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なぜかみんなに好かれるあの人の6つの秘密 ~本『人たらしの流儀』より  はてなブックマーク - なぜかみんなに好かれるあの人の6つの秘密 ~本『人たらしの流儀』より

人たらしの流儀


本書『人たらしの流儀 』は先日
で紹介してまず読んだ1冊。

「戦後最強の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとった著者の人脈構築と活用法、情報収集法、読書術だと聞けば、これは気になってしまいますね。


本日は本書からまとめた、なぜかみんなに好かれるあの人の6つの秘密を紹介します。




1. 三ヶ月以内に三回会う

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相手とのしっかりとした関係を構築するためには、三ヶ月以内にその人と三回会うようにしましょう。

すると、三年は覚えていてもらえると言います。

これは営業マンなどにはおそらくよく知られているであろう、ザイオンス効果というものですね。

ある対象への好感度は、その対象との接触回数に依存する」というものです。

「時間」ではなく「回数」というのがポイントです。


この時、一回目は気軽にランチ。仕事の話などはせず、まず信頼関係の構築をする。

何かモノを借りる約束をしておくと、次に会うときに「返す」というキッカケができます。



2. 価値交換できる

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上記1でさらに強固な関係を築くポイントは、この三回以内に「共存共栄体制」をつくること。

要するにWin-Winの関係を構築するということですね。


つまり普段から、他人に提供できる価値を自分の中に育てておくことも大切ですね。

自分は特別なスキルなど持っていない、という人は今から身につければそれは素晴らしいですが、実は本人も気づかないようなスキルや情報をいろいろ持っているものです。

たとえば、私は以前音楽業界で働いていたのですが、音楽CDというのは水曜発売が常識です。

いろんなアーティスト、レコード会社ありますが、みな水曜発売なのです。

(そのため火曜日に入荷し店頭に並べるため、CD屋は火曜日が忙しい。輸入盤は除く)

これは業界では当たり前ですが、知らない人も多く、興味を持って他にも色々聞きたい、と思ってもらえることもあります。

あなたも、あなたの業界ならでは・あなたの趣味ならではの情報やスキルを持っているはずです。



3. オウム返しで聞き上手

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話をするとき、人は話を「聞いてもらいたい」ものです。

よく「話し上手は聞き上手」と言われます。

もし、相手を喜ばせるような面白い話を持っていないとしても、うまく相手の話を聞けば、相手に好感を持たれるのです。

あの石田純一さんも以前TVで、女性と話すときは
  • へぇ~
  • そうなんだ!
  • すごいねぇ~
などしか言わない、と話していました(笑)。


話を聞く時のポイントは、「オウム返し」。

相手の言うことを、そのまま返せば良いのです。

A: 音楽CDはどれも水曜発売なんだよ
B: えー!どれも水曜発売なんですか?
A: そうなんだよ~、…


否定されない、また聞いてもらっていると実感できるので、この人と話していると楽しい!と思ってもらえるでしょう。



4. 「教えてください」という姿勢を示す

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上記3同様、聞き上手であるために、「教えてください」という姿勢を示すのも効果があります。

別の本で読みましたが、これは特に
  • 女性→男性
  • 部下→上司
に効果が大きいでしょう。

「しょうがねぇなぁ、教えてやろう!」と、教える側が気持ちよくなってしまうのですね。



5. 非常識力を持つ

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会話の中に「非常識」をもつと、相手の興味を惹きつけます。

失礼な話や下品な話がいいという意味ではありません。


よく「正論」をエラそうに熱く語る人がいますが(私も…)、たいてい聞く側もわかっている内容ですし、おもしろくありません。

それよりも、聞いたことのないようなネタや考え方を話されると、「ん?なんかおもしろいな、もっと聞きたい」となってしまうのです。

これについては、本「つっこみ力」もオススメです。



6. ズルさを隠す

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ここまで読んできて、

「なんかイヤラシイな。裏でそんな事考えてるなんて不誠実、卑怯だ」

などと思う人もいると思います。


そう、インテリジェンス、知性のある人は、ズルさがあります

しかし、それを隠すのがうまいのです。(本書では隠さず公開してくれているわけですが)


よく、売りたいのが見え見えの販売員や営業マンがいますが、ああいうのはインテリジェンスが見られませんね。

逆に、あの人は強引に売りつけたりしないからいいな、とか、あの店員さんとは気が合う・話が合うなぁ、とか。

実はそんな人ほど、色々考えているのです。

しかしプロなら当然。悪いことではありませんよね。片方にしかメリットがなければ問題かもしれませんが。



まとめ

目次:
インテリジェンスとインフォメーションの違い
正しい情報を取るための二つのルール
インテリジェンスとランチ
天に宝を積む
いい本の選び方、いい読み方
インテリジェンス的情報収集術―新聞と嘘
ローンとホノラールと貨幣の品格
人間として失ってはいけない大切な感覚
聞き上手になる
相手についている「見えない値札」を見抜く
小さな嘘で相手を見抜く
異業種交流会は夢への架け橋!?
オウム返し話法とお金の哲学
人脈のメンテナンスと耐エントロピー構造
テクネーとエピステーメー

ここでは本書のタイトル通り「人たらし」にスポットを当てて、その内容を紹介しましたが、実際には読書法情報収集術政治の話など、とても興味深い内容です。

たとえば、著者が1991年のロシアのクーデター未遂事件のときに世界に先駆けてゴルバチョフの生存を日本に知らせた方法など、単純に読み物としても楽しめました。


書店で、この怖そうな顔と「人たらし」のミスマッチに違和感を覚えたら(笑)、ぜひ中身もチェックしてみてください。



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なぜあの人の話に納得してしまうのか[新版] なぜあの人からつい「買ってしまう」のかライフハック心理学 ―心の力で快適に仕事を効率化する方法

 


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管理人のつぶやき

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