【全10冊】現在気になっている未読本(2011/10/26版)

今月も、現在気になっている本(未読)を紹介します。
読書の秋。みなさんの読んでみたい本はあるでしょうか。
- 読んだけど良かったよ!
- イマイチだったよ!
- そのテーマならこっちもオススメ!
減速思考

Googleで調べればたいていの情報は手に入る時代。クラウド時代を生き抜くためのスロー・シンキング(減速思考)のすすめ。スマートフォン、iPadなどのモニター画面を長くのぞき込むことが日常化し、デジタル機器が人の知性に確実に影響を及ぼしている。デジタルの弊害は多くの人が生活のなかで実感しているところだが、本書ではそれらに対する具体的な処方箋として、あえて意図的に減速することを示し、デジタルの利便性を生かしつつ、斬新な発想を生み出す方法を提案する。
そのせいで自分で考える機会が減っているのは問題だと齋藤孝さんも著書でおっしゃっています。
私はデジタル大好き人間である一方で、「マインドマップ」という『頭の使い方』がこれからの時代に必要だと感じ、普及活動をしています。
「減速思考 デジタル時代を賢く生き抜く知恵 」の著者は、情報の摂取量を減らして、時間をかけて深く思考することを提案しているようです。
選ばれる人になる34の習慣

アマゾンのレビューの評価が高すぎるのはかなりあやしいですが(笑)、たしかに気になる本です。人生は、毎日がオーディション!
――あなたは、「いい仕事」に選ばれていますか?
どんな企業でも、常に「明日のスター社員」を求めて、社内でオーディションが行なわれています。
いわゆる「いい仕事」は、選ばれた人だけが手に入れることができるのです。
我々ひとりでは生きていけません。
大学にも会社にも、選ばれて入りましたよね。
自分の思う人生を生きるために、社内でも社外でも「選ばれる」ことが大切と考えれば、本書から学ぶことは多そうです。
ちなみに、また会いたいと思ってもらえるのはこんな人だそうです。
カレンダーおもしろ活用術

本当におもしろいのか、ぜひ読んでみたいです。
110ものワザが載っているというから、使えるものが1つはありそうです。
目次:
序章 カレンダー活用の基本
第1部 仕事力アップのカレンダー活用術
第1章 習慣力・継続力アップの活用法
第2章 段取り力アップの活用法
第3章 目標達成力アップの活用法
第4章 チーム力アップの活用法
第5章 ビジネス感度アップの活用法
第2部 プライベートライフが楽しくなるカレンダー活用術
第6章 家計簿として使う
第7章 家族の行動計画として使う
第8章 趣味を充実させるために使う
第9章 健康管理に使う
第3部 Webカレンダーの活用術
第10章 Webカレンダーを使いこなす
自分を広告する技術

ツイッターやフェイスブックの流行によってなのか、パーソナルブランディングという言葉がよく使われるようになりました。この本は、20~30代の若いビジネスマンが、ビジネスで「抜け出せる」「違いを生める」「結果を出せる」には、どのように「自分を広告」していけばいい か、そのノウハウを最先端の広告事例を参考にしながら、分かりやすく伝えていく本です。読み進めていけば、世界の有名広告事例を楽しみながら、「自分とい う商品」をどう売り込んでいけばいいかが身につけられます。
ふつうの会社員でも、社内外で自分を売り込む必要がありますよね。
広告から自分の売り込み方を学ぶというのは興味深いです。
自分を売り込むなら、以下もご参考に。
パブリックスピーキング

スピーチライターの方が書いたというからとても興味深いです。なぜ、アップルの故ジョブズのプレゼンはあんなに説得力があったのか? なぜ、アメリカ大統領のオバマの演説はあんなにカッコイイのか?
「論理的に説明する技術」だけでは説明できない、パブリックスピーキング(プレゼンや演説など)で人を動かすための秘密を徹底解説。
プレゼン、スピーチ、講義をどう作っていいかわからない初心者から、ジョブズのように説得力のあるプレゼンをしたいリーダーまで、人前で話す機会のあるすべての人に必携の書。
先日紹介した本『30代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則 』に、「人前で話せるスキルをみにつければよかった」という後悔が紹介されています。
「人前で話す機会なんてないよ」という方は実は、「人前で話す能力がない」からチャンスが巡ってきていないのかもしれません。
我々はあとで後悔しないために、本書から学び取って実践したいですね。
思考ツールの教科書

わかりやすく、思考法を説明されている本のようです。世の中には思考を手助けするツールはたくさんあります。
しかし、使ってはみたけれど、役に立っていないと感じている人が多いのも事実。
そこで本書は、これら思考ツールやコンセプト図、さらにはビジネスで用いるグラフを、どのように活用すれば、実際に思考が広がったり、深まったりして、自分の考えがまとまっていくかを、たった4つのステップでわかりやすく解説します。
頭を使うことをもっと意識し、そのパターンをいくつも持っておきたいものです。
本書が気になる方はぜひ以下もチェックしてみてください。
- 【チェック】あなたの言語能力は?我々にとって最重要の「言語的知性」をブログで高める方法
- 【チェック】最高の結果を出す!あなたの議論力を向上させる方法
- 【チェック】失敗は怖くない!あなたの「失敗から学ぶ力」
- 分析の本質は比較すること
- 社会人ならおさえておきたい『アナロジー思考』
“司法試験流” 知的生産術 2011年9月 (仕事学のすすめ)

