【説得力】を増し、【心をつかむ】4つの話し方

本『「また話したい」と思われる人の会話のルール43 』には、「また話したい」と思われる人はこのような人だと書かれています。
そしてそれぞれについて、どうしたらそうなれるかが書かれており、なかなか興味深いです。
- 「存在感」が抜群で、仕事もプライベートも紹介、紹介で次々にチャンスをつかんでいく人
- 「説得力」がある話し方で、いつも納得させてくれる人
- 話が「論理的」で、いつも頭をスッキリさせてくれる人
- 「あたたかい気持ち」で見守ってくれて、いつも元気をくれる人
- 話がわかりやすくて、大きな「学び」をくれる人
- いるだけで安心できて、いつも一緒にいたいと思う人
- どんな相手の心もわしづかみにしてしまう人
今日は本書から特に「説得力」と「心をつかむ」にフォーカスして、4つの話し方を紹介します。
1. 【説得力】 エビマヨトーク
根拠を伝えるのは大切ですね。相手に何かをすすめるとき、あるいは、お願いするとき、「どうしてあなたにすすめるのか」「どうしてあなたに頼むのか」といった「根拠」をしっかりと伝えてあげてください。
(中略)
エビデンス(根拠)を迷わず語るで、「エビマヨトーク」。
時々本を勧められることがありますが、「なぜ私に勧めてくれるのか」がわからないと、あまり読む気にならなかったり、忘れてしまったりします(笑)。
2. 【説得力】 権威を借りる
自分に立派な肩書きがなくても大丈夫。
話に説得力をつけたいときは、権威を「借りる」のです。
たとえば、自分の話に対して「本からの引用」を紹介する。
「松下幸之助さんがこうおっしゃっていました…」っというやつです。
これは話すときはもちろん、ブログなどでも使えますね。
同様に、ことわざや名言も使えますね。
自分の頭や手帳、ブログなどに普段からストックしておくとよいでしょう。
3. 【心をつかむ】 3つの愛(アイ)で相手の心を開く
3つの愛とは、
です。【あいさつ】
【アイコンタクト】
【アイスブレイク】
あいさつには「すごい力」 がありますね。
あいさつがキッカケで結婚したひともいます(笑)
そして意外とアイコンタクトができない人はいるものです。
照れくさい、という場合と、気持ちが入っていない場合があると感じます。
気持ちが入っていないというのはたとえば、部下に話をするときに部下を見ずに話す人。
コンビニで作業をしながら客を見ずに「ありがとうございました~」と言う店員さん。
気をつけたいところです。
アイスブレイクは、個人対個人の場合は雑談などにあたるでしょうか。
全く雑談が苦手であれば、まずは会話の沈黙が訪れた時の「あかさたな」などの型から入るのが良いでしょう。
しかしいずれはもっと雑談力をあげ、自然な雑談で、会話の空間を温めることができると最高ですね。
4. 【心をつかむ】 存在をほめる
人は自分の存在を認めて欲しいものです。
- ほめられる
- 感謝される
よりも、「◯◯してくれてありがとう」
ですね。「Aさんが居てくれて助かった!ありがとう」
まとめ
本書の著者は話し方のプロとして活躍されている方なのだそうで、その経験から本書にいろいろなアドヴァイスが書かれています。
ただ、その説明が正直全体を通して
- エビマヨトーク(エビデンスを迷わず伝える)
- 3つの愛(アイ)
- 「品」には3つの口がある
- 「言葉」を「言刃」にしない
しかし、名づけて覚えてもらうというのはテクニックとして大切ですね。
本書を当然読むだけでは、「また話したい」と思ってもらえることはありません。
書店でパラパラとめくってみて、使えそうなものがあれば実践してみると良いでしょう。
目次:
第1章 「存在感」のある人になろう
第2章 「説得力」のある人になろう
第3章 「論理的」に話す人になろう
第4章 「あたたかいハート」で人を動かせる人になろう
第5章 わかりやすく話せる人になろう
第6章 相手に「安心感」を与える人になろう
第7章 相手の心をつかめる人になろう
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管理人のつぶやき
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- [2011/07/03 13:17]
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