【全10冊】現在気になっている未読本(2011/12/24版)

今月も、現在気になっている本(未読)を紹介します。
みなさんも年末年始に一冊、いかがですか?
- その本読んだけど良かったよ!
- イマイチだったよ!
- そのテーマならこっちの本のほうがオススメ!
エクセレントな仕事人になれ!

ほぼ読み終えましたが、これはかなり良いですね。
41のキーワード、163のアドバイスからなる、独創性とエクセレンスを信条とするビジネス人生論の集大成。
一冊持っておきたい。
近々あらためて紹介しますが、内容が多すぎるので、小出しにしていこうかな?笑
残念な会議の救出法

先日名古屋ライフハック研究会Vol.15 ファシリテーションハック!で痛感したのは、会議はやりかたを知るだけでずいぶん変わりそうだ、ということ。
会議が変われば会社も変わる。本書にそのヒントがありそうです。
第1章 ダラダラしないために―段取りの技術
第2章 会議の効果を上げる―資料作成の技術
第3章 演説・非難・沈黙を撃退―仕切りの技術
第4章 ベストな結論を出す―議論の技術
第5章 アクションを明確にする―確認の技術
付録 演習問題
藤田晋の成長論

以前から気になっていましたがいまだ読めていない一冊。
多くの学びと刺激が得られそうですね。何が成長のために必要なのか、何が成長を妨げるのか。
成長を継続・加速させたい人だけでなく、成長の鈍化を危惧している人にも役立つ50のメッセージ。
第1章 成長を続けるためには(「すべて自分の責任」と覚悟し、言い訳しない
「結果がすべて」の心構えこそ大事 ほか)
第2章 コミュニケーション力を高めるには(“正論”を振りかざさない
あえて空気を読まない応用力を持つ ほか)
第3章 折れない心を作るには(正しい方法で“初心”に立ち返る
悩み続けないために、明確な“軸”を持つ ほか)
第4章 アイデアを実現するには(どんな会議にも主体的に参加する
相手を熟知し、時を見計らう ほか)
第5章 本物のリーダーになるには(最大の役割は方向性の絞り込み
“しごき”は時代遅れ。褒めて伸ばす ほか)
ダイアローグスマート

名古屋ライフハック研究会Vol.14「本+!→ 変化」で紹介してもらった本。
途中まで読みました。
副題は「肝心なときに本音で話し合える対話の技術」。
私は本音で話しすぎて失敗するタイプ(汗)。ダイアローグ(会話)がもっとうまくなりたいですね。
第1章 緊迫した会話とは何か、それがなぜ重要か
第2章 会話の達人になる―ダイアローグの驚くべき力
第3章 自分から始める―欲しいものに集中する
第4章 状況を見る―安心の揺らぎに気づく
第5章 安心させる―何でも話せるようにする
第6章 ストーリーを創る―感情に流されずにダイアローグを続ける
第7章 プロセスを告げる―摩擦を起こさずに説得する
第8章 プロセスを引き出す―激怒する相手、だんまりを決め込む相手から聴き出す
第9章 行動につなぐ―緊迫した会話を行動と結果に結びつける
第10章 全てをまとめる―準備と学習のツール
第11章 難しいケースの実践的アドバイス
第12章 人生を変える―着想を習慣化する
グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

これは意外な組み合わせ。
グレイトフルデッドというバンドから、マーケティングを学ぶというもの。
と糸井重里さんに言われれば、気になりますね。ビートルズよりストーンズより儲けてしまったバンドの秘密。
それはフリーでシェアでラヴ&ピースな、21世紀のビジネスモデル。
彼らはそれをやっていた。 糸井重里(まえがきにかえて)
序章 「グレイトフル・デッドのライブほど素晴らしいものはない」
PART ONE THE BAND バンド
1章 ユニークなビジネスモデルをつくろう
2章 忘れられない名前をつけよう
3章 バラエティに富んだチームを作ろう
4章 ありのままの自分でいよう
5章 「実験」を繰り返す
6章 新しい技術を取り入れよう
7章 新しいカテゴリーを作ってしまおう
PART TWO THE FANS ファン
8章 変わり者でいいじゃないか
9章 ファンを「冒険の旅」に連れ出そう
10章 最前列の席はファンにあげよう
11章 ファンを増やそう
PART THREE THE BUSINESS ビジネス
12章 中間業者を排除しよう
13章 コンテンツを無料で提供しよう
14章 広まりやすくしよう
15章 フリーから有料のプレミアムへアップグレードしてもらおう
16章 ブランドの管理をゆるくしよう
17章 個人事業者と手を組もう
18章 社会に恩返しをしよう
19章 自分が本当に好きなことをやろう
本書の発刊に寄せて ビル・ウォルトン
訳者あとがき
アイデアの99%

帯にあの佐藤可士和さんのこの言葉。
グサっときました。「実現しないアイデアはアイデアとは呼ばない。単なる妄想だ」
ちなみに田坂広志さんの『企画力 「共感の物語」を伝える技術と心得 』には、実行されない企画書は紙くずだ、とも。
この『アイデアの99%』は、アイデアの実行面にフォーカスした本。
ぜひ学びたいと思います。
序章 アイデアを形にできないのはなぜだろう
第1章 整理力(整理力の大切さに気づく
アクション・メソッド―仕事も人生も行動志向に変える
優先順位をつける―エネルギーを正しく配分する
実行力―ボールを前にころがし続ける
精神力を高める―集中を持続する)
第2章 仲間力(周囲の力を借りる
コミュニティにアイデアを広める)
第3章 統率力(「働く見返り」を見直す
チームの雰囲気を上げる
クリエイティブチームを育てる
自己統率力を引き上げる)
仕事は楽しいかね?

