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問題の本質に取り組み結果を出すための5つのポイント ~本『イシューからはじめよ』  はてなブックマーク - 問題の本質に取り組み結果を出すための5つのポイント ~本『イシューからはじめよ』

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」


今日紹介するのは、「脳科学学位取得 × マッキンゼー × ヤフー」という素晴らしいキャリアを持つ著者が生み出した究極の問題設定&解決法の本、『イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」』。

表紙(というか帯)には

人生は何かを成し遂げるためにはあまりにも短い。

やるべきことは100分の1になる。

などとあり、なかなか刺激的です。


ここでは本書からまとめた、問題の本質に取り組み「結果」を出すための5つのポイントを紹介します。




1. 悩むのではなく考える

問題が目の前にあるとき、あなたはどうしますか?どうなりますか?

以前似たことを自戒を込めて書いたことがあるのですが、この表現を読んでスッキリしました。

「悩む」=「答えが出ない」という前提のもとに、「考えるフリ」をすること
「考える」=「答えが出る」という前提のもとに、建設的に考えを組み立てること
この2つ、似た顔をしているが実はまったく違うものだ。

P.4
つまり、「悩む」では、答えが出ないまま時間だけが過ぎていくのだ。

そこで著者はこのようにアドヴァイスしてくれている。

「悩んでいると気づいたら、すぐに休め。悩んでいる自分を察知できるようになろう」

P.5



2. まず問題を「解く」のではなく、解くべきか「見極める」

問題はまず「解く」ものと考えがちだが、まずすべきは本当に解くべき問題、すなわちイシューを「見極める」ことだ。

P.45
イシューというのは、「その時その時の局面でケリをつけなければならないこと」「ハッキリさせなければならないこと」、つまり本当のカギになる設問です。

会議などで、どうでも良さそうなことの議論に時間をかけ過ぎることがあります(私も)。

しかし問題を解く前にまず、考えるべきなのです。

一見イシューのように見えても、その局面で答えを出す必要のないもの、答えを出すべきでないものは多い。「イシューらしいもの」が見えるたびに、「本当に今それに答えを出さなくてはならないのか」「本当にそこから答えを出すべきなのか」と立ち返って考える。これで、あとあと「あれは無理してやる必要がなかった」と後悔するようなムダな作業を減らすことができる。

P.60



3. 答えを出せるものに取り組む

どれほどカギとなる問いであっても、「答えを出せないもの」はよいイシューとは言えないのだ。「答えを出せる範囲でもっともインパクトのある問い」こそが意味のあるイシューとなる。

P.72
答えが出せそうにない問題にいくら熱心に取り組んだところで、結果は出ないわけで、それはビジネスとしてはNGです。
(哲学など例外もありますが)

簡単なことにだけ取り組め、という意味ではありませんよ(念のため)。



4. 一次情報を死守する

問題があるとき、それについての情報収集をしますが、「一次情報」にこだわることが大切。

つまり、部下から伝え聞いたとかではなく、実際に現場に足を運ぶとか、実際の物を手に取って見るとか、実際に人に会ってみるとか。

そうしないと、情報が加工されたり変化してしまっている可能性が高いからですね。



5. 情報を集めすぎない

情報収集にかけた努力・手間とその結果得られる情報量にはあるところまでは正の相関があるが、そこを過ぎると途端に新しい取り込みのスピードが鈍ってくる。これが「集めすぎ」だ。大量に時間を投下しても、実効的な情報が比例して増えることはない。

P.84

確かにある情報量までは急速に知恵が湧く。だが、ある量を超すと急速に生み出される知恵が減り、もっとも大切な「自分ならではの視点」がゼロに近づいていく のだ。そう、「知識」の増大は、必ずしも「知恵」の増大にはつながらない。むしろあるレベルを超すと負に働くことを常に念頭におく必要がある。
P.85
これは非常に興味深い内容です。

つまり、情報収集に時間と手間を多くかけ過ぎても「使える情報」や「知恵」が増えるとは限らないということ。


すぐ思いつくのはEvernote

「情報収集」が目的になってしまっていないか?(それが趣味なら否定しませんが)

時間をかけて情報収集・整理をして、実際にその情報を活かして何かを生み出すことができているだろうか?

多くの情報を集めたせいで、大切な情報を見失っていないだろうか?



まとめ

私の頭が弱いのか、ややわかりにくい点もありましたが、本書を読んで良い影響を受けました。

読んでさっそく何かに取り組んだ、ということではないのですが、問題のある局面で

「あ!これだ!今こそ考える時だ!」

と、本書のことを思い出して実践できるようになったのです。


なんといっても上記1、2です。

議論の中で自分とは違う考えに決定しそうなときなども、そちらに決まったところで大きな問題ではなかったり、影響の小さなことは、良い意味であきらめられる(受け入れることができる)ようになりました。

無駄な議論をすることはないと気付いたのです。

無駄に悩むことも減った気がします。


ここではシンプルに紹介しましたが、実際の本にはもっと具体的な問題解決の手法など、良い内容がいくつもありましたので、ぜひチェックしてみてください。



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