ツイッター&フェイスブック時代の『コミュニケーションHACKS!』

コミュニケーションというのは、ここで完成!とか、これで完璧!というものがありません。生きていく上で一番大切なものは、コミュニケーションです。なぜなら、生活も仕事も人間関係の上に成り立っており、その人間関係はコミュニケーションの積み重ねで成り立っているからです。
コミュニケーションHACKS! P.1
ですから、生きていればずっと必要であり、またずっと追い続けるテーマかもしれません。
特にここ数年では、ツイッターやFacebookの登場により、コミュニケーションの状況が変わりました。
今、我々も変わる必要があるのです。
そのヒントが、本『コミュニケーションHACKS!』にあります。
パソコン1台とコミュニケーション力で1億円稼いだ著者が教えてくれるコミュニケーション術を、以下に3つだけ紹介します。
ツイッター、フェイスブックの使い分けで『つながる』
日本でもツイッター、フェイスブックがどんどん普及しています。
しかし私の周りでも「よくわからない」「なんのためにやるの」という方もいらっしゃいます。
これについて、著者はとてもわかりやすくその使い分けを教えてくれています。
ツイッターは、知り合いでなくてもこちらから一方的にフォローしたり話しかけることができます。ツイッターは距離を縮めるために使う。
フェイスブックは関係を深めるために使う。
たとえば、なでしこジャパンの選手に直接応援メッセージを投げかけることも自由にできるし、いつも読んでいるブログの管理人さんにブログの感想をつぶやくこともできます。
会ったことのない人とでもコミュニケーションを取りやすく、距離が縮まるのです。
私も、お会いしたこともないのにツイッター上でよく知っている方がたくさんいます。
それがキッカケでお会いすることになるということもよくありますよ。
一方、フェイスブックは実名登録のため、よりリアルに近いコミュニケーションになります。
みなさんは、せっかく何かでお会いした方とそれっきり…、という経験、ありませんか?
一度お会いした方とフェイスブックでつながれば、その後もとても気軽にコミュニケーションができ、関係を深めることができるのです。
もともとよく知っている人でも、普段なかなか会えないなんてことがあります。
フェイスブックで普段から交流していれば、まるで頻繁に会っているかのように感じるのです。
『いいね!』は口べたな人への救世主
フェイスブックの「いいね!」ボタンは、本当に素晴らしい「発明」です。
誰かのコメントに対し、特にこれといってコメントすることはなくても、「いいね!」ボタンを押せば、
っという意思表示ができるのです。あなたのコメントを読んだよ!
たったそれだけで、相手は嬉しいものです。
お互いの存在を確認し合える、そこに「コミュニケーション」があります。
難しい話や、気の利いたコメントができなくても、「いいね!」ボタンを押せば良いのです。
六次の隔たり効果を活用して夢を『叶える』
六次の隔たりというのは、6人介せば誰とでもつながる、ということです。
たとえば、あなたの知り合いの、その知り合いの…と6人介せば、オバマ大統領とだってつながる可能性があるのです。
そこで、あなたの
- やりたいこと
- 実現したいこと
- 助けてほしいこと
他人に言い続けていれば、きっと良いパートナーにつながるというわけです。
特に今はツイッターやフェイスブックなどで多くの人とつながりやすい時代。
これを利用しない理由はありません。
っという場合は、苦手な部分や困ったことを他人に頼めば良いのです。「こんなことやってみたいけど…自分には○○が足らないからなぁ…」
これについては、著者がたった10万円でギリシャへ行き14日間取材した話に本当に感心しました。
「できない」と諦めるのではなく、「できる方法を考える」。
そんな著者のエピソードを、ぜひ読んでみてください。
そうそう、この本にもこんなことが書かれています。
人に何かを頼むことを恐れ過ぎて、断られる前から諦めてしまっている
成功の9ステップ P.352
まとめ

インターネットの普及で現代人にはコミュニケーション能力が欠如しているという人がいますが、私はそうは思いません。
ネットがあるからこそつながることができている人間関係も、とても多いのです。
しかしもちろん、インターネットはあくまでツール。
人と人とのリアルなコミュニケーションの補助ツールとして、どんどん活用していきたいところです。
実際の本書には、もっと詳しいツイッターやフェイスブックの使い方はもちろん、「コミュニケーション」とはちょっと外れて
- 便利なWebサービスやiPadアプリなどの紹介
- クラウドサービス(Dropbox、Sugar Sync、Zumo Drive)の使い分け法
- 著者の付箋10枚の読書術
ちなみに著者の中村さんは、本書の印税を全額寄付するそうですよ。
素晴らしい!
目次:
Part1 LIFE HACKS! 編
Chapter1 始めるHACKS! [道具としてのソーシャルメディア入門]
Chapter2 繋がるHACKS! [人生を最高に楽しむソーシャルメディア活用術]
Chapter3 叶えるHACKS! [やりたいことが実現するソーシャルコミュニケーション術]
Part2 BUSINESS HACKS! 編
Chapter4 使えるHACKS! [24時間を効率的に生きるソーシャルメディア活用術]
Chapter5 集めるHACKS! [人脈と情報を手に入れるソーシャルコミュニケーション術]
Chapter6 稼げるHACKS! [絶対に成果が出るソーシャルメディア/コミュニケーション]
次はどれを読みますか?



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管理人のつぶやき
『今までに人生で受け取ったものに感謝しましょう(過去)。今、人生で受け取っているものに感謝しましょう(現在)。将来欲しいものをまるで受け取ったかのように感謝しましょう(未来)。』 「ザ・パワー」 http://t.co/sk4BzMb #meigen
- [2011/09/07 21:29]
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