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誰でもできる!相手を動かす6つの会話術  はてなブックマーク - 誰でもできる!相手を動かす6つの会話術

相手を動かす会話術 すごい!コツ60

「あの人とまた話をしたい」「あの人と仕事がしたい」と思われる。
そういう人こそ、相手を本当に動かせる人だ。

相手を動かす会話術 すごい!コツ60

あなたは、周りの方々からこんなふうに思われているでしょうか。

この手の本が本当にたくさん出ていることを見ると、いかにコミュニケーションが大事か、またそのコミュニケーションに困っている人が多いのか、がわかりますね。

今日は本書から、上記のように相手が動きたくなる6つの会話術を紹介します。




1. 「はじめのひと言」を決めておく

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会話の印象を大きく左右するものは何か。それは何といっても「はじめのひと言」だ。これを「初頭効果」といい、このひと言で、あなたの発言の"価値"が大きく変わる。

P.14
はじめのひと言が重要であるにもかかわらず、あまりそれを意識できていないことは多いのではないでしょうか。

話し始めてから徐々にエンジンがかかるという方もいるでしょう。

しかし、はじめのひと言が弱々しかったり、自信無さ気だと、相手はその印象をそのまま引きずってしまうのです。


そこで、「はじめのひと言」をあらかじめ決めておくとよいでしょう。

そうすれば、焦ったり緊張したりせず、ズバっと自信を持って言うことができます。


プレゼンでも、ビジネスや勉強会などでの自己紹介でも、合コンでも(?)同様です。



2. 質問を投げかけ、自分で答える
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伝えたいことを強調したいとき、どうしていますか?

大きな声で言うとか、大きなジェスチャーをするとかいう方法もありますが、質問を投げかけ、自分で答えるという方法も使えます。

「わが社にとって一番大切なことは、信用を高めることです」

と言うよりも、

「今、わが社で一番大切なことは何でしょうか? …そうです。信用を高めることです」

という具合に。

言いたいことが強調され、相手の心にグっと伝わる言い方ですね。



3. あえてデメリットを明確にする

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意見やアイデアなどを伝えるとき、良いことばかりを伝えると、相手はあらを探そうとします

それなら、あらかじめこちらからデメリットを明確にしてしまえば良いのです。

そのうえで、それを上回るメリットを提示できれば、相手はわざわざそれ以上のデメリットを探すことをしないでしょう。



4. 選ばせる

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これは以前「対比の法則」として紹介したものに似ています。

カーディーラーの営業マンが

「もし乗るとしたら、どの色を選びますか?」

というテクニックです。

これにより、

「どの色がいいかなぁ~」

と選んでいる時点で、購入に前向きなアクションを起こしてしまっているのです。

あとの話を進めやすくなっているでしょう。



5. 依頼事項を小さくする

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大きなことを頼むと、どうしても断られたり、嫌がられることがあるでしょう。

これを避けるために、こんな方法があります。

大きな要求を小さく分割し、「それなら応じられると思わせる。

P.119
ライフハック心理学の佐々木さんは著書の中で、自分のタスクを小分けすると、具体的なアクションがイメージしやすく、手を付け始めやすいとおっしゃっています。

同様に、他人へ依頼するタスクについても、小さく分割すれば良いのです。

「絶対に受け入れられる」くらいにハードルを下げた要求をくり返して、大きな要求を通したらいい。

P.120
小さく分割したタスクを順にお願いしていけば、結果的に大きなタスクを1つお願いしたと同じことになるというわけです。



6. 熱意で感情に訴えかける

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「熱意」はときとして、スキルや経験を超越する。

P.40
以前も書きましたが、情熱をあらわすことに欠けていると、うまく話をまとめても伝わらないことがあります。

熱意で、相手の感情に訴えかけましょう。

結局、本気で相手に伝えたいかどうかなのです。


以前紹介した、論理やデータよりも「自信」が大事だ、という話も大切ですね。



まとめ

本書には、
  • 相手に気持ちよく動いてもらう会話術
の中に、著者曰く

相手の心を操作する“ブラック”な心理手法

が含まれています。

が、ブラックと言うにはやや物足りないレベル、さらには著者は心理学者でも何でもないようです。

とはいえ、全体的には相手と良好な関係を作る事を意識した、かなりまともな内容だと思います。


本書を読んで、自分の言動が相手に対して良い影響を与えているのか確認するとともに、自分にとって新しい内容があれば、どんどん実践するとよいでしょう。

目次:

はじめに……どんな相手も気持ちよく動かす「心理会話術」!

1章 知ると知らないでは大違い!
   初対面で心をつかむシンプルだけど強力な方法

2章 聞きながら「相手を動かす」!
   本心を見抜く「質問」の技術

3章「ひと言」から始まる心理戦
   相手がつい「イエス」と答えてしまう会話のカギ

4章 ビジネスでも、プライベートでも……
   相手を思い通りに動かす「心理会話術」

5章「わかりやすく」話すのはこんなに簡単!
  「説得力100倍アップの即効テクニック

おわりに……20代、30代で伸びる人は皆、「会話術」の勉強に余念がない!




次はどれを読みますか?

なぜあの人からつい「買ってしまう」のか 軽く扱われない話し方誰からも「気がきく」と言われる45の習慣

 


関連リンク




管理人のつぶやき

『人間の可能性を妨げる要因として、アメリカの心理学者A.H.マズローは次の六項目を挙げています。①いたずらに安定を求める気持ち②辛いことを避けようとする態度③現状維持の気持ち④勇気の欠如⑤本能的欲求の抑制⑥成長への意欲の欠如』 http://amzn.to/lZo32gless than a minute ago via bitly Favorite Retweet Reply





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