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あなたは本当にそれを自分で選びましたか?  はてなブックマーク - あなたは本当にそれを自分で選びましたか?

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最近あなたが買ったものは、あなたが選んで買いましたか?

答えが「イエス」だった人も、実は本当の意味では自分で選んでいないかもしれません。




思考停止していないか?

本「非属の才能」には、
  • 行列ができている店に並ぶ
  • テレビで紹介されていたから買う
というのは、「買わされている」ということだと書かれており、これを「人生の定置網」と呼んでいます。

消費社会である現代には、そういった定置網がそこらじゅうに仕掛けられている。
オリコンチャートを見てみんなが買うCDを買い、ベストセラーの棚だけを見て本を選び、テレビで紹介されたお店に行列して、クリスマスにはブランド物をプレゼントし、婚約指輪には給料の三ヶ月分をはたく…。

P.78
「みんながそうだから」という理由でモノを選ぶことが実は多いということに気づきます。


それが必ずしも悪い、とは思いません。

自分で時間をかけて悩んで選ぶより「効率」は良いのかもしれません。

しかし、ランキング外、TVで紹介されていないお店に、自分好みのものがあるかもしれないということを忘れてはいけないでしょう。

あなたはみんなと同じ、とは限らないのです。

「これを買え」
「これを食え」
「ここへ行け」
「これを見ろ」
「みんなはそうしているみたいだ」
「もう間に合わなくなりますよ」

思考停止の群れは見事に網へと追い込まれ、行列を作る

P.79

こう言われると、なんだか怖くなりますね。

我々はいつのまにかメディアにコントロールされ、言いなりになっているのかもしれません。

そういえば、博報堂ケトル クリエイティブディレクターの嶋浩一郎さんは、「グーグルの50ページめの店にいこう」という運動(?)をしているそうです。



他人の意見を聞くべきか?

とはいえ、他人の意見を聞かない、という意味ではありません。

実際本書には、

人から話を聞くことは、「新しい体験」に出会う最高の近道だと思っている

P.156
とあります。

私も、信頼のおける人からの情報は素直に、ありがたく受け入れるようにしています。

ただ、

「こうすればオイシイ思いができる」という立場の人たちが「どうでもいい」と思っている人たちをコントロール

P.107
しているという点に、気をつけたいということです。

お店やメディアなどからの情報は、そちら側の「意図」によって「作られた」情報であることを忘れないほうが良いでしょう。



まとめ

自分の感性や自分の意見でモノを選ぼう、という自戒を込めてこのエントリーを書きました。


ここで紹介した本「非属の才能」は、とても考えさせられる内容。

とてもおもしろい本なので、また紹介するつもりですが、それは私がそう思ったというだけ。


私が良いと思っても、みなさんが良いと思うとは限りません。

みなさんの意志で、読むか読まないか、決めれば良いと思います(笑)。



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つっこみ力 (ちくま新書 645)誰も教えてくれない人を動かす文章術 (講談社現代新書) しかけ人たちの企画術

 


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管理人のつぶやき

「他人のために何かをすることほど自分に役立つことはありません。自分の心を充実させたかったら、人の心を充実させてあげること、自分が成功したかったら、人の成功を心から望むこと」 『スイッチ・オンの生き方』 http://amzn.to/lZo32g #meigenless than a minute ago via bitly Favorite Retweet Reply





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