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学校で教えてくれない「分かりやすい説明」の3つのルール  はてなブックマーク - 学校で教えてくれない「分かりやすい説明」の3つのルール

学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール (光文社新書)

「分かりやすい説明」に必要なものは、話術でも文章力でもプレゼンスキルでもない!

学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール


あなたの話は、聞く人にとってわかりやすいでしょうか。


私は会社に入社したての頃、上司から3D設計の研修を受けました。

そのときに、私が上司に何度も質問したせいで

「おまえもわからんやつだなぁ!!」

と怒られ、とてもくやしかった覚えがあります。

しかしその後、社外研修を受講したところ、あっさり内容が理解できたのです。


たしかに私の理解力に問題があったのでしょう。

しかし、伝え方次第で相手の理解度がずいぶん違うものだとそのとき感じました。


自分の話を理解してもらえずイライラし、聞き手のせいにしてしまうこと、ありませんか?

今日は本「学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール」から、3つだけ紹介します。




1. 比ゆが良いとは限らない

以前

メタファーを使うと、わかりやすいだけでなく、インパクトがあるうえに、「なるほど!」と思わせることができます。

と紹介しました。

しかしこれは、元の話を「わかった気」になっただけというのが著者の主張です。


たしかに、「わかった」のは、
  • 元の話の内容
ではなく、
  • 元の話とメタファーとのつながり
だけなのかもしれません。

そう、比ゆによって、「わかった気」になっただけ、ということがあるのです。


逆に講師のテクニックとして、相手を「わかった気」にさせ満足度を上げるために、比ゆ表現を多用する方も多いですね。

個人的にはそれを否定するつもりはなく、むしろ頭の回転の速さや準備の周到さに感心します。

しかし一方で、自分が聞き手の時には、著者の言う「わかった気になっただけ」とならないよう、気をつけたほうがよいでしょう。


では、わかりやすく話すためにどうしたらよいでしょうか。

それには、比ゆではなく、具体例を使うのです。

「たとえば、…」と言って具体例を示すこともあるので間違えそうですが、比ゆと具体例は違います

このブログは、「◯◯をもっとうまくやる方法」を集めたブログです。

に続けると、

(比ゆ): 
ライフハックのレシピ集です。

(具体例): 
たとえば、以下のような記事があります。

ずいぶん違いますね。



2. 一度で理解できるとは限らない

「だからこの前言っただろ!!」

なんて説教を周りで聞くことがあります。

これは、もちろん聞く側に落ち度があったかもしれませんが、伝える側にも落ち度があるのです。

そもそも、一度で相手が理解できると思うのが問題です。

目的は、相手に話を理解してもらい、行動してもらうこと。

だとすれば、それを達成できるまで何度でも伝えるべきなのです。


プレゼンなどでも同様。

最初に説明のあった内容を、数十分後にサラっと持ちだしても、すっかり忘れられていることはあるのです。

理解されている前提で話すと、その後の話もますます理解してもらえなくなります。

ちょっとひと言、内容を再確認する説明を加えるだけで、相手の理解度はずいぶん上がるでしょう。



3. 余談がお得とは限らない

話し手の立場にたつと、話しながら別の関連情報を思い出し、「これも教えてあげたいな」などとついつい余談を話してしまいます。

それが聞き手の特になることもあるかもしれませんが、基本的には余談は余談です。

それのせいで、大事な話がわかりにくくなってしまう可能性があります。


自分のエゴで話したいことを優先させるのではなく、相手の理解しやすいように話す姿勢が大切ですね。



まとめ

本書は、世にある他の話し方本やプレゼン本に書かれていること、また我々の勘違いを次々と否定していく、刺激的な内容です。

しかしそれを

「今まで思ってたのは違ったのか!知ることができて良かった!」

と思う人もいれば、逆に

「否定ばかりして不快だ」

と思う人もいるかもしれません。


とはいえ、この記事で紹介したように、ごもっとも、という話が多く、勉強になりました。

あなたの説明力がどうなのか、チェックしてみるのに良い一冊かもしれません。

目次:
第1章 あなたの説明を分かりづらくする3つの原因
第2章 こんなアドバイスはいらない!
第3章 勘違いをなくそう!
第4章 意識と表現はこう変えよう!
第5章 表現の練習をしよう!
第6章 説明力をさらにアップさせよう!
第7章 聞き手の世界観を体感しよう!
第8章 「頭の柔軟体操」をしよう!
第9章 最終試験




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管理人のつぶやき

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コメント

伝えるって相手がわかることが前提

とてもわかりやすい書評をありがとうございます。
伝えることと、伝わることって違うんですよね。
教員にこそ、この本読んで欲しいですね。
私は生徒たちに伝えるときに、伝わるようにと意識していますが、なかなか一時間やそこらで伝わりきることは難しいので、大事なことは何度も言います。
そして、比喩の内容もとてもわかりやすかったです。 私は比喩か苦手なので、なかなか使いませんが…○○の宝石箱やぁ!の言葉が瞬間的に出てきましたね笑
と、とにかく、これは子育てにも言えること、プライベートにも言えること、仕事、ブログ、全てに使えますね!
ぜひ、読んでみます。
ありがとうございます。

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