手間なく・無くさず・どこからでも閲覧可!『手がきマインドマップ』の管理方法

マインドマップ・アドバイザーのコウスケです。
以前はマインドマップについて、
- 手がき2 : パソコン作成8
- 手がき8 : パソコン作成2
これにより、大量の紙のマインドマップが発生するわけですが、その管理方法がだいたい確立してきましたので紹介します。
こだわり(?)は、
- なるべく手間をかけず
- 場所を取らず
- なくさず
- 必要なものをあとから取り出しやすく
マインドマップは『ニーモシネA4無地』にかく

まず前提として、私は多くのマインドマップをこの『マルマン A4 ノート ニーモシネ 無地 N181』にかきます。
900円程度で70枚、つまり1枚13円近くするので決して安くはありません。
しかし、それ以上に
- 表紙や紙の上質感
- ミシン目で切り取るとA4用紙になる
- 持ち歩きに便利
以前もニーモシネを紹介しましたが、高級感というか、とにかく品がいいんです。

想像してみてください。
他人の前で、安っぽいスケッチブックやノート、クシャクシャの透明袋に入ったA4コピー用紙をとりだしたら…。
その『人』の質まで疑われてしまいそうです。
高いと言ってもたった数百円ですし、ぜひニーモシネを試してみてください。
良いものを持っていると気分もいいですからね。

それから見逃せないのがこれ。
ミシン目でキレイに切り取ってA4用紙になること。
定型サイズというのはとても大切です。
このおかげで、以下のスキャンにつながります。
ドキュメントスキャナで複数枚でも楽々スキャン

マインドマップをかいて切り取ったA4用紙は『Canon imageFORMULA DR-150 』でスキャンしています。
購入時、同クラスの『FUJITSU ScanSnap S1300 』と悩みました。

最終的にはピアノブラック(?)の見た目が美しい、DR-150に。 (比較参考記事)
たくさんの枚数を一気に、たとえば本をまるごとスキャンするような人には『FUJITSU ScanSnap S1500 』が一番人気のようです。

私は大きさと値段の問題でやめました。
これらのドキュメントスキャナーは、複数枚のマインドマップを自動原稿送り装置にセットしてボタンを押すだけでスキャンが始まり、読み取った内容をPDFやJPGデータにしてパソコンへ保存できるので非常に便利です。
私はすぐに表示できるメリットを考え、JPGで保存しています。
しかしこのように便利な自宅用スキャナーにも、弱点があります。
それは、A4より大きな紙をスキャンできないということです。
そこで、以下の方法で解決します。
模造紙・ホワイトボードなど大きなマインドマップはデジカメ

複数人でマインドマップをかくときは、模造紙やホワイトボードを使うことが多いです。
これをデータ化しないのはもったいないですね。
議事録にもなるし、あとで見ると意外な発見があったりします。
しかし、スキャナーでは当然スキャンできません。
そんなときは、デジカメで撮れば充分です。
最近のデジカメは画質がいいので、あとでパソコンで見れば、拡大表示などすれば細かい文字もほぼ完璧に読むことができます。
デジカメがないときはケータイで撮っても良いでしょう。
A3用紙はコンビニで手軽にスキャン
使わない人には意外と知られていませんが、コンビニのコピー機で簡単にスキャンできます。
これで、A3など大きめのサイズもOKです。
はできるようです。
しかし注意しなければいけないのは、データを持ち帰るのにUSBメモリーが必要ということです。
このため私は普段からUSBメモリーを常時持ち歩くようにしています。
こんなUSBメモリーだと普段から持ち歩きやすいですね。

データ化したマインドマップはDropbox、Evernoteへ自動保存


データ化したマインドマップはクラウド上(Dropbox、Evernote)にも自動保存します。
これにより、万が一パソコンが壊れたりしてもデータは残るので安心です。
「自動保存」というのが大切です。手間がかかると続きません。
私の場合はまず、DR-150でスキャンしたデータの保存先フォルダをDropbox用のフォルダに指定してあるので、Dropboxには自動で保存されます。
また、そのフォルダをEvernoteのインポートフォルダに指定しているため、そこに入れたデータはすべて自動でEvernoteに保存されるのです。
クラウドに保存しておくメリットはバックアップだけではありません。
職場などの別のパソコンや、iPhone・iPadからもマインドマップを見ることができるのも大きなメリットです。
Dropboxでは、他のフォルダと同様に扱うことができるのが便利。
そしてEvernoteでは、マインドマップ内の文字も高確率で検索にヒットするので目的のマインドマップを探しやすいですよ。
(余裕があれば検索用ワードをあとで入力します)
(Dropbox、Evernoteの詳しい使い方はGoogleで調べてみてください)
モレスキンのマインドマップはiPhoneで撮影
ニーモシネを持っていないときなどにはモレスキンにマインドマップをかきます。

これはiPhoneで写真に撮り、Dropbox、Evernoteに保存します。
フラットベッドスキャナも持っているのですが、わざわざスキャンするのは面倒です。
iPhoneで写真を撮れば充分見ることはできます。
(ブログなどでの公開用のものはスキャンしますが)
iPhoneアプリは、最近PictShare

これだとなのが便利です。
フツーの携帯なら、メールでDropbox、Evernoteに送って保存するとよいでしょう。
「紙」として必要なもの以外は捨てる
スキャンしたあとの紙のマインドマップですが、私は
- 書き加える可能性のあるもの
- 人に見せる可能性があるもの
これまで1200枚以上のマインドマップをかいてきましたし、全部残していたらキリがないですからね。
それに、多く持っていると必要なものをすぐに取り出すことができません。
まとめ

ドキュメントスキャナー、デジカメ、ケータイなどで簡単に紙のマインドマップをデータ化しておくことをオススメします。
パソコンにだけ保存しておくのでは心もとないので、クラウドにも保存しておくとよいでしょう。
Dropbox、Evernoteの両方に保存する必要があるのか、と思われるかもしれませんが、それぞれにメリットがあるので現状は両方に保存しています。
もしかしたら今後、Dropboxにはあとで見直す可能性の高いもの限定で保存するようになるかもしれません。
もっとうまい方法があればぜひ教えてくださいね。
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管理人のつぶやき
- [2011/03/30 23:51]
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コメント
そうですね!
ありがとうございます!私もマインドマップどうしようかと思ってたんです。そうか。スキャンして、DropboxかEvernoteへ、ですね!もちろん『ニーモシネA4無地』使ってます。でも、ほぼ日カズンにもたくさんマップ描いているので、購入するならフラットベッドスキャナにするかもしれません。今日、さっそく電気屋へ下見に行ってきました~
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