【全10冊】現在気になっている未読本(2012/1/27版)

さて毎月恒例、最近気になっている本10冊(未読)を紹介します。
- その本読んだけど良かったよ!
- イマイチだったよ!
- そのテーマならこっちの本のほうがオススメ!
脳が冴える勉強法―覚醒を高め、思考を整える

ベストセラー『脳が冴える15の習慣』は読みやすくためになる良書でした。
その著者が、脳の仕組みと性質を分かりやすく解説。各種試験や語学の習得はもちろん、人生に役立つ勉強法を示してくれる本。
資格の勉強などに限らず、仕事にも勉強が必要なことがありますし、読書なども含め、自分の脳を使いこなせるようになりたいですね。
第一章 脳を目覚めさせる
「脳が冴えている状態」をつくる
脳の覚醒をフル活用する勉強法
脳の情報整理を進ませる「効果的な休み方」
「どうしてもやる気が起こらないとき」の対処法
ほか
第二章 脳を眠らせる
気持ちよく眠りにつく方法
ほか
第三章 思い出しやすい記憶をつくる
私の医学部時代の勉強法
記憶を強化する「まとめノート」のつくり方
ほか
第四章 脳の回路を効率化する
「教科書を一三回、繰り返し勉強する」の意味
ほか
第五章 子どもの脳を育てる
「子どもの脳」と「大人の脳」の違い
思考系を育てるために重要な「親の習慣」
ほか
第六章 大人の勉強はどうあるべきか
なぜ大人の勉強には「目標が不可欠」なのか
ほか
父・金正日と私 金正男独占告白

これは世界に衝撃を与える大スクープですよね。
本書はあの日本でも大人気(笑)の金正男氏が、父・金正日、北朝鮮、そして自分自身について著者に語った内容を出版してしまったもの。
世界を知る彼は、冷静に自国を見ることができているのでしょう。とても興味深い一冊。
はじめに 金正恩体制のカギを握る男
序章 金正日の「血と骨」
第1章 北京での邂逅「私が金正男です」
第2章 百五十通のメール対話
第3章 マカオでの独占インタビュー
第4章 祖国からの警告
第5章 プリンスはなぜ追放されたのか?
終章 金正男が平壌に帰る日
2022―これから10年、活躍できる人の条件

視点が面白そうで気になる本。
私などは未来の日本、未来の世界について予見する、などという気持ちの余裕がありませんでしたが(苦笑)、それをすることで、自分自身の行動について考えることができるのですよね。
「あと数年で会社はなくなる」
「中国は2025年まで発展、日本は2020年以降、崖から転がるように落ち込む」
「iPhoneは2016年に製造終了」
……本書で語られる、衝撃的な予言の数々だ。
(中略)
「これからの10年はどうなる?」
「日本人だけがつかめるチャンスとは?」
「若手ビジネスパーソンが今、すべきこととは?」
「30代・40代の役割とは?」
……答えはすべて、本書の中にある!Amazonより
あなたの思いを伝える表現力のレッスン

早稲田大学の人気講義が書籍化。人気演出家が「声」「体」「感情」「言葉」を駆使した表現の基礎を伝授してくれます。
プレゼンなどでなく、ふだんの会話などでも「表現力」って大切ですね。
何を言っているのかわからない人は、仕事でもプライベートでもあまり好かれない気がします。
「何を話すか」だけでなく「どう話すか」に注意を払い、思いを伝えるようになりたいものです。
10年後、仕事で差がつく戦略思考

サッカーJリーグの創成にかかわり、ワールドカップの日本への招致の中核で活躍し、スポーツ・ナビゲーションを創立した著者が説いた、自分を成長させる仕事&人生のメソッド。
10年後に差がつく骨太の仕事の戦略やスキルはどのようにすれば身につけることができるのか?
第I部 戦略とは何か 理論編
第1章 戦略を知らない日本のビジネスマン
第2章 戦略と共感
第II部 ビジネススキルとしての戦略 活用編
第3章 ”Really?”と問う習慣をつける
第4章 ”Why?”と問う習慣をつける
第5章 ゴールを設定する
第6章 仮説力を身につける
第7章 実行力を身につける
第8章 正しく評価し、次につなげる
「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック

