これはすぐ真似しよう!Evernoteに入れておきたい4つのこと ~本『新時代のワークスタイル クラウド「超」活用術』

サラリーマンでありながら、本を書き、ブログを書き、シゴタノ!に連載を持ち、東京ライフハック研究会を主催し…と大活躍の@beck1240さん。
彼の本『新時代のワークスタイル クラウド「超」活用術 』には、
- EVERNOTE
- Googleカレンダー
- Toodledo
- Dropbox
- GoodReader
- iPhone
ここでは、彼がEvernoteに入れているという4つのことに絞り、私の考えと合わせてまとめてみました。
1. いつかやりたいことを集めた『WISHリスト』
@beck1240さんは、『WISHリスト』つまりやりたいこと・行きたい場所などのリストをEvernoteにつくっているそうです。
やりたいことを書きだせというのは様々な本で言われていますが、Evernoteに書きだすのもイイですね。


頻繁にEvernoteを目にする人なら、Wishリストのノートブックがあれば、時々見る気になるでしょう。
私はというと、iPhoneアプリ『domo todo+』 に「WISH」タグでリストをつくっています。

「いつかやりたいこと」にも日付をつけ、Googleカレンダーに同期するためです。
これは、以下の3つの考え方の影響です。
(1) ワタミ渡邉 美樹さんの『夢に日付を!』の考え方。
(2) 本『仕事をためこまない人になる5つの習慣 』に、「いつかやりたいこと」を忘れないために、いずれまた目に触れるよう
とあったこと。必ず無理矢理でも「いつかやりたいこと」を「カレンダー」に入れて予定としています
(3) 以前紹介した佐々木かをりさんの考え方、
「やるべきことは時間枠内に書く。時間枠の中が行動する時間だから、そこに書けばできる」から、ToDoリストなどはカレンダー上に持つことが大切と知ったこと。
どんな方法でも良いですが、ウィッシュリストを書いてみると、実現がグっと近づきそうです。
2. 時々読み返したい『心構え・心得ノートブック』
このように、ときどき読み返して意識したいことをEvernoteに入れ、すぐアクセスできるようにしておくとよいですね。心構えリストとは、「システムエンジニアが心がけるべき7つの習慣」のように、意識すべき事柄や行動すべき事柄が書かれたリストを指します。インターネットから拾ってきたものもあれば、自分の価値観を整理してリスト化したものもあります。
たとえばコミュニケーションについて改善したいと思っていたら、以下の記事を心構えノートブックへ入れて定期的に読み返してみてはどうでしょう。
- 【チェック】「また会いたい」と思われる人とあなたの6つの違い
- 相手を納得させる話し方の7つの秘密 ~『なぜあの人の話に納得してしまうのか』中谷彰宏 著
- 誰からも「気がきく」と言われる人の7つの秘密
- 【チェック】あなたのその「言い方」が人を傷つける
- なぜかみんなに好かれるあの人の6つの秘密 ~本『人たらしの流儀』より
- 軽く扱われないための7つの話し方
- 17世紀の賢人に学ぶ!ツイッターコミュニケーション術 ~本『バルタザール・グラシアンの賢人の知恵 』
個人的に、ここでのポイントは「読み返すための仕組みづくり」だと思います。
ネットで見かけて「いいな」と思ってEvernoteに取り込んでいても、結局読み返すことがなければ意味がありません。
@beck1240さんのように『心構え・心得ノートブック』に入れておけば、タグよりは目立って良さそうです。
が、さらにそこを定期的に見るようにiPhoneのリマインダーなどを設定しておくと良いかもしれません。
余談ですが、Evernoteに「ノートブックの内容を定期的にメール送付してくれる機能があればいいなーとか思ったり。
3. 繰り返し作業をまとめておく『チェックリスト』
これを作っておくと便利です。私たちが日常の中で繰り返し行う可能性がある行動をチェックリスト化しておくことで、2回目以降スムーズに対応できるようになります。身近な例としては、旅行にいくための「持ち物チェックリスト」や「手続きチェックリスト」等が挙げられます。こういったことを都度思い出しながら対応していると、準備の負荷が高くなり漏れが発生してしまう恐れもあります。
- 旅行の持ち物リスト
- 飲み会幹事がやることリスト
- 仕事の成果物を提出する前のチェックリスト
- ネットで服を買うとき用のサイズリスト(着丈、肩幅、など)
ほかに何リストがあると便利ですか?
4. 名刺画像をEvernoteに入れる
名刺画像をEvernoteに入れておくと、思いのほか画像内の文字が検索に引っかかってくれて便利です。
@beck1240さんは、
- iPhoneアプリ『WorldCard Mobile』で名刺を写真に撮り
- そのアプリで名刺の文字データをiPhoneのアドレス帳に登録
- iPhoneアプリ『PictShare』で名刺画像をEvernoteへ登録
- Evernoteの名刺ノートに、その人に関する情報を追記


