仕事と両立!勉強が毎日続く5つの方法 ~本『仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法』

不況ということもあり、もっとスキルを上げなくてはと、「勉強ブーム」ですね。勉強は、「毎日続く」からこそ意味があるものです。
(中略)
勉強を続けるコツは簡単です。それは、勉強が続く「しくみ」をつくってしまえば良いのです。本『仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法 』より
私の周りでも、資格取得などの勉強をされている方が多くいます。
たまにするだけの勉強では意味がありません。
しかし、「毎日続ける」というのがなかなか大変。
今日は、資格試験の人気講師が書いた本『仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法 』から、仕事と両立!勉強が毎日続く5つの方法を紹介します。
1. 「楽習」をする
「英語を勉強したい」という人が多いですが、「なぜ?」と聞くと、意外と明確な答えがなかったりします。「やらされて学ぶ」ではなく「やりたいことを学ぶ」。
これを「楽習(がくしゅう)」と言います。
このスタイルであれば、むずかしい内容に遭遇したとしても、なんとか乗り越えることができます。それが充実感につながり、さらに楽しく学びを続けていくことができるのです。
(中略)
①自分が興味を持てる分野を探す
②「自己成長」につながるものを選ぶ
③自分にとって「価値がある」と思えるものを選ぶ
④誰かのために役立つと思えるものを選ぶP.16
- 仕事でどうしても英語が必要だから
- なんとなく話せたほうがよさそうだから
そもそも自分にその勉強が必要なのか、考えてみると良いでしょう。
無駄な勉強ならしないほうがマシかもしれません。
直接仕事につながる勉強をすれば、結果や給料につながるわけですから、自然とモチベーションも上がるでしょう。
2. カレンダーでモチベーション維持
手帳やカレンダーをつかってモチベーションを維持する方法が、シンプルですが効果的です。
著者の紹介しているものではありませんが、私はこれを使っています。
Daily Deeds 1.4(¥85)

現在の価格: ¥85(サイズ: 1.2 MB)
販売元: SpoonJuice - Rohit Singal
リリース日: 2010/03/08



ただし個人的な経験から注意したいことは、勉強出来なかった日があってもガッカリしすぎないこと。
他の日に挽回すれば良いだけのことです。
1日空いてしまったくらいでガッカリし、その後ズルズルとサボり続けてしまう、というのはなんとももったいない話ですからね。
3. スムーズに「勉強スタート」できる工夫をする
先日、こんな言葉を紹介しました。
何事も「始める」ときに一番エネルギーを使います。「Once done is half done.」 (いったんはじめたものは、半分終わったも同じ)
いったん始めてしまえば、あとは勢いがつくものです。
「スタート」することを重視すべきなのです。
- 勉強前にコーヒーを淹れるなど、「いつものパターン」を持つ
- 家に帰ってきたらすぐ机の上にテキストを広げる
自分なりのスタート前の儀式を持ったり、やる気がなくてもスタートできるようになにか工夫してみましょう。
4. 時間の性質に合わせて勉強法を変える
時間の使い方が、大きな差になりそうです。無理なく学び続けるためには、いかにして時間をコントロールしていくかが最大の鍵となります。
私が一番重視しているのは、「時間の性質に合わせて流れをつくる」ということです。P.132
著者は時間を9種類に分けて、それぞれに最適な使い方を薦めています。
たとえば「朝時間」は、前日の復習が最適。
前日に、「次の日10分で復習したい場所」に付箋を貼っておくと良いとのこと。
これはまさに上記3の「スタートをスムーズにするコツ」ですね。
また、「すきま時間」は暗記につかうのがベスト。
通勤時間、外食時に食事が出てくるまでの時間など、すきま時間は意外とあるものです。
そのために単語帳など事前につくっておくのが良いでしょう。
その他、残り7つの時間帯の使い方は、本書を読んでみてください。
5. 勉強内容をアウトプットする
「資格」という証明や肩書きが欲しいだけのために勉強するというのもなんだか残念。アウトプットするというのは、学んだことを自分の言葉で誰かに説明することです。誰かに説明する場面になると、どのくらいのレベルで伝えるか、どれくら いの量が求められているのか、わかりやすい具体例はないかなど、いろいろなことを考える必要が出てきます。そうなったときに、自分が蓄えている知識同士が つながり合い、誰かのために役立つ知識へと進化していくのです。
P.178
私はアウトプットしないインプットは無意味だとさえ思います。
学びを自分や他人のためにアウトプットしていくことにはこんな効果があります。
知識を実践ベースで使う機会に変えることができる
P.183
「資格取得してからそれを活かして…」と考えず、資格取得前の勉強中から、アウトプットしてしまうと良いでしょう。
友人との会話のなかに、また社会のニュースなどにも、自分の勉強していることとつながることを見つけ、それについて話すのです。
他人に勉強していることを伝えてしまえば、もうあとには引けません。
それにもし勉強している内容で他人に貢献できたら、自分としてもますますやる気が出るでしょう。
学んでいる内容を自分の言葉で定期的にブログにまとめるのも良いですね。
理解できていなければまとめることはできません。
それに、今はツイッターやFacebookがあるので、自分のブログを知人に読んでもらいやすい環境が整っています。
サボっていたらすぐにバレますね(笑)。
まとめ

「勉強法の本を読んでる時間があったら、その時間を使って勉強したほうが良い」という声も聞こえてきそうですが(笑)、
- これから新たに何か勉強を始めたい
- いま勉強しているが、どうもうまくいっていない
1章 勉強が必ず続く「目標」の立て方
第2章 1日30分でも集中できる「気持ち」の持ち方
第3章 挫折を未然に防ぐ「環境」のつくり方
第4章 無理なく学び続ける「時間」の使い方
第5章 勉強の継続を邪魔する「問題行動」とのつき合い方
第6章 学びを進化させる「アウトプット」の仕方
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『その人の靴をはいて1マイル歩くまで、人を裁くな、(同じ立場に立ってみるまで、人を批判するな)』 本『たった1つの言葉が人生を大きく変える http://t.co/Vsv4MRWs #meigen
- [2012/03/21 20:54]
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