こういう本をカフェや電車で堂々と読んだり、読みました!とツイートするのはちょっと恥ずかしかったりしますが、目次を読むとやっぱり気になります。
そして、1980年の刊行以来、時間管理と仕事の進め方のコツを伝授する名著としてアメリカで読み継がれてきた超ロングセラーなのだとか。
第1章 「仕事のできる人」が実践する時間の上手な作り方
第2章 「コマ切れ時間」を一つに集める
第3章 仕事の「流れ」を加速する「ひと工夫」
第4章 仕事が格段にはかどる「優先順位」のつけ方
第5章 「浪費時間」を再生する方法
第6章 頭のいい「仕事計画」の立て方
第7章 「いざという時」のために使える時間を貯金する
第8章 最短時間で最大の結果を生む「速・仕事術」
第9章 「ゴール」を作って「引き延ばし癖」を克服せよ
第10章 「時間習慣」が人生を豊かにする
できる上司は「教え方」がうまい

仕事はできても「教え方」がうまくない、という人がいそうです。
上司部下の関係に限らず、人に何かを教えるという場面はよくあるものです。
そこで相手がすぐに理解してくれないと相手のせいにしてしまいそうですが、実際は「教え方」が悪い可能性が高いですよね。
本書からぜひ学びたいと思います。
第1章 「教える」ことで、あなたも組織も成長できる
第2章 「一人前」の部下を育てる教え方の基本
第3章 部下の「自信」と「やる気」に火をつける教え方
第4章 どんな部下にも効率がある「タイプ別」の教え方
第5章 「多くの部下」を一気にレベルアップさせる教え方
顧客に愛される会社のソーシャル戦略

これからの企業はソーシャルメディアを使ったマーケティングを無視できないでしょう。
そのための教科書のような本です。
軽く流し読みましたが、東急ハンズ、無印良品など日本の先行企業の事例豊富で、とても勉強になります。
私は会社のWeb担当などではありませんが、それでも非常に興味深い内容です。「会社」を自分自身や勉強会、ブログなどに置き換えれば、いろいろと勉強にもなります。
第1章 マーケティングは「商売の本質」へと原点回帰する
第2章 心の距離を縮める「ファンマーケティング」
第3章 ソーシャルメディア以前からファンとのコミュニケーションを重視
第4章 もともと「顧客中心」が当たり前のブランドDNA
第5章 検討に時間をかけない商品だからこそ、ブランドとの関係性が重要
第6章 ソーシャルメディアの活用は、店頭での接客行動の延長
第7章 [心構え]ファンマーケティングのはじめ方
第8章 [戦略立案]ファンマーケティングのプランニング
第9章 [実践・コンテンツ立案]どういうコミュニケーションをしていくのか?
第10章 ソーシャルメディアの「つながり情報」から、自社サイト・サービスの改善へ
IDEA HACKS!2.0

みなさんすでに読んでいるかもしれませんね。
89項目もあるので、何か使えるネタがありそうです。HACKSシリーズ第1弾の『IDEA HACKS!』をクラウド時代に合わせてパワーアップ!
平凡な人間が画期的なアイデアを生み出すノウハウを紹介します。全て新規書き下ろしです。Amazonより
いまこそアダム・スミスの話をしよう~目指すべき幸福と道徳と経済学~

私は世界史・歴史などは苦手で、恥ずかしながら学生時代に勉強した内容もほとんど覚えていません。
しかし、そういう分野にもたまには触れておきたいですね。
アダム・スミスと言えば『国富論』。経済学の話だったと記憶していますが、アダム・スミスは経済学者である前に、「道徳観」や「人間の生き方」を 研究した哲学者だったとのこと。
10分くらいで一度サクっと速読しましたが、イチローのエピソードが出てきたり、問いと答えのようなかき方がされているなど、読みやすくする工夫がされているようです。3.11以降、多くの人が「幸せ」や「生き方」を問い直しています。 そんな現代の日本に大きなヒントを与えてくれるスミスの哲学を ぜひ多くの方に紹介したい、そんな想いで書きました。
(中略)
本書は、グラフや数式を使った経済学理論の本ではありません。 スミスが何十年にも渡って考えた経済哲学、 生き方の哲学が、凝縮された本当に大事なメッセージです。 「なぜ経済発展が必要なのか?」 「人として『正しく』生きるには?」 「人間が幸せに生きるためには?」 そんな、人間が幸せに生きるために必要なヒントが詰まっています。Amazonより
まとめ
気になる本はありましたか?
先日はこんな記事で本を紹介しました。
2011年に読んだ本150冊の中で最も影響を受けた10冊+α #10book2011
今年はどんな本に出会えるのか。楽しみです。
ちなみにこれまで気になる未読本として以下を紹介しています。
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/12/24版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/11/23版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/10/26版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/09/24版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/08/26版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/07/29版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/06/26版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/05/30版)
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今日のひとこと
偶然、土日連続で「会議」関連の勉強会。
最高の会議とは何だろう?
- [2012/01/27 10:00]
- オススメの本 |
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