コミュニケーション心理学の専門家が教える!『ストレスをためない技術』

おそらく学んだことがない、という方が多いでしょう。あなたはストレスとの付き合い方を、きちんと学んだことがありますか?
本『ストレスをためない技術 』 P.001
本『ストレスをためない技術 』は、NLP(コミュニケーション心理学)の専門家がいかにストレスをためずに生活するか、その方法を教えてくれる本。
適度なストレスはやる気アップのクスリになりますが、過度なストレスは毒になるので気を付けたいところ。
今日は本書から、ストレスを貯めない7つの方法を紹介します。
1. ストレッサーを避ける
ストレスの元(ストレッサー)があるなら、それを避ける。すごくあたり前で、一番かんたんですね。
たとえば私は、Evernoteの整理が面倒で、すこしストレスでした。
そこで今では、整理をほとんどしないと決めています。
Evernoteにある情報を見るときは、「検索」を使って探せばOK。
ノートブックは10もないし、タグも手動ではたまにしか付けません。
入れる情報も絞っています。最近では、Webクリップをほとんどしません。
クリップしても、結局見ないことが多かったのです。必要になったときにググればたいていのことは済みますよね。
次に使う目的が明らかな情報は、入れておくと良いかな、と思っています。
そういえば、foursquareやfacebookなどでのチェックインも基本的にはやめました。
場所が選択肢として出てこないと面倒で、ちょっとイラっとするからです(笑)。そのわりに、メリットが少ないと感じました。
流行っているものでも、自分に合わなければムリに使う必要は無いでしょう。
ここではすごく小さなストレスの話をしましたが(笑)、もっと大きなストレスも同様です。
会社が死ぬほどストレスならやめるのも選択肢でしょうし、満員電車での通勤が嫌なら一時間早く家を出るか、会社の近くに引っ越せば避けられるでしょう。
2. 「事実」と「解釈」を切り離す
以前、ゴキブリを「気持ち悪い」と思うのは、あなたのせいという話を紹介しました。
つまり、「ゴキブリがいる」という事実を、自分が「気持ち悪い」と解釈するからストレスだ、というわけです。
実際、世界にはゴキブリがいても平気な人もいるのです。
ストレスは、自分の「解釈」が原因となっていると知りましょう。
「居酒屋でなかなか料理が出てこない」という事実も、「店員さん忙しそうでタイヘンだね」と解釈すればストレスではありませんが、「何あの店員はのんびり仕事してるんだ、こっちは腹減ってるのに」などと解釈すればストレスになるのです。
以下のエントリーでも詳しく紹介しました。
ストレスの原因となる6つの『心のゆがみ』
3. 朝は時間に余裕を持って起床し、朝日を浴びる
朝大切なのは、起きたらまず朝日を浴びること。これによりセロトニンという幸福ホルモンが出るからです。一日の始まりはとて大切。心と体がどのようにスタートするかによって、これから起こる出来事の受け止め方が変わるからです。
P.124
それから、時間に追われないこと。
朝は充分な余裕を持って起床し、朝日を浴びる。何時までに顔を洗わなければならない。朝食は5分で食べなければならない。急いで着替えをしなければならない駅まで走らなければならない。
まさに「○○しなければならない」のオンパレード。精神状態は乱れ、何もなくてもイライラした気持ちになります。P.125
これが大切ということですね。
4. ストレスの現場からいったん離れる
以前、自分が怒ってしまいそうになったら「ちょっとトイレ」などと言い訳をして一旦その場を立ち去り、 冷静になって戻ってくるという話を紹介しました。
若干気まずい空気になるかもですが、その場で怒ってひどいことを言ったりするよりはマシですね。
5. ストレスなことを紙に書いてシュレッダーにかける
バカバカしいと思わず、一度やってみるとおもしろいのがこの方法。
腹の立つこと、不安なこと、イライラすることなど、とにかくまず紙に書いてみましょう。
書くだけでもいったん心の外に出すことができ、少しラクになります。
さらにシュレッダーにかけると、今その場ではそのことは忘れよう!と意識でき、スッキリしますよ。
シュレッダーがない場合は、頭の中でイメージするだけでも効果アリ。
6. 相手との席の位置に気をつける

Aさんと仲良くなりたいなら、B、C、Dのうちどの席に座るのが良いでしょうか。
答えはBです。隣に座ると同調しやすくなります。
カウンセラーなどは、Dに座ることが多いです。中立的な立場になるからです。
Cの位置に座ると対立してしまう可能性があるので、もともとAさんと意見が合わない場合は特に避けたほうが良いでしょう。
7. アンカーリングをつかう
ガッツポーズをするのはうれしいときですよね。
自分の中にガッツポーズ=うれしいというふうにアンカーリングされているので、逆にネガティブな気持ちになりそうな時でもガッツポーズをしてみれば、テンションを上げることができます。
このようなアンカーは自分でつくることもできます。
自分で決めたポーズをとった状態で得たい気持ちをイメージすれば、ポーズと心をリンクさせて、呼び出すことができるようになります。
私は、親指を立てたらポジティブに考えるというふうにアンカーリングしています。
打ち合わせなどで否定的になりがちなとき、机の下で親指を立ててます(笑)。
まとめ

ここで紹介した5~7は特にNLPっぽい内容ですね(たぶん)。
それにしても、人間っておもしろいですね。
ストレスがたまると不快な一方で、ストレス(刺激)のない生活も不満。
本『ストレスをためない技術 』にはここで紹介したこと以外にも、
- 生活の中に◯◯◯運動を取り入れる
- ストレス対処の基本「よける」「ひねる」「受けとめる」
- ポジティブ・セルフトーク
ストレスとのうまい付き合い方を学び、いつも自分を心地良い状態にもっていけるようになりたいものです。
第1章 ストレスとはいったい何なのか?
第2章 ストレスを感じた心を整える技術
第3章 ストレスを感じにくくなる生活習慣
第4章 ストレスを感じにくくなるオフィス習慣
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