonさんはイベント準備期間中、「あの作業がまだ終わってないのでは?」「例の件をそろそろ進めてね」など、他のスタッフがうっかり忘れているようなことに気配りをしてくれます。
そして、@nijinochichiさんや@shinrinさんは、「あの企画進めてます!」「会場予約しておきました!」と先回りしてくれます。
こういうことってすごく大切ですよね。
他のメンバーからすると、「彼がいないと困る!」と感じることになるわけです。
4. 給料以上に働く
「どうせ給料安いんだし、ガツガツ働かなくてもいいや」そんなふうに考えていては重宝されませんね。
「残業手当つかないんだから、適当にやっておこう」
周りの人のフォローをし、給料以上に働いているから、釣り合いを取るために上司は「もっと給料を上げてやらねば」という気になるのです。
まとめ

会社員であるならば、経営者の思いを実現するために全社員でフォローしていると考えることもできます。
また、商売をしていれば、お客様のフォローをするのが仕事だと言えます。
「おれがおれが」と自分が主役になるのではなく、相手を主役にして自分はうまくフォロー役ができれば、きっと相手に必要とされるはずです。
お笑い芸人でも、他の人がしゃべっているときにうまく盛り上げられる芸人が重宝されていますね。
本『フォローの技術―凄腕アシスト芸人に学ぶ、自分の存在価値を高める方法 』からフォローの技術を学び、会社内・社会の中で自分の居場所を見つけておけば、いつのまにかあなたはいつも引っ張りだこ状態かもしれませんね。
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『哲学者ルソーは自由について「なんでもやっていいということが自由なのではなくて、やりたくないことをやらなくていいのことが自由だ」と言っていたそうです』 本『Learning × Performance予定調和を超え、日常をゆさぶる』 http://t.co/5VI7Kd44
- [2012/04/03 12:00]
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