私も名刺画像をEvernoteへ入れていましたが、ドキュメントスキャナーでスキャンしていました。

しかし、iPhone3GSから4Sに変えてカメラが高画質になったので、iPhoneで写真を撮れば充分ですね。
そのほうが早いです。
また@beck1240さんのように、iPhoneのアドレス帳に名刺のデータを入れておいたほうが実際に活用できる気がしました。
これを機に、無料版しか入れていなかった『WorldCard Mobile』を有料版にしてみましたよ。
名刺データがEvernoteにあるだけでは、サクっと名刺情報を活用できませんからね。
やや気になるのは、名刺データの二重管理になり、手間が増える気がすること。
そう思えば、Evernoteに入れた名刺画像はバックアップだと割り切り、上記4の手順は省略でも良いかもしれませんね。
私はiPhoneの連絡帳のメモ欄に色々と入力しています。
iPhoneアプリ『連絡先+』なら、検索で連絡帳のメモ欄の情報もヒットしますよ。

まとめ

本書に、こうあります。
そう、ここにあるのは著者@beck1240さんが試行錯誤してたどり着いた方法。本書では、「クラウドやiPhoneをどう仕事に活用していくか?」という切り口で、これまで自分が試行錯誤してきた、「上手いやり方」をまとめました。その内容は相変わらず泥臭くスマートさに欠けるものかもしれませんが、少なくとも机上の空論ではなく、実際に仕事やプライベートな活動の中で使われているものとなります。
@beck1240さんにとって現時点で最高の方法であることは間違いありません。
同じことを実現したければ、ゼロからあちこちで情報を集めるよりも本書の真似をすれば早いですね!
とても助かります。
ただ気を付けたいのは、真似ても自分に合うとは限らないということ。
たとえば、私はライフハック界隈で流行りのToodledoやNozbeを使っていません。
流行っているツールだからといって、自分に合うとは限らないのです。
しかし本書にも書いてありますが、@beck1240さんが紹介するツールやその使い方だけでなく、そのメンタルモデル(考え方)を読み取っておくと、あなたにとって本書の価値が高まるでしょう。
そして、本書の335ページというヴォリューム。
クラウドやiPhoneに詳しくない人なら、あまりの情報量に面食らうかもしれません(笑)。
「部分的に真似できればいいや」くらいの軽い気持ちで読むとよいでしょう。
これだけ多くのことが書かれていれば、少なくとも1つは自分の行動に活かすことができるはず。
あなたはどれを実践しますか?
目次:
●CHAPTER1 クラウドで実践するビジネスパーソンの情報武装●CHAPTER2 情報を「いつでも、どこでも」クラウドに収集するテクニック
●CHAPTER3 クラウドの「セルフマネジメントシステム」を使いこなす
●CHAPTER4 クラウドの「情報マネジメントシステム」を使いこなす
●CHAPTER5 クラウド&iPhoneでアウトプットを活性化する
●CHAPTER6 クラウド&iPhoneによるライフログとその活用
次はどれを読みますか?




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今日の名言
『「愛情を受けるに値しない人」に愛情を注げば、魔法が起きる』 本『賢者の言葉』 http://t.co/NgWkFhtm #meigen
- [2011/11/24 07:00]
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