あなたには才能がある!自分だけの才能を見つけるための考え方

上記のような内容に当てはまることに、悪い印象を持つ方が多いかもしれません。おめでとうございます。
- 「空気が読めない奴」と言われたことのあるあなた
- まわりから浮いているあなた
- 「こんな世の中おかしい」と感じているあなた
- 本当は行列なんかに並びたくないと思っているあなた
- のけ者になったことのあるあなた
あなたには"非属の才能"があります。非属の才能 P.1
しかし、本『非属の才能』の著者は、これは才能であると言います。
「みんな一緒がいい」というくだらない考えを捨て、自分だけの才能を見つけ、伸ばしてみませんか?
以下のような考え方をしてみましょう。
1. 同調せず協調する
同調せずに、協調しましょう、ということです。「これが正解」「これがふつう」「これがあたりまえ」「これが常識」という同調を、教師は毎日これでもかというほど生徒に押し付けてくる。やっかいなのは、それが生徒のためだと教師たちが本気で信じ込んでいることだ。完全に協調と同調を混同してしまっている。(中略)協調はしても同調してはいけないのだ。P.32
同調、つまり相手の意見に賛成して魂を売る必要はないわけです。
しかし、
これは気を付けたいところです。同調しないのはいいが、協調もしないような人間は、猫くらいしか話し相手がいなくなってしまうP.211
では、どうしたらいいのか。
この感覚が大切です。群れずにつながる。
P.240
2. 「みんなと同じ」では使い捨てられる
「みんなと同じにしなさい」という同調圧力は恐ろしい。逆らえば、自分以外はみんな敵になってしまうかもしれない。しかも、本人のためだと思い込み、「指導してあげている」つもりのバカもいる。P.244
お子さんのいる方。
お子さんにみんなと同じにするように強制していませんか?
それは実は、
になってしまうかもしれません。自分の子供の背中に「私は凡人」というタグを貼りつけているのと同じことP.61
こう言われると、おそろしくなります。ずっとまわりに合わせて生きてきた人間には、主張すべき「自分」というものがない。もちろん、「これが人と違う私だけの才能です」と胸を張ることにできるような才能もない。そんな人は、斬新な発想や独創性が決定的にものを言ういまの時代に、「使われるだけのパーツ」以上の働きは望まれないだろう。要するに、「才能のない人間」として消耗されてしまうのだ。P.9
本『「新しい働き方」ができる人の時代 』を読んでみても、言われたことだけやっていれば良い、という働き方は終わったと感じます。
企画のプロもこうおっしゃっています。
自分の考えや意見を持ち、行動することが求められるのです。言われたことだけをこなしていても、「この人に頼んで良かった」には、絶対になりません
「極端」こそわが命とおっしゃっている社長さんもいますね。
3. 「興味ない」は禁句
もしあなたが自分に才能がないと思っているとしたら、あなたには才能がないのではなく、見つけてないだけかもしれません。自分を凡人だと決めつけ、身動きがとれないと嘆く人は、いったいどのくらいのことを試したのだろうか?僕が出会った非属の才能の持ち主の多くが、「とにかくなんでもやってみろ」とアドバイスしてくれたが、それは、自分がまだ気づいていないなんらかの才能に出会う可能性を広げることでもある。P.167
「興味ない」は禁句です。
このひと言が、人生をつまらなくしてしまいます。
知人がハマっていることに理解ができなくても、とにかく試しにやってみる。
あえて今まで興味を持たなかったことにチャレンジしてみる。
そんなことから、新しい可能性が生まれるかもしれません。
4. 新しいことに挑戦する時は他人の意見を聞かない
新しいことに挑戦するときは不安になるものです。
しかし、注意が必要です。
他人の意見を聞けば、「それは危険だ、やめておけ」「ムリだ」などと、無難な道へ引きずり戻されるからです。新しいことに挑戦する際、心得ておくべきことがもう一つある。それは、他人の意見を聞き入れてはいけない、ということだ。P.148
自分がやりたい!と思ったら、その直感を信じて突き進みましょう。
あの「ウォークマン」も、ソニーの技術者は「スピーカーのないテープレコーダーなんて売れない」と大反対した企画。
しかし、ソニー盛田会長が「どうしても作れ」と、計画を進めたのだそうです。
その結果が、あの大ヒットなのです。
失敗を恐れず、もっともっと挑戦していくことが大切ですね。
5. 「知っている」とうぬぼれない
実際にはやったことがなく情報として知っているだけなのに、「あーー知ってる知ってる」と決めつけてしまうことはありませんか?
「知っている」と決めつけた瞬間、新しい可能性が消えてしまいます。博学な人ほど「自分はまだ何も知らない」と言っていた。中途半端な若者ほど、「自分は何でも知っている」という顔をしているP.216
たとえば私は、iPadについてはかなり詳しいと思い込んでいました。
ところが、本『iPadバカ』を読んでみたところ、知らなかったことがいくつもあってビックリ。
意外とこういうことって、ありそうですね。
6. 他人に利益をもたらす変わり者になる
単なる変わり者というだけでは、下手をすると周りから煙たがられます。その人の「変わっている部分」がみんなに喜びを与えたり、なんらかの利益をもたらしたりすることで、みんなはその非属の変わり者を歓迎するようになるP.210
おれはこんなに変わってるんだぜ!と周りに押し付けてきたり、逆に「なんでわかってくれないんだよ!これは俺の個性だろ!」などというのも、それで周りから喜ばれることはないでしょう。自分のなかにある非属の才能をみんなのためにわかりやすく翻訳したり、調理したりすることが、幸福な人生を送るためには必須なのだ。嫌われる変人はここで怠けている。P.234
TVなどで大活躍のさかなクンは、確かに変わり者です。
しかし、それを押し付けません。
みんなに魚の素晴らしさ、魅力をうまく伝えるなどして、多くの人に利益をもたらしています。
だから、あんなに変わっていても、敵はいないのです。
まとめ
考えてみれば、成功者の多くは周りに変人扱いされていたというエピソードを持っていますね。
周りが反対しても自分を貫く。ムラの掟と場の空気を最優先し、とりあえず無難に生きた人間が歴史を変えることなどあり得ない。P.43
そんな強さこそが、「非属の才能」なのかもしれません。
先日読んだ本『ジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップ 』にも通じるものを感じました。

本書『非属の才能』からは以前も、こんな話を紹介しました。
読みやすい本ですが、とても考えさせられる内容。
また読み返したい良書です。
ぜひみなさんも読んでみてください。
目次:
第1章 誰のなかにも「プチ佳祐」がいる
第2章 ブルース・リーになる試験はない
第3章 定置網にかかった人生でいいのか?
第4章 「変わり者」が群れを動かす
第5章 非属の扉をこじ開ける方法
第6章 独創性は孤立が作る
第7章 和をもって属さず
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管理人のつぶやき
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- [2011/08/23 18:00]
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