いつもと違うジャンルの本を読もう!カラーバス選書法のすすめ

以前、ブログ記事に対し、はてブでこんなコメントをいただきました。
おっしゃる通り、たしかに私は自己啓発書、ビジネス書を多く読んでいます。自己啓発系ばっかりで興ざめ・・・でもブクマしちゃう。
自己啓発ばっか…('A`) 人に影響を与えるために書いた本から選んでもなぁ。
娯楽というより、なにかを学ぶために目的をもって読書しているからです。
しかし、文学や詩集、小説などを楽しむことからも、学ぶこと・感じることはあるでしょう。
そんなわけで、ジャンルの幅を広げていろいろ読んでみようかと思いましたが、必要な情報を得るための読書と違い、どんなふうに本を選ぼうかと迷ってしまいました。
そこで思いついたのが、今日紹介するカラーバス選書法です。
この方法なら、いつもとまったく違う本を選ぶことができます。
【ルール1】 テーマ色を決め、書店や図書館でいつもと違う本棚へ
テーマカラーを1つ決めます。
たとえば私の場合は大好きな赤です。
そして、書店か図書館の、いつもと違う本棚へ行きましょう。
いつもビジネス書や自己啓発書ばかりを読む方は、小説や文学、写真集のコーナーなどです。
すると、これまで存在に気付かなかった赤い本がたくさん目に飛び込んできます。
それらを手に取ってみましょう。
Amazonなどのネット書店はNGです。
【ルール2】 中でも興味を持てるものを選ぶ
あまりに興味のない本では、読書が進まないし読む意味がなくなります。
テーマカラーの本の中で、なるべく興味を持てる本を選びます。
【ルール3】 その色の本を10冊読むまで他を読まない
私の場合は赤い本を10冊読み終えるまで他の本を読まないと決めました。
そう決めないと、結局いつもの基準で読みたい本を読んでしまうからです。
ただ、人によって読書量は様々。3冊でも5冊でも構いません。
数は自分で決めると良いでしょう。
ルールは以上です。
これで、いつもとは違う読書体験ができます。
私が読んだ赤い10冊!
実際に私が書店や図書館で選んだのは以下です。
このカラーバス選書法をしなければ、私にとっては読む機会はなかったであろう本ばかり。










いつもとはかなり違った感覚で読書できました。
たとえば、80年以上に渡ってアメリカの芸術家たちに読み継がれた芸術指南書の古典的名著『アート・スピリット 』は、芸術家でない私でも、人それぞれの「モノの見方」の大切さや、自分自身を教育する重要性を考えさせられました。
『ミステリーの書き方 』は、ミステリー作家43人のポリシーや発想法、テクニックが惜しげもなく書かれており興味津々、『13人の人生案内 あっぱれな人々』では、身近な人から学んだことを文章にまとめてみたくなりました。
『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』は妙に登場人物に感情移入してしまったし、『聯合艦隊司令長官 山本五十六 』は山本五十六が亡くなった部下?をすべて手帳に記録しており、それを見て泣く姿が印象的。
『ちんろろきしし 』はとにかく衝撃的です(笑)。
まとめ
いつもは、「これについて知りたい!」という目的があって本を読んでいます。
そして、Amazonの評価を気にすることも。
カラーバス選書法をすると、これまでとはまったく違う本を選ぶことができます。
ときどきやってみると、話のネタが広がったり、新しいアイデアが浮かびそうです。
実際に選んだ本を最後まで読まないとしても、選ぶところまででもやってみると面白い体験になりますよ。
ゲーム感覚で、ぜひ試してみてください。
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今日の名言
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- [2012/04/11 07:00]
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