私たちの成長の3ステップ「A.P.A.」 ~「気付きが得られました」はNGワード

先日、毎日情報発信されているある方に
「いつも多くの気付きをいただいています。ありがとうございます」とお礼をしたところ、
「…私は『気付き』という言葉が好きではありません。二度と言わないでくださいね」と注意されてしまいました。
なぜだかわかりますか?
「気付く」だけでは足りない!
そう。おそらく、
「気付くだけで、行動しないんだろ?」と思われてしまったのでしょう。
それにその方は
- 「すごいですね」
- 「刺激うけてます」
- 「気付きが得られました」
ではどうしたらよいのか。
以下の3ステップを踏めば良いでしょう。
1. AHA!
まず、あらゆることに関心を持ちましょう。
いつもと違った視点で見てみましょう。
すると、「なるほど!(AHA!) 」と気付くことがあります。
今まで気づかなかったことに気付くには、様々なことに「なぜ?」と考えてみることが大切。
その疑問自体も「AHA!」でしょう。
他人と違う気付きがあればなお良いですね。
「この映画、クソだな」などと文句を言っている人の横で
「ストーリーはイマイチだけど、あの演出はすごいな!」などと気付く人もいるのです。
「あの場面のセリフ、営業で使えそうだ」
2. PLAN
「気付き」だけで終わらせてはいけません。
- その気付きが何に使えるか
- 自分はそれをどう活かせるか
- いつそれを実行するか
そしてそれを、手帳やパソコンで文字にして見える化するとよいでしょう。
タスクリストやスケジュールに日付入りで追加するのがベスト。
で紹介した、
- 「いつかやること」もとりあえず日付を指定しておく
3. ACT
あとは「実行」するだけ。
しかしこれが重要です。
実行することで、単なる知識だったAHA! が、自分のものに。
それで初めて気付いた意味があったということになるでしょう。
A.P.A. = AHA! → PLAN → ACT
「気付く」というのはすごく大切です。
しかし、勉強会やセミナーに参加したり、読書をして、AHA!だけで終わってはいけません。
A.P.A. を実践しましょう。
本の著者さん、講演者さん、ブログの管理人さんなどに声をかける時も、
「あのお話、すごくよかったです」よりも、
「いろいろ気付きが得られました」
「あのお話にヒントを得て、こんな活動をはじめました」などと言うほうが、きっと相手の印象にも残るでしょう。
「あのお話のおかげでこんなアイデアが浮かびました。やってみます」
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管理人のつぶやき
- [2011/03/23 23:08]
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