これならできる!人を引きつける魅力を身につけるためにまずやりたい6つのこと

D・カーネギーの古典的名著『人を動かす』はもう古い?!
本『人を引きつけ、人を動かす きらりと輝く人になるコミュニケーション・テクニック70 』のアマゾンでの紹介文にはこうあります。
人生における成功の85%はコミュニケーション能力によって決まる。D・カーネギーの古典的名著『人を動かす』を現代に合わせて刷新。人間関係を円滑にし、仕事と人生を成功に導く実践的スキル。
あなたの知っている著名なカリスマ経営者たちも、生まれながらにカリスマだったわけではなく、コミュニケーションについて学んできたはずです。
今日は本書から、「人を引きつけ、人を動かす人」になる、一番カンタンな6つの方法を紹介します。
1. 理想の状態を心の中でリハーサルする
弱々しい態度を見せてしまっては、人を引きつけたり、人を動かすことはできません。
難しい状況に向かう場合は、事前に心の中でリハーサルすると良いでしょう。
以前、イメージ・リハーサルを活用するという話を紹介しました。
事前に心の中で経験していれば、いざ本番というときも、ひるまず堂々と振る舞うことができるというわけです。脳は「想像」と「現実」の区別を付けられない
(中略)
何かをイメージするということは、脳にとって現実に体験していることと同じなのです。本『手にとるようにNLPがわかる本 』 P.32
2. しっかり目を見つめる
「目ヂカラ」というのを感じたことがありませんか?
正直、あまりにキツいと不快に感じることもあるかもしれませんが(苦笑)、それでも相手の自信や勢いを感じるでしょう。
自分に自信がなかったり、緊張しているときは、つい相手から目をそらしてしまいがちです。
しかし、相手の心を視線で仕留めるつもりで、「くっつく視線」を意識してみましょう。
堂々と、自信を持った印象を相手に与えることができます。
3. そわそわしない
私は以前、プレゼンのあとに友人から「話しながら体が揺れている」と指摘されました。
極端を言えば、こうした無意識の動きのせいで、信頼を失っているかもしれません。
どっしり構え、堂々としているほうが一目置かれるでしょう。
自分の話し方を動画撮影してみたり、他人から指摘してもらうことで、自分がそわそわしていないかチェックしてみるのがオススメです。
「むだな動き」をしないことはエレガントにつながります。
4. 自己紹介では「職業+α」
自己紹介で、あなたは職業をどのように伝えていますか?
次の会話につながるような「+α」を加えるように工夫してみましょう。
たとえば、「自動車メーカーで働いています」とだけ言うよりも、「自動車メーカーで働いています。あの車のドアは、私が設計に関わったんですよ」と言ったほうが、会話が盛り上がりますね。
また、相手にベネフィット(利益)のある内容を盛り込めば、さらに関心を持ってもらえますね。
たとえば、こんなものが考えられるでしょうか。
「住宅メーカーで営業をしています。もし機会があれば、お友達価格で見積させていただきます(笑)」
「SEしています。パソコン大好きなので、友人がわからないことがあるとすぐ電話してきます(笑)。◯◯さんもお気軽に電話ください。仕事抜きで、パソコン周りの問題解決することが大好きなんです」
「自己紹介」について、いつもアドリブではなく、ある程度「型」を用意しておきたいですね。
5. スクランブルセラピー
いつもと違う活動を意識して行うことを本書では「スクランブルセラピー」というようです。
たとえば月1回、行ったことのない場所へ行くと決めるくらいなら、かなり気軽にできますね。
これにより、自分のワクが広がり、話題豊富になれるでしょう。
モテるオヤジが話上手なのは、「経験豊富」だからです。
これは小僧にはマネできません。
仕事ができる人は素晴らしいですが、仕事の話しかできない人はつまらないですね。
魅力ある人は、様々な話の引き出しを持っているもの。
いつもと同じ、で満足しないということを意識するのは面倒なようで、しかしワクワクする人生を送るコツと言えそうです。
6. ホメ言葉の伝書バトになる
第三者を褒める話を聞いたときに、「へぇ、そうなんだぁ~」で済ませてしまうことが多くありませんか?誰かがほめられているのを耳にしたら、そこで終わりにしないこと。
(中略)
みんなのほめ言葉に耳を澄まそう。同僚のカールが別の同僚サムをほめるのを聞いたら、サムに伝えよう。「サム、この間カールが君のことをほめていたよ」と。
(中略)
嬉しい知らせを運んでくる人は誰だって歓迎する。第三者のほめ言葉を伝えると、その言葉と同じくらい、あなたもありがたがられる。
上の引用を読めば、いままでもったいないことをしてきたな、と思いますね。
「AさんがBさんのこと◯◯だとほめてたよ」と伝えてあげれば、ほめられたBさんはとても喜ぶはずですし、Aさんにとっても良いでしょう。
さらに伝えた人も良い印象を持ってもらえるというのだから、Win-Win-Winですね。
自分が誰かを直接褒めるのではなく、第三者に対して褒めるのも有効です。
まとめ

本『人を引きつけ、人を動かす きらりと輝く人になるコミュニケーション・テクニック70 』は、コミュニケーションの教科書のような本です。
著者は、ウォルト・ディズニーなどでも実践的スキルを伝授している「コミュニケーションの世界的エキスパート」。販売員、講演者、宗教家、演技者、アスリートなど様々なプロを観察し、「プロ中のプロ」のテクニックをまとめたのが本書なのだそうです。
私たちが実際の仕事や生活の中で実践しやすいよう工夫して書かれているのも本書の特徴です。
上司・部下に慕われたい方、仕事で成功したい方、恋愛をうまく進めたい方などコミュニケーション能力を高めたい方は、ぜひ読んでみてください。
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『「知識」と「思考」をはっきりと分け、「知識」を「思考」にどう活用するか、ということを学ばないと、「知識を蓄えるだけ、覚えるだけ」になってしまう。そうなったら「考える力」はどんどん減退してしまいます』 http://t.co/nlCv2vSH #meigen
- [2011/12/26 20:22]
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