誰でも簡単にアイデアをたくさん出す方法 (2) ~マインドマップで発散と収束は分けて行う

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誰でも簡単にアイデアをたくさん出す方法 (1) - ライフハックブログKo's Style
の続きです。
アイデア出しのコツとして、発散と収束のプロセスを分けて行うのが良いですね。
これが、マインドマップだととてもうまくできます。
発散と収束を分けて行う
アイデア出しの際は
- 発散
- 収束
どういうことかというと、
- まずは実現可能かなどは無視。数を重視してどんどんアイデアを出す (発散)
- 次に1で出たアイデアを、カテゴライズしたり実現性を考えたりとまとめていく (収束)
1と2を同時にしようとすると、アイデアが広がりません。
たとえば、『本を出版したいがどうすれば出来るのか?』
このテーマでアイデアを出すときに、1と2を同時にしてしまうと、
- まず自分がどんな本が書けるか考える
実現可能なことばかり考えてしまったり、他人にバカにされないように、などと無難なことしか思いつかないからです。
無難なアイデアでは他人と差をつけられません。
しかし、実現性を無視し、頭を柔軟に、まず1だけを行えば、
- 芸能人が出版するケースが多いので、まず著者になる前に芸能人になる!
しかし、これを大事にするために、とにかく紙に書き出しましょう。すると、
- 芸能人になりきって本を書く
- お笑い芸人にお笑いネタを何度も送りつけたらTVなどで話題にしてくれる?→出版につながる?
- 芸能人といえばファンがいる。先にファン(味方)をつければ出版できる?
そして、あれこれ思い切り発散したら、そのあとで収束。
- 出てきた情報を整理・まとめる
- 実現可能か考える
最終的には、実現可能でありながらオリジナリティあるアイデアが生まれるかもしれません。
それなら、1で出した現実味の薄いアイデアも決して無駄ではありませんね。
では、これらをマインドマップでうまくやる方法を紹介します。
発散はミニマインドマップで
どんどん自由な発想でアイデア出しするには、ミニマインドマップが最適です。
ミニマインドマップは、頭に浮かんだキーワードを、中心からブランチ(枝)を伸ばしながら、分類や関連付けなどあまり考えずにどんどん紙の上にかいていく方法です。
- マインドマップのルールに合ってるかな?
- このキーワードはこのブランチにつなげるべき?
- こんなふうにかいていいのかな?
すると、かく前には自分でも想像もつかなかったようなキーワードが紙の上に現れます。
ただし、
- 文章ではなく、キーワードで書く
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誰でも簡単にアイデアをたくさん出す方法 (1) - ライフハックブログKo's Style
で紹介した内容は、実はこの発散にあたる内容です。
ただし、上記記事では
色やイラストをたくさん使う。と書きましたが、次々とアイデア(キーワード)が湧いてくる場合は、とにかくそれをブランチの上にどんどん書きましょう。
つまり、
- ブランチをかいた上に文字だけを(イラスト無しでもOK)
- 色も同じままでOK
- スピード重視で

キーワードがあまり思いつかない場合には、色を使ったり、イラストを描いたりして楽しく、脳をリラックスさせましょう。
これで集中力も増し、どんどんアイデアが紙の上に広がるはずです。
ミニマインドマップは、アイデア出し以外にも、セミナーや講義中、会議中のメモなど、スピード重視の場面で使えます。
ぜひ試してみてくださいね。
収束はフルマインドマップで
今度はミニマインドマップを元に、フルマインドマップをかくことで収束していきます。
つまり、マインドマップを新しくかきなおすんです。
ただし、その前に準備が必要。
先にかいたミニマインドマップに、
- 大切な部分を色付けなどして強調
- キーワードを矢印などで関連付け
これで、自分の中で考えなどが少しまとまったり、新しい発見もあります。
それができたら、いよいよフルマインドマップです。
フルマインドマップとは、7つのルールを守ってかく、本来のマインドマップです。

- 用紙はA4以上で真ん中から描く
- セントラルイメージは3色以上
- ブランチやイラストをカラフルに
- ブランチはなめらかな曲線で
- 1本のブランチには1単語のみ
- なるべく絵を使う
- とにかく楽しんで描く
ミニマインドマップを見ながら、考えをまとめつつ、新しくフルマインドマップをかきます。
このとき、構造化も気にしましょう。
パソコンのフォルダの階層で例えると、関連するキーワード(ファイル)は同じブランチ(フォルダ)からまとめて出すようにします。
新しいキーワードも出てきたり、逆に削除されるブランチやキーワードもあると思います。
もちろん、ルール通り色をカラフルに、そして、イラストをたくさん描きましょう。
これで脳がリラックスし、さらに新たなアイデアが生まれたりします。
こうして完成されたマインドマップには、かく前には考えもしなかったアイデアがまとまっていると思います。
何度も試してみてください。
マインドマップについてわからないことがあれば、以下の本をオススメします。


- 本を読んでもわからない
- 本を読むのがめんどくさい
関連リンク
- 誰でも簡単にアイデアをたくさん出す方法 (1)
- あなたのマインドマップをバージョンアップさせる本 『マインドマップ デザイン思考の仕事術』
- マインドマップに!1本で8色の色鉛筆『Multi8』が便利すぎる
- 【動画】上手い人のワザを盗む!やまもとさをんさんのマインドマップのかき方
- アナログメモでも簡単に検索する方法
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- [2010/11/01 23:12]
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