自分ブランドを高めるために『人間力』を磨く4つの方法 ~本『「話し方」ひとつで、人生はでっかく変わる!』

あなたは自己プロデュースとして、どんなことをしていますか?
自己プロデュース、セルフブランディングということがよく言われるようになりました。
個人で仕事をしている人はもちろん、会社員であっても、「自分」のブランドを高めることは人生を豊かにするために大切なことです。
自己プロデュースというと、いかに自分をよく見せるか、大きく見せるか、というところに意識を向けがちです。
しかし、本『「話し方」ひとつで、人生はでっかく変わる! 』の著者、中村文昭さんは、自己プロデュースとは人間力の磨き方だ、と言います。

つまり、自分の魅力をどれだけ高められるか、それこそが自己プロデュースだというのです。
今日は、本書から学ぶことができる人間力の磨き方を4つ、紹介します。
1. 話を聞くには『す・な・おの法則』
先日、「気が合う」と思ってもらうためには「話を聞く」という話を紹介しました。
人間力というのは、「自分はこんなにすごいんだぜ」とただただアピールしまくるのとは違います。
話の上手い人は、聞き上手。
話の聞き方に人間力があらわれるのです。
話を聞くには、とにかく素直に聞くことが大切です。
このときに使えるのが、す・な・おの法則。
す: 「すばらしいですね」
な: 「なるほど」
お: 「おもしろいですね」
あら探ししたり、アドヴァイスを考えたりするのではなく、まずは素直に聞きましょう。
「聞く」といえばこんな本も。

2. 「何のために」をいつも意識
著者のお子さんは空手を習っているそうです。
お子さんはしっかりその目的を意識していて、「家をあけることの多い父親に代わって、母親を守るため」なのだとか。
空手ですから痛い・辛いなど大変なこともあるようですが、「何のために」が明確だから、くじけず続けられるのです。
また、自分の行動の目的をいつも「何のために?」と確認してみると、自分がどんな人間かがわかってきます。
それが、自分の人間力を磨くことにつながっていくでしょう。
3. 頼まれごとは試されごと
著者は、師匠の教え「頼まれごとは試されごと」を意識し続けてきたそうです。
頼まれたことはとにかくやってみる。
返報性のルールというのを以前紹介しましたが、損得抜きに頼まれごとを引き受ければ、いずれ自分に返ってくるものです。
しかし、ただ引き受けるだけではなく、「あ、私のことを試していますね?」と考え、相手の期待を超える結果を出すのです。
元Apple日本法人社長で、現在日本マクドナルド会長の原田さんは以前こうおっしゃっていました。「独自のことを考える。お客さんの期待を超える。これがAppleで学んだこと」
言われたとおり・期待通りのことをするのは大切です。
しかし、相手の期待を超えることで、魅力を感じてもらえるのです。
4. 人間力は家庭で磨く
人間力を磨くために、職場や勉強会などで多くの人とコミュニケーションを持たなければいけないような気がしてしまいます。
しかし著者は、人間力を磨くトレーニングは家庭でするのが一番だと言います。
家族に好かれていない人が、外で人間力を発揮できるでしょうか。
つい家族への対応がテキトウになってしまったり、グチをこぼしてばかりということありませんか?
身近にいる「家族」は、最高のトレーニング相手です。
それで家庭がうまくいっていればストレスも減り、外でさらに人間力を発揮できるでしょう。
まとめ

映像も音楽も資料も使わず、マイク1本だけで年間300回の講演活動を続けている著者。
その魅力は彼の「話し方」にあるといいます。
本書は著者の「話し方」の秘密を解き明かしたものなのですが、そのおいしい部分はあえてここでは紹介しません。
私がポイントだけを説明してしまっては、薄っぺらいものになってしまいそうだからです。
ぜひ、本書を手にとって、読んでみてください。オススメです。
話し方の「スキル」についての本ですが、本書を読めば、まるで著者の中村文昭さんの講演を聞いているよう。
彼の人間力・魅力に引きこまれていくでしょう。
ぜひ会ってお話を伺いたいと感じました。
次はどれを読みますか?




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「勉強するというのはらせん階段のイメージだと思うんです。やはり最初からすべてをやろうと完璧主義になるのではなくて、例えば2時間くらいで全体を見渡してしまう。それが終わったら、今度は少し丁寧に全てを見ていくという繰り返し」 http://t.co/FgdPomoU #meigen
- [2011/10/27 19:00]
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