【ブロガー必読】「目のつけどころが良い!」と言われる文章を書くための6つの方法

すごい本に出会ってしまいました。私が重視するのは、文章の書き方ではなく、その「内容」のほうです。「内容」とはすなわち、物事をどう捉えたか、発見は何であるか、ということに尽きます。
P.16
『誰も教えてくれない人を動かす文章術』です。
この本、全ブロガー必読です。
ブログを書いていなくても、
- 「視点が鋭いね!」、「目のつけどころがいいね!」と言われたい人
- 「なるほど!」「わかった!」と思ってもらいたい講師や接客業の人
- お客さんにメールや広告を出す営業マン
- 企画やアイデアなど、独自のものをたくさん出したい人
ここでは本書から、「目のつけどころが良い!」と言われる文章を書くための6つの方法をまとめたので紹介します。
1. 凡庸さは恥と心得る
まず大前提として必要なことはこれ。
ありがちな内容、誰でも思いつく内容ではつまらないということです。
ではなぜそれほどまで非凡である必要があるのでしょうか。文章においては、凡庸さは恥です。結果としての凡庸さはある程度しかたがないとしても、せめて「凡庸さは恥」だということをキモに銘じておきたい。
P.184
なかなか独創的なアイデアは浮かばないかもしれません。現代人に求められているものは、他人と違う意見を述べる意識です。当たり前のことを口にしたり、さも意味のあるようなことを述べているようで、実は全く内容のないことを文章で書いたりしているようでは、社会的な評価は得にくい。
P.185
しかし、それで問題ない、みんなと意見がよく合う、などと思っていては評価されないのです。
皆と違う切り口を探す「意識」が大切です。
- 会議などで意見を思いつかない人
- なかなか反対意見が言えない人
- 自分と違う他人の意見を拒否してしまう人
- 簡単なことを難しく言うのが得意な人
2. タイトルは意外なものを組み合わせる
意外な組み合わせといえば、一見、無関係に思える二つの事柄をタイトルに持ってくると、それだけでインパクトがあります。
P.45
みたいなパターンですね。
ブログなどの文章は、読んでもらわなければ、ないのと同じ。
タイトルにインパクトを持たせることは重要ですね。
3. タイトルに「具体的なもの」と「抽象的なもの」を組み合わせる
本書では、
- 「プラダを着た悪魔」
これが
- 「高級ブランドを着た悪魔」
「プラダ」と具体的に表現したところが面白いのです。
たとえば、こんなのはどうでしょう。
「ボーナス返上できるか」ということを、あえて「孫正義」としてみました。
4. 同質のものの間の差異を見つける
独自の視点の見つけ方として、同質のものの間の差異を見つける方法があります。
本書では例として、
- 「AKB48」
- 「モーニング娘。」
ブログでいえば、単純に「比較記事を書く」というのも手です。
たとえばこんな風に。
- 名古屋名物味噌煮込みうどん対決!「山本屋本店」VS「山本屋総本家」
- あなたが読むべきはどっち?! Evernote情報整理術 VS Evernote「超」仕事術
- Dropboxカメラ対決!iPhoneアプリ『Dropbox』 VS 『Dropphox』 VS 『DropCamera』
5. 異質のものから共通点を見つける
上記4の逆。
全然違うと思われるものから、共通点を見つけるのです。
これが一番面白い文章を書けそうな方法ですが、やや難易度高めですね。
しかしこれを見つけることができれば、そのまま「他人とは違う独自の視点」「目の付けどころがいい」となるのです。
たとえば以下の記事では、iPhoneアプリのゲームを無理矢理「学び」とつなげてみました。
このゲームをやって、同じことを考えた人はいないでしょう。
6. 「引用」で「お得感」を出す
まさに、この記事でも引用を紹介しています。
私の言葉で同じ内容を書くのも良いですが、この本にこんなふうに書いてありますよ、という「情報」が「お得感」につながるのですね。
逆に引用ばかりでは主張がなく、その文章の存在価値はあやしくなるので気をつけたいところです。
まとめ
実はここ最近、以前紹介した「楽天Social News」で文章の特訓をしてました。
- ディズニー好きの女性は催眠術にかかりやすいか | 楽天ソーシャルニュース
- 女性の露出はニート心理か? | 楽天ソーシャルニュース
- 小森純と市橋達也被告 | 楽天ソーシャルニュース
- オトコの車は孔雀の羽か | 楽天ソーシャルニュース
- キング・カズは曙になってしまうのか | 楽天ソーシャルニュース
…ん~、まだまだですね。
しかし、ただ元ネタの紹介をするだけではなく、自分の「視点」「切り口」を入れるよう努力したつもりです。
普通のブログでやるよりも、楽天ソーシャルニュースのほうが読んでもらえる可能性が高いうえに、記事レベルや記者レベルという評価がつくので、文章の練習には最適かもしれませんよ。
みなさんもぜひ、この記事や本を読むだけでなく、実践してみてください。
(実はこの記事自体、上記6つを活かしきれてません。反省。)
次はどれを読みますか?



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今日の名言
「自分を過大評価する人は、他人を過小評価する。そして、他人を過小評価する人は、他人を平気で虐げる。 (サミュエル・ジョンソン『説教集』)」 ~ 「座右の銘」が見つかる本 http://amzn.to/kUdZ4m #meigen
- [2011/05/15 23:55]
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