人気ブログを簡単に書く8つのポイント ~話題の本『10分間リーディング』に学ぶ

人気書評ブロガー鹿田尚樹さんの『大事なことはすべて記録しなさい 』に続く2作目、
- 『10分間リーディング 』
が。
普通?の書評は他のブログを読んでみてください。
私はこの本が、実はブログ術として読めると思いました。
そこで今回はその視点で、人気ブログを簡単に書く8つのポイントを紹介します。
『10分間リーディング』とは何か?
簡単です。
10分で1冊全て読む、のではありません。
10分しか読まない、のです。
他は捨てる、ということです。
より具体的な方法が本書には書かれています。
『10分間リーディング』の3つのポイント
目次を読めばわかります。3つを抜粋。
- 第2のタイトルをつけてから読む
- 「Read」よりも「Search」で読む
- この本から得ることは1つと決める
本の頭にカラーページでもやり方のポイントが紹介されています。
つまり、ここだけ読めばだいたいのことがわかるので、この本自体が10分で読めます。

書評ブログに使える8つのポイント
さて、この記事はここが本題。
本書には、書評ブログ記事を作成するのに使えるテクニックが満載です。
著者が紹介しているブログ術に加え、私が本書から気づいてまとめたポイントをあわせて8つ紹介。
1. 本はすべてを読まない

(c) sara|写真素材 PIXTA
『10分間リーディング 』の著者である鹿田さんのブログ「読むが価値」
「この方、ちゃんと本をすべて読んでないでしょ!!!」とw
本書『10分間リーディング 』を読んでわかったのは、著者がホントに本を全部読んでいなかった!ということw
しかし同時に、それが人によってはアリだともわかりました。
書評を書くのに、本を全て読む必要はありません。
本書に書かれているようなポイントだけをサクっと手にいれれば、著者のようにシンプルな書評を書くことができます。
2. タイトルは「私が◯◯するための◯つのポイント」

(c) Ryo.WATANABE|写真素材 PIXTA
本書では、先に紹介したように「第2のタイトルをつけてから読む」というライフハックが紹介されてます。
そのタイトルの付け方がこれ。
「私が◯◯するための◯つのポイント」
ライフハック系?ブログの定番のタイトルの付け方ですね。
こういうタイトルだとなぜか読みたくなるし、またポイントでまとめられていると読み易いというのもあります。
3. 固有名詞や数字を使う

(c) DOHC|写真素材 PIXTA
本書には、固有名詞や数字を探しながら読む、と書かれています。
逆にいうと、これらをブログに使えば、より具体的で説得力が増しますね。
4. 造語やキラーフレーズを作る

(c) Hyde|写真素材 PIXTA
造語やキレの良い印象的なフレーズを使うことで、個性を出したり、メモしてもらえたり、また引用されやすくなりそうです。
本書でも、
- エコリーディング
- 第2タイトル × PE
- 「1キープ、1リリース」のルール
- ブログは「ハンバーガースタイル」で
- 自分だけの教科書
ブログはもちろん、講演やプレゼンなどでも、これを意識すると聞いている人に「良いこと学んだ!」と思わせる、満足度を高める効果がありそうです。
5. あえて英単語を使う

(c) 阿野陽|写真素材 PIXTA
これは上記4のコツでもありますね。
あえて英単語を使うと、なんだかカッコよく、また、読んだ人は何か難しいことを学べた気がしてしまいそうですw
本書では、
- 「Read」よりも「Search」で読む
- Remind
- PE = ポイント、エピソード
例えば、
- 「読む」というより「探す」つもりで読む
- 「Read」よりも「Search」で読む
6. 価格の高い本を紹介する

(c) uccy|写真素材 PIXTA
価格の高い本を紹介すると、読んでブログに書評を書いた人が少ない。
よって、アクセスが多く集まり、自分のブログからその本がよく売れるとのこと。
なるほど。これは気づきませんでした。
7. 誰よりも早く本を紹介する

(c) ボンズ|写真素材 PIXTA
上記6同様、早く紹介すれば競合がいないので、自分のブログから本が売れる可能性が高まるとのこと。
私のように、こうしてのんびり書評を書いていると、既に多くのブロガーに先を越されているわけです(汗
8. あえて逆を言う

(c) flapjack|写真素材 PIXTA
これもブログアクセスを集めるためによく?使われる方法。
アクセスの集まった人気ブログ記事の逆の意見のブログをあえて書くと、こちらにもアクセスが集まります。
本書でも、
- マーカー、付箋は使わない
- スキマ時間に読書しない
これによって、「え?なんでなんで?」と気になるし、印象にも残るのではないでしょうか。
まとめ
著者の鹿田さんが著者となる前に行われたセミナーに参加したことがあるのですが、その時の彼の印象は
- 持っている情報を、聞く側の満足度を高めるように加工して提供するのが上手い
本書『10分間リーディング 』を読んでも、その時の印象と同じです。
同じコンテンツでも、見せ方が違うと『感じる価値』も変わります。
上記すべてが良いかは別として、使えるテクニックではあると思います。
お試しあれ。
ちなみに、『10分間リーディング』を数人で実践している動画がありましたので興味のある方はどうぞ。

関連リンク
- ブログを続けるためのシンプルな方法
- ツイッターで140字書評にチャレンジしてみた
- 小飼弾さんの文書術『書くのではなく、語ることを意識したほうがいい』
- ブログを更新し続ける6つのメリット ~2010年、ブログを始めてみませんか?進化させてみませんか?
- 文籍腹に満つと雖も、一囊銭に如かず
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- [2010/11/08 00:12]
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コメント
参考になりました
こんにちは。いつもブログを楽しみに読ませていただいております。
私も拙いながらも書評ブログを書いておりますが、今回の記事はとても参考になりました。
聞く側の満足度を意識して書くと賛同を得られる記事を書けそうですね。
今度自分が書くときに意識してみます!
私も拙いながらも書評ブログを書いておりますが、今回の記事はとても参考になりました。
聞く側の満足度を意識して書くと賛同を得られる記事を書けそうですね。
今度自分が書くときに意識してみます!
コメントありがとうございます
>yohさん
もちろん、小手先のテクニックで中身が伴わなければダメですが、「見せ方」というのも大事ですよね。
もちろん、小手先のテクニックで中身が伴わなければダメですが、「見せ方」というのも大事ですよね。
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「鹿田尚樹」になるための3つのポイント - 書評 - 10分間リーディング
弱小ブログながらも「ブログで書評書いてます」なんて自分で言ったりしていますと、「沢山読むんですか?」とか「速く読めるんですね」とか言われることがあります。
僕自身は速読法など身につけてなどいませんが、確かに一般的な基準で言えば多くの本を読んでいるので(...
[自己啓発]10分間リーディング VS 苫米地式速読法
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