某ブログの中の人がゴリ押しされていますね。
既に手に入れましたが、目次を見ると、たしかに良さそうです。
第1章 仕事は楽しいかね?
第2章 人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが〈何度も〉繰り返されていくのだよ。
第3章 試してみることに失敗はない
第4章 明日は今日と違う自分になる、だよ。
第5章 これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのがね。
第6章 必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。
第7章 目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないということだよ。
第8章 きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。
第9章 あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。
第10章 それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。
第11章 もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?
第12章 覚えておいてくれ。「試すことは簡単だが、変えるのは難しい」ということを。
第13章 新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。
第14章 きみが「試すこと」に喜びを見い出してくれるといいな。
書くことが思いつかない人のための文章教室

パソコンやEメールの普及により、手書きの文章を書くことは減りました。
しかし、「文章」の重要度はより増した気がします。
ビジネスシーンでも、以前は会って意思決定するのがあたり前だったものが、メールで済ませることが多くなりました。
ブログやツイッター、Facebookがあたりまえの時代になりました。
私たちはもっと「文章」を書けるようになっておいたほうが良いでしょう。
以前、この記事に対して
【ブロガー必読】「目のつけどころが良い!」と言われる文章を書くための6つの方法
「ブログに書くことがないなら書かなければいい」と批判を受けましたが、私はそうは思いません。
ビジネスでも、なんとかアイデアをひねり出さなければいけない、ということは頻繁にあります。
その訓練になると考えます。
目次:
■ネタは実際に見て、聞いて、体験したことの中にある
■まずは書くことを箇条書きで羅列し、番号を振ってみる
■「思う」「考える」「感じる」を減らせば文章は引き締まる
■句読点「、」「。」の打ち方、助詞「は」「が」「も」の使い分け方
■文章に行き詰まったとき、どうするか?
■書く順は「現在→過去→未来」でいい
キラークエスチョン

同じ著者の『非属の才能がとても良かったので、こちらも気になっているところ。
著者は漫画家ですが、チベットの高僧から歌舞伎町のホストにいたるまで、非常に多くの人々にインタビューしているそうで、そのノウハウがここにありそうです。
目次:
出会って1分、何を聞いたらいい?「その服、どこで買ったんですか?」
武装解除からはじめよう「しんどいですよ…そっちはどうですか?」
相手との共通項の見つけ方「昨夜はちゃんと眠れました?」
会話という遊びを楽しもう「最強の野球チームを作るなら、いつの時代の誰を選びますか?」
わずかな勇気が人生に大きな差を生む「これは読んでおけ、と言える本を教えてください」
相手を主人公にする質問「あなたにとっての映画のベストスリーは?」
恋愛に進む会話と、その場で終わる会話「あなたのお母さんはどんな人?」
たちまち相手が幸せになれる質問「今までに言われていちばん嬉しかったひと言は?」
教授もヤクザもおばあちゃんも、恋の話なら盛り上がる「どんな恋愛がしたいですか?」
「好き」は会話の起爆剤「人生で出会った、いちばん魅力的な人は誰ですか?」
〔ほか〕
iPhone Photographic Method

iPhone写真家である三井公一さんのメソッドをまとめた本。
iPhoneで写真を撮ると、簡単に加工できるため誰でも素敵な写真を撮ることができます。
しかし、写真大好きな私からすると「もうちょっとだけ工夫したらもっと良くなるのに」と思える写真を見かけることも(って偉そうですが)。
本書を読めば、あなたの撮る写真が変わるかもしれません。
私ももっとうまくなりたいです。
目次:
都市を撮る
自然を撮る
スナップを撮る
人物を撮る
食べ物を撮る
室内を撮る
夜景を撮る
旅を撮る
生き物を撮る
小物を撮る〔ほか〕
まとめ
気になる本はありましたか?
年末年始、のんびり読書もしたいところです。
今年は意識して例年より多く本を読んでいます。
数が多ければいいというわけではありませんが、うまく読んでいれば必要なときに本の知識が思い出され、それを活かすことで知識が知恵に変わっていると感じます。
読んでも何もアクションせずにすっかり忘れてしまう、ということだけは避けたいですね。
ちなみにこれまで気になる未読本として以下を紹介しています。
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/11/23版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/10/26版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/09/24版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/08/26版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/07/29版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/06/26版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/05/30版)
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今日の名言
「仕事ができる社員は、悲観的に準備して、楽観的に考えます」 本『仕事ができる社員、できない社員』 http://t.co/UCdYdvDa仕事ができる社員は、悲観的に準備して、楽観的に考えます#meigen
- [2011/12/24 12:29]
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