NHK「仕事学のすすめ」のテキスト。最短最速の学習法とは?
司法試験のカリスマ講師として知られる伊藤真さんに、ビジネスパーソンが活用できる知的生産のノウハウを聞く。短時間で本質をつかむ学習法から、日々の能率をあげる時間管理術、さらにはスランプに陥ったときのセルフコントロール法まで、目からウロコのアイデアが続々登場!Amazonより
ムックなので安く、100ページ程度ですが、かなり興味深い内容です。
コクヨの1分間プレゼンテーション

100人の前で、とか、60分、などの大げさな(?)プレゼンのチャンスはなかなかないかもしれません。オフィス文具や家具の企業として知名度の高い、コクヨグループ。そのコクヨファニチャー株式会社で実際に行われているプレゼン研修が「1分間プレゼンテーション」です。
アイデア商品を数多く出し続けるコクヨだからこそ語れる、プレゼンテーションの秘訣とノウハウが満載。プレゼンがいまひとつうまくいかなければ、ぜひ本書を参考に「1分間プレゼンテーション」を練習し、習得してみてください!
ところが、1分程度、他人に向かって話すことは意外とあるものです。
しかし「1分」というのは意外と長いのです。
社内研修で行われている内容ということなら、会社員の我々にも「使える」内容が多くありそうです。
プレゼンについては以前こんな記事を書きました。
- 【動画有】プレゼンの達人ガー・レイノルズ氏から学んだ『シンプルプレゼン』術
- スティーブ・ジョブズの魂を自分にインストールする方法
- 学校で教えてくれない「分かりやすい説明」の3つのルール
- 最強のプレゼン!テレビショッピングに学ぶ5つの鉄則
- 心を打つプレゼンのストーリーをつくるワザ【TAPS】で、ブログ継続法を提案してみた
センスいいね!と言われる人の思考術

「センス」というと、なにか元からもっている才能のように思ってしまいますが、本書の紹介には「センスは天性ではなく思考技術です」とあります。この本でご紹介するのは、「センス」を発揮し、人生を愉しく充実させるための処世術です。
デザイナーたち独特の考え方を解明し、どなたでも感性を向上させ、
ファッション、ワークスタイル、インテリア、交際術に役立てていただけます。
世界最高峰のデザイン賞アメリカID賞最優秀賞を受賞した著者の本ではありますが、デザインの話ばかりではないようです。
目次:
PROLOGUE みんな最初はセンスがなかった――
第1章 なぜ人生にセンスが必要なのか?
第2章 センスを高める思考法
第3章 センスよく自分をデザインする
第4章 実践:センスを鍛えるスケッチ思考
第5章 人生のセンスを高める審美眼の磨き方
EPILOGUE あなたは、もうすでにセンスアップしています
自分の言葉で語る技術

自分の話の中でことわざや名言を使えば、その権威を借りることができ、説得力が増すと以前紹介しました。日常生活の中で、話したり文章を書いたりという機会は数多くあります。
たとえば、打ち合わせ、電話、メール、ブログやSNS、企画書、プレゼン、
報連相、謝罪、スピーチ……などなど。
しかし多くの場合、ネットで調べた定型文で済ませたり、
誰かと同じようなことを同じような言葉で「コピペ」しがちです。
この本では、「脱コピペ」をキーワードに、自分の言いたいことに説得力を持たせる、
人から注目してもらえる、言いたいことを伝えるための書き方と話し方のコツを
全58項目で述べていきます。
誰もがグッとくる自分の言葉を生み出すにはどうすればいいのか……?
身近な例でわかりやすく解説します。
しかし逆に、借り物の言葉ばかりでは、中身が空っぽの人間と思われてしまいそうです。
個人的には、体験を語るのが一番説得力があるのかなと思います。
本書には他にどんなことが書いてあるのか、とても気になります。
まとめ
やはり、選ぶ本は偏るものですね(笑)。
今月は、
- 思考
- 話し方、伝え方
ある程度1ジャンルの本を読み込んだら、もういいだろうと思っていたのですが、このジャンルは深いですね。
ただ、同じジャンルの本を読んでいると似たことが書いてあることが多くあります。
そうなると、速く読むことができ、またそこが重要ポイントであることもわかってきます。
とにかく読んで満足せず実践して身につけ、次のジャンルの読書へ移りたいものです。
そうそう、この二冊も気になってます。
電子書籍で買おうかなぁ…。


ちなみにこれまで気になる未読本として以下を紹介しています。
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/09/24版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/08/26版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/07/29版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/06/26版)
- 【全10冊】現在気になっている未読本(2011/05/30版)
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今日の名言
「会議を成果あるものにするには会議の冒頭に会議の目的と果たすべき貢献を明らかにしなければならない。そして会議の目的に沿って進めなければならない。目的のある会議を誰もが勝手にアイデアを言い合う懇談の場としてはならない」 http://t.co/3sHWFxNp #meigen
- [2011/10/26 21:01]
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